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中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(5)【コンドームのこと.2】

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「ねぇ、ナマでやろうよ」
 ――もし、彼があなたに、こうもちかけてきたら、あなたはなんと答えますか?

前回に続き、コンドームについて。避妊の話をしたいと思います。

結論から先にいいます。
10代のあなたたちに、コンドームを正しく使うこと以外の避妊方法はありません

「え~?! だって、ほかに避妊方法あるじゃん!」という子たちが大半だと思います。そのひとつひとつを挙げて、なぜ避妊方法として有効ではないのかをお話します。

①低容量ピル(経口避妊薬)
女性の排卵を止めてしまい、妊娠を避ける方法です。
しかし、女性として、身体がまだ発達段階にある途中のあなたたちに、ピルを使っての避妊をすることはできません。将来的に乳癌、子宮頸癌、子宮癌などに罹るリスクが高まります
なかには良心のない医師が、避妊目的でのピルを10代の子に処方することがあるかもしれませんが、それはあなたたちの将来を考えていない悪徳な医師と判断していいでしょう。事実、1970年代に10代の少女たちにピルの処方を解禁したアメリカでは、それから15~20年が経った後、少女だった子たちが20~30歳代になってから、彼女たちに乳癌が非常に多く発生しました。
また、ピルは女性ホルモンを調整するものですから、たとえば飲み忘れを一度でもしてしまうと、ホルモンバランスがぐちゃぐちゃに崩れ、いきなり大量出血してしまうといったことも起きます。

②オギノ式
基礎体温をつけて、排卵日を観察し、その前後のセックスを避けるという方法ですが、これは、すでに「大人の女性にすら、排卵の周期の不安定があり、避妊方法とはいえない」といわれています
ましてや、ホルモンや排卵のリズムの安定していない10代のあなたたちにとって、避妊方法になるわけがありません

③ペッサリー
「女の子のコンドーム」といわれますが、プラスチック製の薄い膜でできています。それを子宮頸口にかぶせてフタをし、子宮内への精子の進入を防ぐというものですが、まず医師にに子宮口の大きさを測ってもらい、そして自分に合ったペッサリーを選んで使用することになります。
また、ペッサリーの装着は、経験豊富な女性であっても難しく、避妊法としては、かなり失敗率が高いです。
それに、前回、ご紹介しましたものをはじめとした、さまざまな性感染症の予防にはなりません。

④外用避妊薬(避妊溶剤)
殺精子剤などと通称され、女性の膣内に挿入し、精子を殺してしまう薬剤です。
避妊薬(避妊溶剤)は、薬を正しい位置に挿入するのが難しいことセックスの時間が長くなると薬剤の効果が消失してしまうことなどのため、これも避妊法としては失敗率が非常に高いものです。
また、これも③のペッサリーと同様、性感染症の予防にはなりません

⑤膣外射精
外出しなどと通称され、コンドームをつけずにセックスをして、射精寸前にペニスを抜いて、膣外射精するという方法。これは避妊の方法として、本来ならば、ここに並べてはいけないものです。それくらい、無意味なことなのです。精液のまえにじわじわとにじみ出てくる、通称がまん汁ですか、カウパー腺分泌液にも精子は含まれています
「でも、そんなので妊娠するなんて宝くじモノの確率でしょ」などと思わないように。当たりたい一億円ほど当たらず、当たりたくない妊娠ほど当たるものです。
また、男の子のなかには「外出しができる」ことをなにか自分のひとつのテクニックのように誇らしげにしているひともいますが、そんなもの、自慢できるものでもなんでもありません。いかに自分が無防備でだらしのない、動物的、野生的で、そしてひとへの思いやりや良識に欠けた人間であるかを口外してまわっているようなものです。そんな姿は、すくなくとも、わたしにとってはかっこわるく映りますね、確実に。恥を知りなさい慣れによる油断で失敗してしまうこともないとは断言しきれないはず。それに性感染症は?
女の子も、安易な気持ちで、決して、そんな誘い文句に乗ってはいけません

その他、IUD(避妊具)などがありますが、これは経産婦のような年齢のそれなりになった女性にしか使えないものなので、ここでは触れません。

いかがですか?
冒頭で、わたしが「10代のあなたたちにとって、コンドーム以外の避妊方法はありません」と断言した理由をわかっていただけましたか?

