カテゴリー「ニュース」の32件の記事

■断固として抗議します。~日本製「性暴力ゲーム」欧米で販売中止、人権団体が抗議活動

とんでもない事件が起きました。
イリュージョン社のレイプレイというゲームです。

わが国は、日本国内からではなく、
先に諸外国から抗議が出されたことを、
世界に恥じるべきです。

もっと震撼したのは、
このニュースについて書かれた日記の多くに
「ロリコン(小児性愛)のどこがわるいの?」
「バーチャルならいいじゃん」
という声が多数挙げられていたことです。


みなさんは、
宮崎勤元死刑囚宅から6000本もの児童ポルノを中心とした
ビデオテープが押収されたのをご記憶ではないのでしょうか?

(精神鑑定の結果、
宮崎勤元死刑囚には、小児性愛の傾向はなく、
犯行はあくまでもか弱い子どもを狙った代替的なもの、
とされていますが)


児童ポルノの発信国で、日本は第3位なんです。

人口比に対する性犯罪の件数は、報告されているだけで、
韓国の人口1万人当たり3.16件に対し、1万人当たり0.74件ですが、
特徴的なのは、強姦より強制わいせつの件数が、日本では多いことです。

これは、子どもたちが犠牲になっていることを
間接的に示唆しているのではないでしょうか。


わたしは児童ポルノ撲滅の団体で活動もしていますが、
二次元だろうがなんだろうが、
ゆがんだ性意識、性的欲望が、性犯罪をはじめとする
諸問題を起こしているのには変わりはありません。


こういうことを書くと、フェミニストだなんだと言われますが、
大川内は何度も繰り返しているように、
フェミニストではありません。

弱いもの、守るべきものを守るだけ。


セックスは、命につながる行為なんです。

それが強姦だ妊娠中絶だ、、それをバーチャル体験する? なんということでしょうか。


大川内麻里は、イリュージョン社に販売したソフトウェアの自主回収と、自主廃業を求めます。


日本製「性暴力ゲーム」欧米で販売中止、人権団体が抗議活動

5月8日3時2分配信 読売新聞

 少女を含む女性3人をレイプして妊娠や中絶をさせるという内容の日本製のパソコンゲームソフトに海外で批判が高まっている。

 日本での販売中止を求める抗議活動を国際人権団体が始めた。このゲームは2月に英国の国会で問題になり、ビデオ・書籍のネット販売大手「アマゾン」が扱いを中止した。しかし、児童ポルノなどの規制が緩い日本では今でも流通している。

 このゲームは、未成年と見られる女子2人とその母親を電車内で痴漢した後にレイプし妊娠や中絶をさせるまでを、コンピューターグラフィックスを使った画像で疑似体験するという内容。横浜市のゲームソフトメーカーが2006年に売り出した。

 今年に入り海外の人権団体で問題視されるようになり、英国ではこのゲームをアマゾンで入手できることに驚いた国会議員らが同国内での流通に反対する動議 を提出した。こうした動きが英国などのメディアで報じられ、英国アマゾンは2月にこのゲームの取り扱いを中止。米国のアマゾン本社も取り扱いの中止を公表 した。

 しかし、日本では児童ポルノなどの法規制が緩く、日本の「アマゾン・ジャパン」は最近、このゲームの販売を中止したが、ほかの通信販売では今も入手できる。

 抗議活動を始めた国際人権団体「イクオリティ・ナウ」(本部・ニューヨーク)は「女性や少女への暴力をテーマにした産業が日本で高収益を上げ、『ロリコ ン』と呼ばれる少女の児童ポルノ市場も巨大化している」との声明を発表。「日本政府はなぜレイプを奨励するかのようなゲームの流通を止めないのか」と政府 の対応にも批判を向ける。

 同団体は6日、このゲームを含むレイプ、監禁などの性暴力ゲームの制作会社や販売会社、麻生首相ら日本政府の要人らに抗議文を出すように、160か国の 会員3万人に呼びかけ始めた。国内の人権団体の関係者なども、こうした活動を機に、販売会社などへ働きかけを行っている。

 このゲームのメーカーは、「この商品は業界で作る自主審査機関を通っており、国内向けに販売しているもの。海外の団体からの抗議は承知しておらず、コメントのしようがない」と話す。販売本数は明らかにしていない。

 ◆児童ポルノ 18歳未満の児童を性的に描いた画像で、児童買春・児童ポルノ禁止法では製造や販売などが禁止されている。しかし、個人がパソコンなどを 通じて入手する単純所持は禁じられていない。また、アニメや、コンピューターグラフィックスを使ったゲームなどのバーチャル(仮想的)なポルノは製造販売 も禁止されていない。日本の規制の強化を求める声が上がっている。

最終更新:5月8日3時2分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090507-00001111-yom-soci

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■子どもたちの抱える“居場所”のない思い~新たな闇「家出サイト」…少女狙う“泊め男”、軟禁・暴行も

拙著「親が知らないケータイ・ネットの世界」でも触れましたが、

家庭に居場所を見出せない子どもたちは、
家出サイトで見知らぬ男性のもとに身を寄せてまで、
家にいたくない、いられない、
そのためなら身体を差し出しても構わない――そう思っているんです。


それくらい、居場所のない思いをしている。


わたしの立てているミクシィトピックに
「もしもし。~あなたの居場所」というものがあります。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=42102950&comment_count=107&comm_id=906052

ここにも、多くの居場所のない少年少女、
また成人でも居場所のない思いを抱えている人たちが
SOSを必死に出してやってきます。


そういった居場所のない子どもたちに
どうやって居場所をつくってあげたらいいのか、

わたしたち親、大人に突きつけられている課題とはなにか。


真剣に考え、非常に切迫した思いで
彼、彼女らの心情に寄り添いつつ
筆を走らせたのが、拙著「親が知らないケータイ・ネットの世界」です。

以下、まえがきを公開します。


---------
まえがき 親が知らないケータイ・ネットの世界

「経営者の父と教育熱心な母のもと、裕福な家庭で何不自由なく育った子」
「成績はトップクラスで、学級委員なども任される優等生」
「先生や友だちからの信頼も厚く、みんなの人気者」

 これが小中学校のころの私、「大川内麻里」に対する、まわりからのおおむねの評価だったのだろうと思います。

 しかし、実情は――

 家庭は崩壊し、毎晩階下で響く、両親のなじりあう声。弟の小さな身体を抱きしめて震えていました。
「母と弟は私が守らなければ」と、つらい状況下でも涙を見せず、強い子を演じていました。
 友だちにも先生にもだれにも、自分の本当の胸のうちを打ち明けられなかった。

 でも人はそんなに強くいられるものではない。
 泣きたかった。弱い自分をだれかに知ってほしかった。

 行き場を求めてのめりこんだのは、ひとりの男性との恋愛。
 でもそんな存在も失って――

 限界でした。
 どこにも居場所がなかった。孤独感に打ちひしがれていた。
 やり場のない気持ち、凍てついた心の行き場所を求めて、私がたどりついたのは、当時でいう「伝言ダイヤル」。親の目を盗んでかけるのがやめられなかった。
 見知らぬ男性との会話。言われるがままに会って、求められるがままに身体を差し出しました。

