中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(3)【終わったあとのこと】
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今日は、いきなり予告破りです(笑)
前回、“次回はセックスにまつわる「こんな○○は××だ!」をやります”と予告していましたが、それ以前に肝心なことをいろいろと書き忘れていたことを思い出しまして^^;「こんな○○は××だ!」は、そのあとに、また追ってということで。ごめんなさいですが、よろしくです。
さて、「中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(1)」「中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(2)」では、セックスに至るまでの実践的なことを解説しましたね。
ここで、軽くおさらい+わかっている気になっているひとへセックスの注意事項、そしてセックスを終えたあとのことをお話しておきますね。
さて、まずセックスをするまえのことからね。
①シャワーはいつ浴びるものなの?
これは、わたし自身もセックスを体験するまえに疑問に思っていたのですが、「シャワーってセックスのまえに浴びるものなの? それともあとに??」ってこと。まずもって、これはセックスをどこでするかにもよりますが、
基本的には、セックスをするまえにエチケットとして浴びておきましょう。
もちろん、まえにもあとにも浴びていいのですが、あとの場合、セックスを終えてあまりにも即シャワーにいかれると、ちょっとベッドに残される側としてはわびしいものがありますよね^^;そこは相手を思いやって、しばらく抱き合ってお話でもしてコミュニケーションをしておきたいもの。
またシャワーは、いっしょに浴びて楽しむのもいいですよ^^
②陰毛はセックスのときに邪魔になるの?
たしかに陰毛は、ペニスを膣に挿入する際に、たまに巻き込んでしまって、こすれるように膣内が痛むことがあります。これはデリケートな粘膜でできている膣壁を傷つけてしまう危険性があるので、ちょっと中断。陰毛を手で広げてよけるようにして膣内に巻き込んでしまわないようにしましょう。
また、あまりにもという場合には、陰毛のお手入れ(陰毛カット)をしておくのもいいですね。陰毛カットは、はさみなどで切ってしまうと、ちくちくして、ショーツを通してツンツン出てしまいます。
なので、よくある方法としては、線香で焼き切るという手。でも、くれぐれも火傷には十分に気をつけてくださいね^^
また、わたしの友人に「線香は面倒だから、(ヘアーカットのように)人差し指と中指ではさんで、ライターでボッと火をつけて、フッと息で消す」というツワモノがいましたが、これは危険すぎるので、絶対にやめてくださいね^^;
③生理中のセックスは?
「生理中は安全日で中出しOKだから」と思っている男女!! それは、明らかな間違いです!!!!
生理中に排卵日がくることも十分にありえますし、子宮内で、精子は長くて1週間~10日、卵子も長いと2日以上生きることがありますから、望まない妊娠の確率は、生理中にも確実にあります。
第一! 生理中の膣内はとってもデリケートで傷つきやすく、感染症(※性感染症については、別途書きますが、ここでいっておきたいのは、いわゆるセックスで感染する王道(?)の性感染症のことだけではありません。カンジダ膣炎などが代表的な例ですが、空気中に普通にいる雑菌やカビなどが、免疫力の落ちている膣内に炎症を起させることもあるのです)などにもかかりやすいもの。生理中のセックスは、絶対にNGです。
女の子は、彼にこのことを話して理解してもらうようにしましょう。それでも求めてくるような彼なら、別れちゃえ! って、まぁ別れを強要するわけではありませんが、わたし個人としては、そんな彼はあなたのことを本当に大事に想って愛してくれているのかな?って疑問に感じてしまいますね。わたしだったら、そんな男性とは確実に別れています。
男の子には、このことを理解して、彼女のことを思いやってあげてほしいな。セックスをしたい気がとても強い年代だということはわかります。でも好きな彼女の身体のことは、気遣ってあげてね。「ヤリたいだけなの?!」って詰め寄られるのが関の山ですよ。だったら、自己処理しちゃいましょ^^
④男女の身体の構造と感じやすさ
いきなり、あなたたちが、まだお母さんのおなかのなかにいたころの話にさかのぼります(笑)
遺伝子の構造としては、受精卵だったころのあなたたちは、みんな女性でした。お母さんのおなかのなかで育っていくうちに性別はわかれることになります。
このとき、クリトリスになるはずだったところがペニスに、膣口になるはずだったところが陰嚢の真ん中の線のようなところになって、男性器がつくられるといわれています。
これは、お互いの性感を想像するのに、プチ★お役立ちかも??
また、性感を感じにくい場合でも、「不干渉?!」などと、男女ともいたずらに心配しないで。お互い、緊張がほぐれるまで感じる余裕なんてなくても当然だし、これも個人差ですからね^^
ましてや、女性のオルガスムなんて、大人の女性でも体験したことがないひとが多いくらいです。(「女性のオルガスムへの誤解と思い込み」参照。これは大人の男女に向けて書いたほどのことですから、ましてや……ってなかんじですよ)
本当に個人差の世界なので、一概にはいえませんが、ヒントとしては、たとえば相手に呼吸を合わせるなど。でも簡単なことではないと思っていてくださいね。当たればラッキーくらいの気軽な構えでいてください。
⑤セックスを終えたあと
セックスを終えたら、余韻を感じたい気持ちはわかりますが、急ぎペニスをすぐに膣から抜いてください。コンドームの根元を手で押さえてペニスから外れてしまうことのないようにね!
