社会的なサポート活動をする人間が、広く一般に自分を知ってもらう意義<「夜回り先生」に勧められ自首=覚せい剤使用の男を逮捕-佐賀>
わたしも、サイト(ブログ)経由などで、ご相談をいただくことが多々あります。
非常に深刻な事態、切羽詰まった状態である方も、決してすくなくはありません。
自分自身の病気の加療との兼ね合いもあり、ひとりでお受けできる範囲を、件数・内容ともに超えてしまっていて、ひとりひとりのお悩み、ひとつひとつのご相談に対する対応の質の低下を避けるため、性に関することについては掲示板を開放しました。(⇒「性と愛の質問・相談CAFE ~ by.SEX-Therapy【セックスセラピー】 」)
それでもクローズドなメールでのご相談を望まれる方というのは、(詳述はここではしませんが)本当に本当に切迫した状況下に置かれているんです。
ご家族でもない、ご友人でもない、インターネットの向こうの人間にSOSを出す。
最終手段として、そういった相手に頼るほかない。
それほどまでに追いつめられ、差し迫った状況というものを想像できますか?
「夜回り先生」こと水谷修先生(現在は教壇には立たれてはいませんが、わたしは敬意をもって「先生」とお呼びしたいです)に、覚せい剤の使用を告白、相談をした男性が自首をし、逮捕にいたりました。
これも、彼が水谷先生の存在を知っていたからこそ、そして「この人に相談してみよう」と思ったからこそのこと。
(水谷先生のご活動は、いわゆる進学校で教鞭をとられていたころに、教師仲間と飲みながら教育談義になったときに、荒れた学校の先生から「おまえは いいよな、優秀な生徒を教えられて。(自分の学校の生徒たちのように)だめな生徒っていうのはどうやったってだめなんだよ」というようなことを言われ(言い回しは正確ではありません)、「そんなことねぇよ!」とたんかを切り、定時制の高校に転任することからはじまりました。)
社会的サポート活動を行う人間にとって、まず、広く一般に、自分の存在を知ってもらうこと。
これは、サポートの第一歩。
知ってもらうことそのものが、まずは大きなサポートである、とわたしは考えています。
サポートを必要としている人の「いざというときの選択肢」に入れてもらう、ということだから。
わたしも、人前で発言することで、いやな思いをしないわけではありません。
リスクを伴いますし、つらいことだってあります。
でも、メディアを通して(あるいはこうして自分で媒体を持って)発信していくこと、その意義が、負の部分を上回ると、いまはまだそう思えるから。
だから、わたしは今日も書き続けます。
▽水谷修先生のDVD・本
「夜回り先生」に勧められ自首=覚せい剤使用の男を逮捕-佐賀
5月25日17時31分配信 時事通信
佐賀県警佐賀署は25日、覚せい剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反(使用)の容疑で佐賀市大和町久留間、無職百武重幸容疑者(28)を逮捕した。同容疑者は「夜回り先生」として知られる元高校教諭水谷修さん(51)に促され、自首したという。
調べによると、百武容疑者は16日から25日までの間、覚せい剤を使用した疑い。同日午前2時ごろ、母親らに付き添われて同署に自首した。採尿で覚せい剤の陽性反応が出たため逮捕した。
百武容疑者は署員に「夜回り先生に電話で相談したら、『自首した方がいい』と勧められたので来た」と話したという。
水谷さんは教師時代から、夜間の繁華街をパトロールし、若者の悩み相談を受け付けていることから「夜回り先生」と呼ばれている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070525-00000132-jij-soci
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