 もし当時の私にインターネットやケータイといったツールがあったら。
 あのころよりも、もっと簡単に出会いサイトにアクセスして、家出サイトで見つけた男性の家に転がり込んで、生きるために身体を売っていたのではないでしょうか。

 インターネットやケータイを舞台にした少年少女の事件が後を絶ちません。
 でもそんな事件を見聞きするたびに、私は思うんです。
 私だって、時代が時代であれば、そうなっていたかも知れない。否、きっとそうなっていたに違いない。
 ネット・ケータイの世界の闇に踏み込んで犠牲になっていく彼らの姿に、私は15年前の自分自身の姿を重ねるのです。
 決して他人事に思えないのです。
 彼ら、彼女らと、私とは隣り合わせだと。
 そして、違いはただ「ネット」「ケータイ」というツールが、そこにあったかどうか。
 ただそれだけだと。

 本書は、かつてそんな少女であった私、そしていまや一女の母である私が、ネット・ケータイ社会の現状を見つめ、少年少女のリアルな心情に寄り添いながら書き下ろしたものです。
 いま、ネット・ケータイ社会でなにが起こっているのか。現実と仮想現実が交差する場で、少年少女たちはなにを思い、なにを感じているのか。
 そして、私たち親、大人は、そんな現状を目の前にして、いったいどうあるべきなのかを探っていきたいと思います。

 また私は過去の経験を生かして、10代の子どもたちの悩み相談――主に性に関するもの――を受ける活動をしています。
 その活動から見えてきた、現代の少年少女の性意識や、親が子に伝えていくべきことについても語っていきたいと思います。

 わが子の幸せを願わない親などいません。私だってそのひとりです。

 いまを生きる子どもたち、ひとりひとりの幸せな未来を願って、本書を綴りました。
---------

ご興味お持ちいただけましたら、ご一読ください。


大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://okawauchimari.net/

新たな闇「家出サイト」…少女狙う“泊め男”、軟禁・暴行も

4月25日3時9分配信 読売新聞

 携帯電話の小さな画面に、少女たちの「SOS」の叫びがあふれていた。

 「誰か助けて。お金もう200円しかないです」「1週間ぐらい泊めてくれる方いませんか」「ある程度は覚悟してます」--。

 携帯サイト上に無数にある「家出掲示板」。家出をしたい少女と、少女を家に泊めたい男、いわゆる「泊め男(とお)」をつなぐ。それはあまりに危険な「出会いの場」だ。

          ◇

 掲示板を利用していた少女に、東京都内の駅前で会った。長い付けまつ毛に濃いアイライン。16歳という。白いケータイをちょっと持ち上げ、「コレがある 限り、泊まる場所が見つからない気はしないよ」と笑う。「『家出したい』って書き込むだけで、すごい返信くるもん」。埼玉県の自宅にはもう11か月間帰っ てない。

 不在がちな父親と、不満のはけ口を子供たちに向ける母親。そんな家にいるのが嫌で、初めて家を飛び出したのは中1の時だ。だが、当時は行くあてもなく、数日後には家に連れ戻された。変わったのは、家出掲示板の存在を知ってからだ。

 掲示板で泊め男を見つけると、段ボール4箱分の荷物を着払いで送る。関東一円から新潟、愛知にも行った。1か所に2週間から1か月。嫌になったり相手の 都合が悪くなったりすれば、また次の泊め男を探す。掲示板で「一緒に行動しませんか?」と仲間を募り、「いい条件の泊め男がいたら、情報交換してみんなで 使い回す」とも言う。

 だが、待っていたのは、そんな幼い知恵ではコントロールできないほどの暴力の世界だった。

 昨年12月には、埼玉県の20歳代の男に「家賃分、働け」とホテル街に連れて行かれ、客を取らされた。逃げるように移った千葉県の男の家では1か月以上 軟禁され、毎日のように複数の男から暴行を受けた。腕と太ももに残る傷跡。逃げようとして見つかり、「罰」としてナイフで刻まれたという。「もう水着にな れないね」。それでも、少女は家に帰るつもりはないという。

 警察庁によると、1年間に補導される未成年の家出人は昨年、10年ぶりに増加に転じ、前年比175人増の4536人となった。少年問題に詳しい日本女子 大の清永(きよなが)賢二教授(社会心理学)は「家出掲示板は思春期なら誰でも抱く、軽い家出願望を実現させてしまう。家出は今や一部の子供だけでなく、 普通の子供たちの問題」と警告する。

 児童買春の温床とされてきた出会い系サイトへの規制が強化されたのは昨年12月だ。2007年時点で5000前後あるとされた出会い系サイトの届け出数 は今年2月末時点で2527に。だが、都内のサイト運営会社の担当者(29)は「出会い系サイトが減っても、利用者は規制対象外のサイトに移るだけ」と指 摘する。「家出掲示板も実質的には出会い系。出会いの場が法の網の外に移り、実態はむしろ見えにくくなった」

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■定額給付金とDV被害者への対策について問題視すること~母子寮だけに限らない、男性の被害者もいる

函館市や福岡市は、
DV被害により、住民票を移さぬまま(加害者の追跡を恐れて)
逃げている女性や子どもにも、
定額給付金を支給する策を発表しました。

他の自治体にも推奨されるべき、
否、国レベルでの対応が必要な策だと思います。


ただし、「母子寮」や「公的機関」に限っているところが気になります。
逃げている先は、シェルターかもしれないし、
シェルターにいるあいだに探したアパートかもしれない。
また民間のシェルターもあります。(むしろ民間のほうが活発)
DV被害者は、死に物狂いで居場所を探します。

また夫のもとに入る給付金の差し止めも
同時になされなければなりません。


最近、DVシェルターについて、
いろいろと調べる機会があったのですが、

「妻がDVシェルターで洗脳されてしまっている」
という男性の声を聞きました。

洗脳という言葉が適当かどうかは別問題として、
DVシェルターには、
いまより客観性が求められるのではないかと考えています。


また被害者を女性に限っているのは、
根本的な大問題です。

前々から言っておりますが、
女性から男性への暴力というのもあります。

DVは身体的暴力にだけ限られるものではありません。
精神的暴力、経済的暴力、性的暴力なども含まれます。

よく「逆DV」という言葉を耳にしますが、
この言葉にも違和感を覚えてください。

男性=加害者、女性=被害者、という
一方的な図式はおかしいんです。


さらに男性が被害者となる場合、
社会的背景から、SOSを出しにくく、
深刻化する傾向があります。

男性が被害に遭った場合に、
相談したり逃げたりする機関の整備を求めます。

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悪役になってでも伝えたかったこと~TBS「R30」“逆DV”特集・元加害女性として出演して
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作家K先生の「現代女性の性意識」に対するご意見――挿入する性・挿入される性(2)
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DV被害者に独自給付金・・・函館市、国と同額分