それに、上記でも性感染症のリスクについて触れましたが、男女の身体の構造上、HIVをはじめ、性感染症の罹患率は、圧倒的に男性より女性の方が高いのです。体外性器と体内性器の差ですね。その差、なんとHIVですら10倍といいます。HIVは感染率は、ほかの性感染症に比べれば、断然に低いですから、そう考えると、とても恐ろしいことですねHIVよりも怖いといっても過言ではない性感染症もあるわけですから。

いま、「じゃあ、俺、大丈夫じゃーん。安心じゃーん」と思った男の子。相手の彼女のことはどこへ? 相手のことを考えずに、自分の保身にばかり走るということは、その子はあなたにとって大切なひとではないのかな? あなたには、彼女の身体へのいたわりの気持ちはないのですか? それって、恋愛と錯覚しているただの恋愛ゲームにすぎませんよ。

また、セックスの経験人数をそのまま直接自分がセックスしたひとのみで数えていませんか? 実は、それは大きな間違いセックスの経験人数の正しい数え方を教えておきましょう。たとえ、自分がはじめてでも、相手がひとりだけと経験したことがあったとしたら、その経験した相手のセックスした人数、またそれらのひとたちのセックスした人数……と枝葉のように広がっていくものなのです。
そう考えると、とっても怖くありませんか?

なお、性感染症には、前回挙げた以外にも、ものすごくたくさんの種類があります。
ある産婦人科医の方を取材した際、話題に上がったことなのですが、「10代の患者には、ネットなどの情報で誤った自己診断してしまう子が多い」そうです。とても危険です。ちょっとでもおかしいな?なんか普段と違うな?と思ったら、きちんと専門医に診てもらいましょう

でも、自覚症状のない性感染症も、大変多くありますから、定期的に診てもらうことをおすすめします。

「マイ・産婦人科」をもっておくといいですね。ちょっとふらっと寄ってみたよってくらいの感覚で気軽に足を運べるような産婦人科
少子化のいま、廃業される産婦人科も多く、病院選びもなかなか大変ですが、女医さんがいいとか、夜遅くまでやっているところがいいとか、自分の条件にあった病院を選びましょう。
でも、女医さんにだって無神経なひとはいるし、最初の病院であいそうだったらラッキーだし、あわなかったら、また別の病院を試してみてたった一度、偶然あわない医師に出会ってしまったからといって、病院探しをやめることはしないでほしいなと思います。

 もっと気軽に――産婦人科へ行こう!! p(^o^)q

ちなみに、親に保険証を借りていく理由を聞かれたら、「生理不順で……」とか「生理痛がひどいの」とかってごまかしちゃえばいいんです!(笑)
もちろん、本当の理由をいって話し合えるのにに超したことはありませんけどね^^

「ねぇ、ナマでやろうよ」「生理中にやろうよ」
 ――もし、彼があなたにそういってきても、はっきりと(でも、言葉としては、このブログに書いてあることをやんわりとした言葉で説明してあげてね)断ることのできる女性になってほしいです。
彼に嫌われるかも」「浮気されるかも」……その不安な気持ちは、わたしも女性ですから、よくわかります
でも、やはりきちんと断るということも覚えた女性の方が、「彼に嫌われるかも」「浮気されるかも」と怯える女性なんかより、ずっとずっと堂々としてかっこよくて魅力的です。「そんなことすら理解してくれない男なら、こっちから願い下げよ」ってね。大丈夫、世のなか、男なんてたくさんいるんだから!(笑)

それから、男の子に。
前述のように、女の子はセックスを断ることに罪悪感や怯えに似た気持ちを抱きがちです。間違っても、彼女のそんな心理を悪用してセックスをしようとなんてしないで。セックスで快感を得たいのは十分にわかりますし、セックスを断られることでプライドが傷つくことがあるのもよくわかります。
でも、考えてみてください。
あなたは彼女とセックスでしかつながっていないのですか? 彼女を好きなのではなく、セックスが好きで、セックスをしたいだけなのですか?  それが、あなたにとっての恋愛なのですか? あなたのプライドは、たかがセックスひとつくらいで傷つくほど弱いものなのですか? あなたには、ほかに誇れるものがあるでしょう?

いざというときになって、女の子から「コンドームをつけて」とお願いはしにくいもの。それでも率先してコンドームをつけるように積極的に女の子から彼に働きかけてほしいとも思うし、また彼の側でも自主的にコンドームをつけるようにしてほしい

コンドームとセックスは常にセットで考えて。コンドームがなければ、絶対にセックスをしないで!コンビニに走ればすぐでしょ?
コンドームあってのセックスだってこと、もう一度、ふたりでよく考え直してみてください得られる快感がコンドームで違うのなら、自分たちに一番合う、コンドームをふたりで探して買いに行けばいいじゃない?

あ、あと、ちなみにちなむと、ラブホテルのコンドームは使わないように! いたずらで穴をあけていくひとがいるので。ラブホテルにもコンドーム持参でね♪^^;

最後に――
 あなたたちが、はじめてコンドームをつけずにセックスをしていいのは、結婚して子どもをつくるときそれだけなのです。忘れないでください。

でないと、確実に前回書いたわたしの二の舞ですよ。

本日のBGM♪BABYLON/SADS
意外な一面を見せてしまってごめん(笑)←だれに?(笑)
実は……実は……、むかしモロ好みだったの、
清春学生時代に黒夢のカヴァーバンドやったなんて口がさけてもいえないけれど、でも後期というか解散直前の黒夢のドラムはツーバスがとってもおもしろくって、楽しみながら叩けましたよ~^^

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