ペニスが勃起状態でなくなると、コンドームとペニスのあいだから精液が漏れる可能性があります。
またコンドームを膣内に置き忘れちゃって、とっとれない……ってなことにもなりかねません。その場合は産婦人科にいって取り出してもらうほかありません。
コンドームをペニスから抜き取ったら、ティッシュでペニスを拭いて、コンドームから精液が漏れないように軽くしばって捨てちゃいましょう。(精液はお手洗いに流して、コンドームを不燃ごみへ……という律儀な心がけは素晴らしいです。でもそこまで厳密にしなくてもOKですよ)
また、このコンドームの後処理姿も女の子に見られるのを嫌う男の子が多くいますから、女の子は目を閉じて、余韻に浸っていて。
さて、コンドームの処理が終わったら、女の子の陰部をティッシュで拭いてあげるなんてのも素敵ですね~。ほいってティッシュをわたすだけではNGというわけではありませんが、拭いてあげる方が好感度の高いという傾向があるのは事実のようです。
こうして二人ともの後処理が終わったら、抱きしめあって、愛をかんじあって。髪をなでたり、キスをしたり、軽いボディタッチをしながら。充足感のある安らぎのひとときをすごしてください♪
「イッた?」「感じた?」――男の子が聞きまくりがちなことですが、これを読んでくれているあなたなら、もうわかるよね?
⑥万が一、精液が漏れてしまった場合
24時間以内に服用をすれば妊娠を防ぐことができる薬が、産婦人科にはあります。急いで産婦人科に駆け込んでください。でも若い女の子には特にお勧めはできない薬です。あくまでも万が一の過失があった場合の策として、頭の片隅に置いておいてください。
「なぁ~んだ、そんな薬があるなら、コンドームなんてつけなくていいじゃ~ん」なんて、間違っても思わないように! わたしに叱り飛ばされるだけです!!(笑)
コンドームは、セックスのエチケットであり、ルールであり、お互いへの思いやりでもあります。忘れないでね!
さてさて、こんなかんじです。
セーフティーセックスを楽しんでくださいね^^♪
……えーっと、また予告破りのリスクがあるので、今回は予告なしにしておきまーす(笑)^^;
また、このほかにも、質問や疑問があれば、遠慮なくきいてくださいね!
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【関連書籍】
若い男女の望まない妊娠や性感染症を診てきた産婦人科の先生による、中高生にも具体的にわかりやすく書かれた本です。セックスの本当の楽しみとリスクをリアルに感じることができるでしょう。
「さらば、悲しみの性―高校生の性を考える」
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コメント
お久しぶりです。
中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(1)(2)につづいて(3)はもっとも内容のある記事に思いました。
というのも、私は思春期保健相談士のセミナーで初めて緊急避妊について勉強しました。女性は知っているものとも思っていました。
若者たちをSTDや望まない妊娠から守るためにも必要な教育だと思います。できれば、SEXの時期を少しでも遅らせる助言も必要だと思っています。
学生はせめて高校を卒業するまで、相手も自分も大事にできるように。無理でしょうか?
投稿: スポーツ指導員 | 2005/10/31 23:04
スポーツ指導員さん、こんばんは!
拙ブログのネット性教育、不勉強なところもあり、これはいかんと気を引き締めなおしているところです。ご一読くださって、ありがとうございます。
> SEXの時期を少しでも遅らせる助言
スポーツ指導員さんがおっしゃるようなもの、それから発癌率などの問題も絡みますから、これはぜひすべきなのですが、ただ単純に「だめ!」といって聞く世代ではないと思うんですね。わたしが中学生のころですらそうでしたから^^;
なので、もっとリアルな実体験なども含めて、いたずらに脅かすわけではないけれども、ずしりと心にのしかかるような、そして自発的な抑制をうながすようなものを書きたいと思います。
投稿: 大川内麻里 | 2005/11/02 03:14
是非、よろしくお願いします。
私も「だめ!」ではないんですよ。
私は現在、私立高校のPTA副会長をしています。
来年は会長かな?
高校生の妊娠中絶の話を聞くとがっかりします。
「どうせするなら、ちゃんとしなさい」これも本音です。
きっとSTDはもっとすごいことになっていると思います。それに気付いていない中高生に心から伝えたい。
もっと、自分を!パートナーを!大切にしようと...。
投稿: スポーツ指導員 | 2005/11/02 08:49
ありがとうございます!
わたしのやり方で取り組んでみたいと思います。背中を押してくださって、ありがとうございます。
またご指導いただく点もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
PTAにも積極的でいらっしゃるんですね。敬服いたします。PTAでは、こういった性教育の問題をどのようにとらえられるのでしょうか?