 北海道函館市は20日、配偶者からの暴力(DV)を逃れて別の住居に避難している被害者を救済するため、国の定額給付金や子育て応援特別手当と同額分を給付すると発表した。

 DV被害者は、住民票を元の住所に残したまま避難しており世帯主に支給される定額給付金などを受給できないため、市で対策を検討していた。市によ ると、受給対象者は今年2月現在でDVの被害実態があって世帯主と別居中で、公的機関や支援団体などと面接相談をしていた人で、約40世帯、約110人の 見込み。

 申請は、電話や来庁による本人の申し出を確認した上で、送付される申請書に記入し、裁判所からの保護命令の決定書の写しなどの必要書類を添付する。5月中旬からの支給を予定している。

(2009年4月21日  読売新聞)

       

福岡市がDV被害者に独自給付金  同額を支給

      

               

 福岡市の吉田宏市長は21日の記者会見で、夫などによるドメスティックバイオレンス(DV)から逃れるため住民票とは違う場所に住んでいる人に対し、定額給付金と同額を独自に支給すると発表した。

               

 給付金は住民票に基づき支給されるが、DV被害者の中には、加害者に別居先が知られることを恐れ、住民票を異動しない人もおり、吉田市長は「生活に困っている人をサポートするという趣旨に沿って、市としても手助けしたい」と話した。

               

 対象者は、支給の基準日となる2月1日以前に、市などの公的機関に相談していてDV被害者と確認でき、福岡市に居住している人と、その同居家族。市は約320人を見込んでおり、5月15から29日の間に電話で相談を受けた上で申請書類を郵送する。

               

 北九州市の北橋健治市長も21日の定例会見で、DV被害者とその同居家族について同様の対応をすることを明らかにした。

              2009/04/21 12:26   【共同通信】

    
定額給付金相当額を支給 04/21 12:12      

夫などからの暴力から逃げていて、住民登録できないドメスティック・バイオレンスの被害者に対して、定額給付金相当額を支給する動きが福岡県内の自治体で進んでいます。

福岡市の吉田市長はけさ、市独自におよそ530万円の予算を計上したと発表しました。

DV被害者には、住所が分からないよう住民登録していない人が多く、定額給付金を受け取ることができません。

福岡市で給付対象となるのは、今年2月1日以前に福岡市や警察に相談し、公的な支援を受けた人とその家族で、およそ320人と想定しています。

久留米市も既に同様の決定をしています。

北九州市では100人程度が対象と見られ、北橋健治市長は世帯主と2重払いになることについて「やむを得ない」と話し、「市民の理解は得られる」と述べました。

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■レイプ被害者・被害児の心理(4)~家族の受け止め方

強姦に遭った被害者・被害児を前にして。
親は、パートナーは、家族はどういった心理になるのか、
問題、対策などをお話したいと思います。

わたしは強姦被害者(男性・男児も含めて)のご家族やパートナーから
ご相談をいただくことも、
悲しいことに、決してすくなくない数あります。


自分の子どもやパートナーが強姦に遭ったとき。

「なぜ守ってやれなかったのか」
と自分を責めるひとが大半です。

先日の小平女児連続強姦猥褻事件の親たちも
きっとそういう心境でしょう。


当人も「なぜ守ってくれなかったのか」とまわりを責め、
関係が悪化してしまうこともあります。

どうしようもない行き場のない感情が、
もっとも身近な人間にいってしまうんですね。


でも「それは違うよ」と言いたい。
憎むべきは悪しき犯人であり、
その矛先を家族が自ら自分に向けることは、
当人の認識をゆがめてしまう危険性すらあります。


また「強姦の被害に遭ったなんて恥ずかしい!」と
親やパートナーが当人を突き放し、
一切支えにもなってくれないという場合もあります。

これはまわりの人間の
強姦という事実を認めたくない心理が
ゆがんだ方向に向かってしまったものですが、
当人はひとりでがんばらなければならなくなり、
大変きついものです。


これも強姦に遭ったことが恥ずかしいのではない、
強姦することが恥ずかしい以上に卑劣で非人間的なことである
という事実を正しく認識することが大切です。


最近の調査で、
強姦の被害にあった被害者のうち、
被害に遭った年齢は
12.2%が小学生のときであり、
また小学校入学前は3.3%と
あわせると15.5%でありという
おぞましい結果が出ています。

それもこれはあくまでも表に出てきている数字だけであり、
水面下にはまだまだ被害者がいると考えられます。


また被害について
「だれにも相談しなかった」が62.6%ともっとも多く、
ひとりで耐え抜いている被害者・被害児の姿が浮かび上がりました。

相談しなかった、できなかった理由として、
もっとも多かったのはなんだと思いますか?

「恥ずかしくて」(42.6%)ですよ?
それに続くのは「自分さえ我慢すればいい」(29.9%)です。

なぜ被害者が自分を恥じなければならないのか。
自分さえ我慢すればいいなどと思わなければならないのか。


たしかに警察に被害届を出すのにも、
犯人がつかまった場合、その後の公判などにおいても、
被害者・被害児は相当つらい立場に置かれます。

ですから、被害届や裁判などは
本人がそれに耐えうるかという問題があるのですが、

ただし
「強姦されたことは恥ずかしいことではない」
「憎むべきはほかでもない犯人のみである」
という事実認識がゆがんでしまうと、

その後の心の回復にも
支障が生じてしまう危険性があります。


回復への第一歩は事実を正しく認識すること。

わたしも長いあいだ
「自分がわるい子だから(被害に遭ったのだ)」
と自分を責めていました。

でも事実はそうじゃない。


家族やパートナー、まわりにいるひとたちは、
当人が正しい事実認識ができるようサポートしてあげてください。


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特急車内で強姦を繰り返す~ なぜ彼らは通報しなかったのか? 通報しなかった、通報できなかった乗客の心理
女児強姦(1)かぎっ子を狙った手口~共働き、ひとり親家庭との狭間で
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レイプ被害「小学生の時」12%

 内閣府が昨秋、男女間の暴力に関して成人男女3129人に行った調査で、異性からのレイプ被害者は第三者に相談をすることをためらう傾向が強いことが分かった。被害者の低年齢化も目立った。

 配偶者(事実婚を含む)から、DV被害を受けたことがある人の割合は前回調査(2005年)とほぼ同じで、女性 33・2%、男性17・7%。加害者を配偶者に限らず、「異性から無理やり性交された経験」を女性(1675人)に尋ねた質問でも、123人(7・3%) が「ある」と答え、前回(7・2%)とほぼ同じだった。

 ところが、被害に遭った時期を「小学生」とする割合は12・2%で、前回の8・8%より増加した。「小学校入学前」と合わせると15・5%(前回14・1%)だった。

 被害後の相談先については「どこ(だれ)にも相談しなかった」人の割合が62・6%と最も多かった。その理由とし て「恥ずかしくて」(42・9%)が最も多く、「自分さえ我慢すればいい」(29・9%)が続いた。また、「家族や親類に相談」する割合は、DV被害者が 27・6%なのに対し、レイプ被害者は8・1%にとどまった。

 お茶の水女子大教授(法女性学)の戒能民江さんは「レイプ被害は防止策・被害者支援策が極めて遅れている。数字に表れない被害者が大勢いるはず」と話している。

(2009年4月6日  読売新聞)

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■女児強姦(1)かぎっ子を狙った手口~共働き、ひとり親家庭との狭間で

<女児暴行>「集合住宅、カギっ子」標的 東京で4件

4月10日15時2分配信 毎日新聞

 東京都小平市などで昨年秋以降、小学生の女児4人が性的暴行を受けたり、体を触られる被害に遭った事件で、被害者はいずれも集合住宅に住む児童だったこ とが警視庁への取材で分かった。下校後、玄関の鍵を開けて自宅に入る際に襲われるケースが共通しており、警視庁は両親が仕事などで不在がちな「カギっ子」 ばかりを同じ男が狙った疑いがあるとみて、強制わいせつ容疑などで捜査している。

 捜査関係者によると、昨年11月から12月にかけ、西東京市で2件、小平市では今年1月と3月に女児が乱暴されたり体を触られる事件が発生した。4人はいずれも帰宅時にドアの鍵を開けた直後、男に押し入られていたという。

 同庁によると、男は20~30歳で身長は約170センチ、やせ形でニット帽をかぶっていたこともあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090410-00000069-mai-soci

レイプ被害「小学生の時」12%

 内閣府が昨秋、男女間の暴力に関して成人男女3129人に行った調査で、異性からのレイプ被害者は第三者に相談をすることをためらう傾向が強いことが分かった。被害者の低年齢化も目立った。

 配偶者(事実婚を含む)から、DV被害を受けたことがある人の割合は前回調査(2005年)とほぼ同じで、女性 33・2%、男性17・7%。加害者を配偶者に限らず、「異性から無理やり性交された経験」を女性(1675人)に尋ねた質問でも、123人(7・3%) が「ある」と答え、前回(7・2%)とほぼ同じだった。

 ところが、被害に遭った時期を「小学生」とする割合は12・2%で、前回の8・8%より増加した。「小学校入学前」と合わせると15・5%(前回14・1%)だった。

 被害後の相談先については「どこ(だれ)にも相談しなかった」人の割合が62・6%と最も多かった。その理由とし て「恥ずかしくて」(42・9%)が最も多く、「自分さえ我慢すればいい」(29・9%)が続いた。また、「家族や親類に相談」する割合は、DV被害者が 27・6%なのに対し、レイプ被害者は8・1%にとどまった。

 お茶の水女子大教授(法女性学)の戒能民江さんは「レイプ被害は防止策・被害者支援策が極めて遅れている。数字に表れない被害者が大勢いるはず」と話している。

(2009年4月6日  読売新聞)

こういった卑劣すぎる事件があるから、
子どもを持つ女性はますますもって
共働きをためらわざるをえない。

この不況下、
ためらう余地もなく共働きをせざるをえない家庭も
非常に多いというのに。

それにひとり親の家庭だっていくらでもある。


子どもを含め、
強姦、準強姦の被害に遭った女性というのは
殺されたも同然の傷を負うんです。

わたしも8歳のときに被害に遭ったわけですが、
いまだに23年も経ったいまでも
PTSDに悩まされています。

おぞましい記憶といっしょに生きていかなければならないのなら、
なんであのとき殺してくれなかったの――
何度もそう思いました。
(いまは違う考えになっていますが)

生きながらにして地獄を味わうんです。
まさに生き地獄です。


わたしも女の子を持つ母親ですが、
絶えぬ不審者情報に戦慄しています。


このかぎっ子を狙った手口は
これまでにも起きていて、

お父さん、お母さん方は
帰宅時にあとをつけられていないか注意すること、

鍵を開けるときは、死角も含めてまわりを見渡すことを
お子さんに徹底して教えたほうがいいです。


またこういった不審者情報が警察がつかむのと
地域の親たちに知らされるのとのあいだに、
タイムラグがあるのも
大きな問題だと考えています。

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大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
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遺族の望む刑罰は、遺族がメディアに顔を出してここまでしなければ下されないのか/幸せになってほしい人~本村洋さん[山口県光市母子殺害事件]

はじめに申し上げておきますが、
死刑廃止論者の方々と
不毛な議論をする気は一切ございませんので。


山口県光市母子殺害事件の被告の元少年
こと福田孝行に出た死刑判決について追記。

今回、この判決が出たのは、
ひとえに遺族である本村洋さんがメディアに顔を出して訴えて
世論を動かしたから、にほかならなりません。

こんなあたりまえの判決が、
遺族がここまでやって、ようやく出たんですよ。

その本村さんのご心労たるや、想像を絶するものがあります。

ここまでのこと、できませんよ、
遺族は、普通。


ですから、本村さんご自身も、

「遺族の望む刑罰が下されるには、
遺族がメディアに積極的に顔を出して訴えていかなければならない」
という(本村さんの本意ではない)悪しき慣例となってしまうのではないか、

という点、危惧されています。

【関連記事】
被告の元少年の父親インタビューにて/幸せになってほしい人~本村洋さん[山口県光市母子殺害事件]

大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://okawauchimari.net/

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被告の元少年の父親インタビューにて/幸せになってほしい人~本村洋さん[山口県光市母子殺害事件]

はじめに申し上げておきますが、
死刑廃止論者の方々と
不毛な議論をする気は一切ございませんので。


山口県光市母子殺害事件の被告の元少年
こと福田孝行に高裁の差し戻し審で死刑判決が出ました。
弁護側が即刻上告しましたが、確定はまぬがれないでしょう。


わたしがひとつ世の人々に知ってほしいことがあります。
それは、福田孝行の父親のインタビューでの発言です。
3~4年前のことになるでしょうか。


公判でも酌量の余地として弁護側から挙げられた、
福田孝行の実母の自殺。

福田孝行の父親は、
「実母の自殺が犯行に影響したと思うか?」
という質問に対し、こう答えています。

「そうは思わない。
母親が自殺した後、グレたとか問題を起こしたとかあればだが、
そういったことがまったくなかったから、
母親の自殺と犯行にはまったく関係はないと思う」


――あぁ、この父親が3人を殺したんだ、と。
率直なわたしの感想です。
妻であり福田孝行の実母である女性、
事件の被害者である、本村さんの妻・弥生さんと娘・夕夏ちゃん。

そして、またこの判決によって4人目が――
息子である、加害者・福田孝行。


「責任を取ろうという考えはないのか?」という質問に
父親はこう声を荒げました。

「死んで詫びろとでも言うのですか。
私だって、女房(福田孝行の実母と死別した後の後妻)、
子ども(後妻との子ども ※福田孝行には弟がひとりいましたが、事件後に家を飛び出して、そのままいまだに行方不明となっています)いて、
それはできませんよ」

うん、でもね、
本村さんはその大事な妻と子を奪われたんだよ。

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「デートDV」とは &DV被害者・加害者に経験者のわたしが勧める解決のヒント