投稿: 大川内麻里 | 2005/11/02 09:41
ご無沙汰 致しました。Yahooで削除されてから やっとバックアップで残った分の再現を終わり、これから 再執筆する段階になりました。何処から何を書こうかと迷い こちらに来ました。此処を拝読して思い出したのは 自分の少年期の勃起から初(精)通の不安でした。あの自分の肉体の 不随意の変化に対する病気では無いかという心配、始めて射精した時の懼れと頭が痺れるような快感…、そしてヒトに隠れての マスタベーションへの耽溺と自己嫌悪…、反面にあれこれ工夫した 擦り付けから始まる方法の数々、そして偶然や企んでの 他人の性行動の窃視の経験と罪悪感等、考えてみれば私は オヤジに操を立て通したお袋の密やかなマスタベーションを見てしまい、イヤだなと思いながら カチカチにペニスを勃てていた浅ましい男なのです。この際思い切って 全部吐き出してしまおうと思います。未成年お断りの矛盾はありますが それはまた別に考えます。どうも 有り難うございました。
投稿: youkou | 2005/11/02 13:24
おぉ~youkouさん、心配してましたよ!
大変でしたね……特にまた再執筆というのが(--; これが原稿だったら、わたしは海外逃亡を図っています(笑)
わたしは女性なので、感じ方が違うかもしれませんが、やはり思春期には多かれ少なかれ、みんなどこか揺らぐような不安を抱えながら、自分と対峙していくこと……これがまさしく成長なのではないでしょうか。
ですから、わたしは
> イヤだなと思いながら
> カチカチにペニスを勃てていた
これをまったく浅ましいだとか、いやらしいだとかいうようには感じません。
また
> 未成年お断り
Youkouさんのご信念はそうでしたね。
でも、このブログで最近連載しているのは、中高生へのネット性教育。ネットの誤った情報に左右され乱されていく中高生の性。これに対抗するには、ネットで正しい性教育を行なうことだと考えたのです。
ですので、このブログは年齢制限を設けておりません。中高生もよく読んでくれています。
> この際思い切って
> 全部吐き出してしまおう
どうぞ、吐き出すだけで整理できること、楽になること、人として成長できるような気付きに出合えることが、かならずあると思います。もちろん、無理は申し上げません。youkouさんに、もしお話したいときがおありでしたら、いつでもどうぞいらしてくださいね。
投稿: 大川内麻里 | 2005/11/02 14:25
早速に コメントを有り難うございます。このように云って頂いて 少しは自信が出て来ました。私のブログは 記事の内容にしても未成年問題にしても、成り行きで書いて居て 自身のバイの傾向もその過程で自覚せざるを得無くなった始末です。元々「信念」などと云えるものは無く 手探りの情況なのです。元のブログが バッサリ削除されたこともトラウマになっていて、今でも「女房とのコトをブログで告白することが 反社会的な行為なのでは無いか」と云う迷いの中に居ます。取り敢えず心の歯止めに この応答をブログの一章に残して置きたくご諒承をお願いします。アドバイスを 心よりお礼申し上げます。
投稿: youkou | 2005/11/02 17:41
>youkouさん
おはようございます。
書くことで、はじめて自分の知らなかった自分に出会うことは、十分にありうることだと思います。youkouさんも、この過程をたどられたのではとお察しいたします――おそらく、恐怖と、自分が自分でなくなるような、どこかへ堕ちていくのではないかという感覚とともに。ブログ削除の件も含め、おつらい出来事でしたね。
人間、いくつになっても自分探しは続きます。自分探しといっては語弊があるかもしれませんが、youkouさんのおっしゃる「手探りの情況」を指しております。
本当の自分のなんたるや――これは死ぬまで誰にもわからないことでしょう。
これに向かって手探りでいらっしゃるわけですから、それは極論すると、自らの死と対峙しているといえるのではないでしょうか。
> 「女房とのコトをブログで告白することが
> 反社会的な行為なのでは無いか」
これはなぜですか? どんな罪悪感があなたを苦しめているのですか?
でもyoukouさんにとって、ブログでの告白は必要に迫られてのものなのではないですか? であれば、なにも恐れることはありません。お心のままに綴られればいいことだと、わたしは思います。
若輩者が生意気を申し上げるようですが、わたしは以上のように感じました。
またトラックバック(ありがとうございます~!)の件、書き込みの件、了解の上、ご希望のとおりにさせていただきました。
最後に。いつかお時間のおありのときにでも、わたしのプロフィールにある「★目標・夢」をごらんいただけますか?
バイセクシャルというのは性的マイノリティー。でもわたしの目標・夢とすることは……よろしければご一読くださいませ。
投稿: 大川内麻里 | 2005/11/03 06:24
おはよう ございます。私の勝手な愚痴から 私の現状を、よくここまで把握されたものと 感動して居ります。私の現状は 当に仰る最初の5行に尽きています。(以下 長文になりますので、メールで 差し上げます。)
投稿: youkou | 2005/11/03 12:56
youkouさん、かしこまりました。
お待ちしております。
投稿: 大川内麻里 | 2005/11/03 14:08