<恋人間暴力>10~20代の男女50%が経験 内閣府調査

Ddv(毎日新聞 - 11月09日 20:12)
 内閣府は9日、10~20代の若い世代での恋人間の暴力(デートDV)に関するインターネット調査の結果を発表した。男女とも50%が交際相手から肉体的・精神的な暴力を受けた経験があると回答。その際に相談した相手は「友達」が55.5%(複数回答)で最多だったが、42.7%は誰にも相談していなかった。

 デートDVは、配偶者や内縁関係者の暴力を規制するDV防止法が適用されず対策が難しいため、内閣府が初めて実態を調査した。事前に登録したモニター約60万人のうち10代と20代の未婚男女を無作為で抽出し、358人(男性192人、女性166人)から回答を得た。

 恋人との関係について、男性の35.4%(複数回答)、女性の56%(同)が「恋人が自分勝手な行動を取ると不愉快」と回答。「暴力を受ける側にも悪いところがある」と考える人も10.1%(同)いた。こうした考えが、デートDVが広がる背景にあるとみられる。

 「恋人がいる」「過去にいた」と答えた258人のうち、男性の53.1%、女性の44.6%が携帯電話に絡む被害を経験していた。複数回答の内訳は、「電話に出なかったり、メールにすぐ返信しないと怒られた」(38.8%)▽「着信・発信履歴を勝手に見られた」(16.7%)▽「1日に何度も行動を報告するよう命じられた」(7.4%)などだった。

 このほか、恋人との間で「機嫌が急に悪くなったり、優しくなる相手にいつも気を使わされる」(33.7%、複数回答)▽「行動を制限される」(21.7%、同)▽「言葉で嫌な思いをさせられる」(13.2%、同)などの経験が目立った。【三沢耕平】


この記事を書くにあたり、まず申し上げておきますが、
かねてよりカミングアウトしておりますように、

わたしにはDVの被害体験もあると同時に、
加害体験もあります。

(DVの定義は身体的暴力に限りません)

そのことを嘘偽りなく、ここに告白しておきます。


またDVに関するわたしの基本的な考え方は、
記事最下部に記しました【関連記事】(過去記事です)
ご理解いただけるかと思います。


その上で、デートDVを含むDVの被害者・加害者が
そこから脱するための方策
として、
わたしが被害・加害両方の体験をもって、
否、体験があるからこそ
推奨したいこと
をお話します。


心理学の一分野に「交流分析」というものがあります。

エゴグラムなどはネットなどでもやったことのある方が
多くいらっしゃるかもしれませんね。


「交流分析」において、
「ゲーム」(あるいは「ドラマ的交流」)と呼ばれているものがあります。


これは一言で言うと、
人がほとんど無自覚に行ってしまっている、
負のコミュニケーション、負の結末を招く行動・言動のパターン
のことです。

これは
「自己否定」あるいは「他者否定」の証明
として、
当人にも周囲にも無自覚に行われます。


たとえば、

  • 途中まではうまくいっているのに、なぜか肝心なところで失敗したり挫折したりしてしまう人
  • いつも遅刻ばかりしてしまう人、約束を守れない人
  • 結婚できない男女
  • いつもおなじような失敗ばかりを繰り返してしまう人
  • ひどい目に遭ってばかりいる薄幸な人
  • どうせ返ってこないお金を貸しつづけてしまう人

など、あなたにも心当たりはありませんか?

これらの背景には「ゲーム」が隠されています。


そして実は、
(デートDVを含む)DVの影にも、
この「ゲーム」が潜んでいることが多い
、と
わたしは見ているのです。


冒頭に引用した、デートDVに関する調査で
回答されている被害内容の項目は、
「ゲーム」の典型
です。


繰り返しになりますが、
これは当人や周囲にはほぼまったくの無自覚のまま
行われます。


ですが、
「自分がゲームを演じていた」とか
「だれかのゲームに巻き込まれていた」とか
気付くこと
によって、

解決への大きな一歩を踏み出せる、と

わたしは体験をもって確信しています。


だから、まずは知ってほしい。
そう強く願いします。

「ゲーム」や交流分析について詳しくはおいおい書きますが、

取り急ぎ、ここでは既刊の書籍でオススメのものを
いくつかご紹介しておきます。


あなたが演じるゲームと脚本―交流分析で探る心のうら・おもて
これは一般向けに平易に、実例も交えてわかりやすく書かれています。
専門知識など一切なく読めます。

人生ドラマの自己分析―交流分析の実際」は交流分析を学ぶのにとてもよい入門書です。読み物として読めます。
こじれる人間関係―ドラマ的交流の分析」は交流分析のなかでも「ゲーム」の種類などを詳しく解説。上記を読まれてから、応用編として読まれるといいでしょう。

【関連記事】
「逆DV」
新婚夫婦に潜むDV ~携帯わいせつ画像で口論、新婚の妻絞殺容疑の夫逮捕
性犯罪、DV(ドメスティックバイオレンス)、PTSD……傷ついた方たちへ
ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者は女性だけではない。
セックスレスというDV(1)――セックスレスの心理学(2)

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社会的なサポート活動をする人間が、広く一般に自分を知ってもらう意義<「夜回り先生」に勧められ自首=覚せい剤使用の男を逮捕-佐賀>

 

 わたしも、サイト(ブログ)経由などで、ご相談をいただくことが多々あります。

 非常に深刻な事態、切羽詰まった状態である方も、決してすくなくはありません。


 自分自身の病気の加療との兼ね合いもあり、ひとりでお受けできる範囲を、件数・内容ともに超えてしまっていて、ひとりひとりのお悩み、ひとつひとつのご相談に対する対応の質の低下を避けるため、性に関することについては掲示板を開放しました。(⇒「性と愛の質問・相談CAFE ~ by.SEX-Therapy【セックスセラピー】 」)

 それでもクローズドなメールでのご相談を望まれる方というのは、(詳述はここではしませんが)本当に本当に切迫した状況下に置かれているんです。


 ご家族でもない、ご友人でもない、インターネットの向こうの人間にSOSを出す。
 最終手段として、そういった相手に頼るほかない。

 それほどまでに追いつめられ、差し迫った状況というものを想像できますか?


「夜回り先生」こと水谷修先生(現在は教壇には立たれてはいませんが、わたしは敬意をもって「先生」とお呼びしたいです)に、覚せい剤の使用を告白、相談をした男性が自首をし、逮捕にいたりました。

 これも、彼が水谷先生の存在を知っていたからこそ、そして「この人に相談してみよう」と思ったからこそのこと。

(水谷先生のご活動は、いわゆる進学校で教鞭をとられていたころに、教師仲間と飲みながら教育談義になったときに、荒れた学校の先生から「おまえは いいよな、優秀な生徒を教えられて。(自分の学校の生徒たちのように)だめな生徒っていうのはどうやったってだめなんだよ」というようなことを言われ(言い回しは正確ではありません)、「そんなことねぇよ!」とたんかを切り、定時制の高校に転任することからはじまりました。)


 社会的サポート活動を行う人間にとって、まず、広く一般に、自分の存在を知ってもらうこと。

 これは、サポートの第一歩。
 知ってもらうことそのものが、まずは大きなサポートである、とわたしは考えています。

 サポートを必要としている人の「いざというときの選択肢」に入れてもらう、ということだから。


 わたしも、人前で発言することで、いやな思いをしないわけではありません。
 リスクを伴いますし、つらいことだってあります。

 でも、メディアを通して(あるいはこうして自分で媒体を持って)発信していくこと、その意義が、負の部分を上回ると、いまはまだそう思えるから。

 だから、わたしは今日も書き続けます。


▽水谷修先生のDVD・本


「夜回り先生」に勧められ自首=覚せい剤使用の男を逮捕-佐賀
5月25日17時31分配信 時事通信
 佐賀県警佐賀署は25日、覚せい剤を使用したとして、覚せい剤取締法違反(使用)の容疑で佐賀市大和町久留間、無職百武重幸容疑者(28)を逮捕した。同容疑者は「夜回り先生」として知られる元高校教諭水谷修さん(51)に促され、自首したという。
 調べによると、百武容疑者は16日から25日までの間、覚せい剤を使用した疑い。同日午前2時ごろ、母親らに付き添われて同署に自首した。採尿で覚せい剤の陽性反応が出たため逮捕した。
 百武容疑者は署員に「夜回り先生に電話で相談したら、『自首した方がいい』と勧められたので来た」と話したという。
 水谷さんは教師時代から、夜間の繁華街をパトロールし、若者の悩み相談を受け付けていることから「夜回り先生」と呼ばれている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070525-00000132-jij-soci

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「逆DV」

 

 前回取り上げた、携帯のわいせつ画像で口論の末、新婚の夫が妻を絞殺した事件ですが、翌日の報道を見ていたら、案の定、「逆DV」という表現がなされていました。

 しかし、この言い方そのものに、違和感をかんじてほしいと、わたしは願います。

 たしかに、メジャーなほうを基準とし、「逆」をつけることで、マイナーな問題に焦点を当てていく、というのは、社会に対する問題提起の王道ではありますが。

 そもそも、DVという言葉の本来の意味するところが、日本ではまったくもって誤解されています。
⇒拙文「「ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者は女性だけではない。」」にも書きましたように、
日本語訳では「ドメスティック・バイオレンス(DV)」は一般的に「配偶者間暴力」と訳されるが、これでは本来の意味を満たしていない。本来は、配偶者間恋人間元配偶者あるいは元恋人間、また親子間兄弟間における暴力も、これに含まれているからだ。

 また、予測していたことではありますが、マスコミを含め、受け手が、この事件をことごとく「恋人や配偶者のケータイ見る・見ない?」という話でまとめあげ、「くだらない事件」という印象を残していること。

 このような日本の現状を、わたしは憂いています。

【関連記事】
新婚夫婦に潜むDV ~携帯わいせつ画像で口論、新婚の妻絞殺容疑の夫逮捕
ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者は女性だけではない。
性犯罪、DV(ドメスティックバイオレンス)、PTSD……傷ついた方たちへ


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新婚夫婦に潜むDV ~携帯わいせつ画像で口論、新婚の妻絞殺容疑の夫逮捕

 

 一部報道によれば、夫は「普段から妻に暴力を振るわれていた」「人を殺すことはいけないことだが、妻は殺さざるを得なかった」「妻に、自分の家族や友人に危害を加えると言われた」と供述しているとされています。


 もちろん、これだけでは事の真偽は判断できず、今後、慎重な捜査により、妻から夫への暴力が事実であったかどうか、明かされていくことでしょう。


 ただ、わたしとしては、以前から論じているように

「DVの被害者=女性、加害者=男性
 であるとは限らない。

 女性から男性への暴力も、実際にある。

 そして、特に、男性が被害者である場合、
 男性の“あるべき像”に縛られ、
 被害者が周囲へ救済を求めにくい」


 ということを強調しておきたいと思います。


 いまのDV防止法は、「被害者が女性である」という前提に立ってつくられたもので、内容も(たとえ前提の問題点を別にしたとしても)不十分すぎると考えます。


 また、自分の体験からも言えることですが、DVの影には精神疾患が潜んでいる場合もおおいにあるので、精神医療によるDV家庭へのサポートも、より望まれるものと考えています。


 殺害された方のご冥福をお祈りするとともに、このご夫婦と、家族やご友人、まわりの方々のため、お二人のあいだにいったいなにがあったのか、一刻も早い事実の解明を望みます。


【関連記事】
性犯罪、DV(ドメスティックバイオレンス)、PTSD……傷ついた方たちへ
ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者は女性だけではない。
「逆DV」


携帯わいせつ画像で口論、新婚の妻絞殺容疑の34歳逮捕
5月7日11時34分配信 読売新聞
 警視庁町田署は7日、東京都町田市森野2、会社員川上仁志容疑者(34)を殺人未遂の疑いで緊急逮捕した。
 調べによると、川上容疑者は6日午後9時から同10時ごろの間、自宅マンションの一室で、妻の和子さん(28)の首を両手で絞めた疑い。和子さんは7日未明、死亡が確認されたため、同署は容疑を殺人に切り替えて調べる。死因は窒息死。
 川上容疑者は、携帯電話に保存していたわいせつ画像を和子さんに発見され、口論になったという。2人は、今年2月に結婚したばかりだった。
 川上容疑者から「妻を殺した」と携帯電話で連絡を受けた神奈川県内の友人が7日午前0時過ぎ、交番に駆け込んだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070507-00000302-yom-soci


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SOS赤ちゃんとお母さんの相談窓口・電話番号(24時間受付) ~こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)

 

 こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)を運営する慈恵病院(熊本)では、匿名での電話相談を受け付けています。24時間、無料で対応してくださいます。


■SOS赤ちゃんとお母さんの相談窓口
 フリーダイヤル0120-783-449
 24時間無料電話相談


 このブログにも、妊娠・出産や育児、人工妊娠中絶などに関して、深刻な悩みを抱えていらしてくださる方が多くいます。

 まずは、上記に電話をして、お話を聞いてもらってみてはいかがでしょうか?
 そういったお母さん、女性の悩みに理解のある、専門家の方々が対応してくださいます。

 なにも隠すことはありません。泣いたって構いません。
 自分だけで答えを出すまえに、一度、話してみませんか?
 正直に、素直に、心のままを打ち明けてみてはいかがでしょうか?

 きっと光が見えてくるはずだと思いますよ^^


みなさまの良識を信じておりますので、そんな方はいらっしゃらないと思いますが、上記のフリーダイヤルは、あくまでも、おなかにいる赤ちゃん、すでに生まれてきてくれている赤ちゃん、そしてお母さん方のためのSOSダイヤルです。
 それ以外での目的でのお電話(いたずらなど)はご遠慮ください。

【関連記事】
「赤ちゃんポスト」という“通称”に踊らされないでください。事の本質が見えなくなってしまう危険性があります。
「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」に預けられた子のその後を考える(1)~養子縁組と里親制度
世論はこうして作られてゆく―「赤ちゃんポスト」という“通称”の罪。ないがしろにされる「こうのとりのゆりかご」の本質論


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特急車内で強姦を繰り返す~ なぜ彼らは通報しなかったのか? 通報しなかった、通報できなかった乗客の心理

 

 今日は、この事件をテレビ報道で見て、あまりにも卑劣極まりない犯行に、久々にPTSDの症状と思しきが出てしまった。

特急トイレで女性暴行、36歳男を再逮捕…乗客知らんぷり
4月22日21時9分配信 読売新聞
 JR北陸線の特急電車内で昨年8月、女性客に乱暴したとして、大阪府警淀川署は21日、滋賀県湖南市の解体工事業、植園貴光被告(36)(強姦=ごうかん=罪などで公判中)を強姦容疑で再逮捕した。

 同じ車両には約40人の乗客がおり、異状に気付いた人もいたが、植園被告にすごまれ、制止や通報ができなかったという。

 植園被告は昨年12月、JR湖西線の電車内と大津市内の駅トイレで2件の女性暴行事件を起こしたとして起訴され、今月6日、大津地裁で開かれた初公判で起訴事実を認めていた。

 調べでは、植園被告は昨年8月3日午後9時20分ごろ、特急「サンダーバード」(9両)が福井駅を出発した直後、旅行客の大阪市内に住む20歳代の女性 の隣に座り、「声を出すな、殺すぞ」と脅して体を触り始め、同10時45分に京都駅を出発後、トイレに連れ込んで暴行した疑い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070422-00000312-yom-soc


 性犯罪については、いまは病気の影響や、もろもろの事情で、精神的に書けなくなってしまっているわけだけれど、勇気を持ってすこしだけ書きます。


 ニュースの「知らんぷり」という見出しに踊らされないでください。それは報道する側が用いた表現であって、実際の状況が「知らんぷり」と言われるような状況であったかには大きな疑問が残ります。


 なぜだれも助けなかったのか。通報しなかったのか。
 という乗客を 責めたてる意見が聞かれますが、そんな議論はナンセンスです。


 それよりも、むしろ、こういった、前科もわかっているだけで9件もある、しかも仮釈放のわずか1ヵ月後にこのような卑劣な強姦事件を繰り返す性犯罪者。

 生来的な脳機能異常によって、性衝動の制御が不可能なのではないかと疑われる性犯罪者が、なぜ何度もこのよ うな犯罪を犯しえる状況にいられたのか。

 そして、このような犯罪者に、本当に二度と再犯を犯させないためにはどうすればいいのか――というところを議論するべきです。 


 通報しなかった/できなかった乗客の心理については、ニューヨークで、Kitty Genovers事件という強姦殺人事件――38人もの目撃者がいながら、だれひとりとして、通報も救助も行わなかった――があって、それについて行われた心理学の分析があります。

 今回の事件でなぜ通報が行われなかったのかを知る手がかりになるでしょう。

 まえに、別件でこの分析に触れているので、ご興味のある方はご覧ください。
(⇒「仕事はひとりでやりなさい――チームワークと個人プレイヤーの仕事術」)

●一部抜粋-------

1964年のアメリカ・ニューヨークで、Kitty Genoversという女性が強姦された上、殺害されてしまうという事件が起こった。
驚くべきは、後の調べによって明らかにされた目撃者数――Kittyが暴漢に襲われた悲鳴を聞き、そして強姦されてから殺されるにいたるまでの30分もの時間に、それを目撃しながらも、通報も助けることもせず、ただ傍観していただけのひとたちが、なんと38人もいたというのだ。

当初、これは都会の人間の冷淡さや、目撃者たちにとって、普段抑制されているサディステッィクな欲求を充足するものだったなどとして話題に取り上げられたが、後に心理学者のLataneらは、それに真正面から異論を唱える――「否、Kittyが誰からも援助行動を受けることができなかったのは、むしろ大勢の目撃者がいたからこそなのではないか?」

まず、①大勢が見ていたことによって、ひとりあたりの責任感が分散され、軽くなる(責任の分散)が起き、「自分が援助行動を起さなくてもいいだろう。誰かがやるだろう」とする『社会的手抜き』が行なわれてしまったのではないか?

そして、②おなじことを目撃している他人を見ることによって、他人の判断をあてにする、換言すると、他人の判断から得た情報から、実在する現実とは違った『社会的現実』がそこに生じてしまい、ひとりひとりの判断が鈍化してしまったのではないか?

-------

 記事は仕事という切り口ですが、Kitty Genovers事件において目撃者がなぜ通報しなかったのか、社会心理学の観点から解説しています。


#この記事は、改稿の上、FPN-新規事業とイノベーションを考えるニュースコミュニティにも寄稿しています。
(⇒http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=2284
公開1日ですでに 2万ビュー を超え、トップニュースになっています。

【関連記事】
性犯罪、DV(ドメスティックバイオレンス)、PTSD……傷ついた方たちへ
仕事はひとりでやりなさい――チームワークと個人プレイヤーの仕事術
レイプ被害者・被害児の心理(4)~家族の受け止め方

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http://okawauchimari.net/

※参考(他社のより詳しい記事)

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「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」に預けられた子のその後を考える(1)~養子縁組と里親制度

 

 熊本市が慈恵病院に「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」の設置を許可、5月にも運用がはじまる見込みです。
 熊本市は大英断を下したと思います。

 さて考えるべきは、仮に「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」に赤ちゃんが預けられたとして、その子がその後どうなるのか、ということ。

「赤ちゃんポストという名称が云々」「育児放棄の助長」と、まるで論点のずれたところでの議論だけが先行して、「赤ちゃんのその後」と、それをすこしでも幸せな道へと導くために慈恵病院が備えている点について、ほとんど伝えられていないので、ここでお話します。


 赤ちゃんのその後。
 不妊に悩むご夫婦などの手へ、というのはみなさんもご想像されるでしょう。
 その方法として「養子縁組」と「里親」という、ふたつの方法があります。

「養子縁組」と「里親」とは、似て非なるものです。


 まず「里親」制度とは、行政からの委託というかたちで子どもの養育を引き受けることです。
 里親になりたい人は児童相談所などへ申請し、子どもを養育するに必要十分な条件をクリアしているか、審査を受けます。
 慎重に審査された上で、里子の斡旋を受けるというわけです。


 次に「養子縁組」について。
 「養子縁組」とは端的に言うと、血縁上は親子ではない者同士を戸籍に入れ、親子関係を発生させるものです。

 これには「普通養子縁組」と「特別養子縁組」とがあります。


「普通養子縁組」では、戸籍上でも、法律的にも、実の親(血縁上の親)と子の親子関係は存続し、戸籍上も「養子」「養女」と記載されます。
 原則として、離縁も、養親と養子の合意によって行うことができます。


 一方、「特別養子縁組」では、戸籍上でも、法律的にも、実親と子の親子関係は絶たれ、戸籍には、実子の場合と同様に、「長男」「長女」といった記載がなされます。
 原則として、協議離縁(当事者の話し合いによる離縁)はできません。養親による虐待などがあって、実の親が引き取ることのできる場合は例外で、しかるべき手続きによって離縁が認められます。

 子どもが実の親を知る権利の保護、近親婚の防止という観点から、手続きをとれば、実の親がわかるようにはなっていますが、養子ということが容易にはわからないようにされているのです。


 赤ちゃんが「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」に預けられた場合、児童相談所から乳児院に行き、1歳になれば養護施設へ入ることになります。
 赤ちゃんは、そこで養親や里親に引き取られるか、養親・里親が見つからなければ、18歳まで施設で育つことになるでしょう。


 さて、慈恵病院では、まず、病院の玄関やポスト脇に、公的な相談窓口の連絡先を案内するとしています。
 また、ポスト内には、預けにきたお母さんに対し「相談してください」とのメッセージを書かれた手紙も置くそうです。
 そして、相談があれば悩みを聞き、子どもを手放すことを思いとどまるよう促します。
「いまは育てられないが、先々引き取りたい」といった場合には、児童相談所を通じていったん乳児院に預けるなどの方法があることも教えます。

 また、先述の「特別養子縁組」についても伝えるそうです。
 養子として引き取られた先でも、実子とおなじような(法律上・戸籍上の)扱いを受けることができるんですよ、と。

 安易に赤ちゃんを預かるのではなく、事前にこういった最大限の努力があるのです。


「特別養子縁組」という制度は、1988年につくられました。
 戸籍上、養子にも実子とおなじように扱われることを目的としてつくられたこの制度。

 成立の裏には、実は、今回の慈恵病院の英断にも似た、あるひとりの医師の行動があったのです。
 次回は、それについてお話をします。

【関連記事】
「赤ちゃんポスト」という“通称”に踊らされないでください。事の本質が見えなくなってしまう危険性があります。
世論はこうして作られてゆく―「赤ちゃんポスト」という“通称”の罪。ないがしろにされる「こうのとりのゆりかご」の本質論

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「赤ちゃんポスト」という“通称”に踊らされないでください。事の本質が見えなくなってしまう危険性があります。

 

「赤ちゃんポスト」というのは、あくまでも報道機関が呼称しているだけであって、正式名称は「こうのとりのゆりかご」です。

 この「赤ちゃんポスト」という通称が与えるイメージだけが先行してしまい、「赤ちゃんを物として扱うなんて」と、事の本質には遠く及ばないところで、論議や国民感情が沸騰してしまっているようですが、本質はそこにはありません


「こうのとりのゆりかご」は、病院の壁に設置された扉から、なかに置かれたベッドに赤ちゃんを預ける仕組みで、職員が24時間態勢で待機し、すぐに赤ちゃんを保護します。

 あるジャーナリストの方がおっしゃっていました。
「赤ちゃんポストには反対しない。善意でやっていることもわかる。
 でもやるのならば、なぜ人ひとりいて、直接お母さんと対面しない? 人が窓口とならない?
 人と顔をあわせれば、考え直す人もいるかもしれない。
 あの考え方自体には反対しないが、あれをポストにした時点でアウトだ」

 しかし、わたしは
「いや、そういった状況にある人というのは、人と顔をあわせることができない人が多いのではないか。そこまでの事情があったり、そこまで追い詰められた状況だったりするのではないか。
 だから、匿名・非対面式にする意義はある
 と考えます。


 もちろん、赤ちゃんに罪はない。
 親の事情がどうであろうと、赤ちゃんには罪はありません
 赤ちゃんは親を選べません

 しかし、だからこそ、親が育てることに限界がある場合、公共の力でもって、その限界を超えたところをフォローアップすることが必要だと思うのです。

 完璧な親などいないのですから、「理想」を社会が押し付けてはいけないのです。
 その重圧は、親たち(こと母親)に重く重く圧しかかります


母性神話」というものがあります。
すべての女性には生来的に母性本能が備わっている」「女性は母親になったら、母性本能をもって、子どもを無条件に愛するもの」などという「社会的な思い込み」です。

 この思い込みがあるせいで、「いい母親でいなきゃ」というプレッシャーに苦しみ、理想どおりにいかない育児の現実に、「自分はだめな母親だ」と自責の念に駆られたり、ストレスを抱え込んだり、悩んだりしている女性が非常に多いのです。

 母性神話についてはかねてからこのブログでも書こうと思っていたので、事例など詳しくは、また別の機会に書きますが、これは非常に根深い問題で、虐待や子殺しなど、深刻な事態の一因となっています。


 育児は、そうそう思いどおりにいくものではありません。

 また「産後うつ」というものがありますが、これは精神論で解決したり、予防したりできるものではありません
 というのは、妊娠中や産後は、女性の身体のなかでは、ホルモンが大きく変動します。その影響は体臭が急に変わったり、体毛がいきなり濃くなったかと思ったら抜けてしまったりと、驚くほど大きなものです。

 そして、ホルモンの変動は、女性の情緒面にも大きく干渉するのです。

 ですから、産後うつをはじめとした母親の精神的な問題は、「身体的なこと」が要因となっているわけで、そう簡単なメカニズムでなっているものではない、したがって解決も決して容易なことではないのです。


 そんな時期に、母親を「母性神話」で縛って責めるのは、あまりにも酷です。
 まわりが責めなくても、母親は責められるとかんじてしまう
 それは「母性神話」が、あまりにも根強く広く社会に浸透してしまっているからです。
 それこそが「母性神話」による母親への拘束なのです。


 あくまでも一例ですが、こういった背景があって、虐待死や子殺しがあるわけで、それを食い止めようと、通称「赤ちゃんポスト」こと「こうのとりのゆりかご」が設置されたのです。


 ですから、「赤ちゃんポスト」こと「こうのとりのゆりかご」の是非を問うことよりも、なぜこれが設置されなければならなかったのか、「赤ちゃんポスト」こと「こうのとりのゆりかご」が設置されるに至った社会的背景こそをどうにかするべきなのです。


 また、どうしてもというときには、逃げ道がある。
 そのこと自体が、親を楽にすることもあります。
「こうのとりのゆりかご」を実際に利用する・しないは別にしても、「そういった場所がある」という現実が、親を支えることもあれば、また「そこに子どもを預けるようなことにはしたくない」と、親の励みになることもあるかもしれないのです。


 一方で、子どもをほしくても授かることのできない夫婦もいるのです。
 そういった方々が「親になる権利」を享受するために、養子縁組という選択肢が、もっと一般的なこととして、前向きに選ばれていく社会にしていくべきです。


 育児、家事、仕事、生活のすべてを夫婦で協力しあっていますか?
 パートナーは負担をかんじていない、と断言できますか?
 避妊は完璧にしていますか?
 避妊には100%というものはなく、セックスをする限り、かならず妊娠の可能性はつきまといます。
 それでも、自分には望まない妊娠をするリスクはない、と言い切ろうとしますか?


【関連記事】
世論はこうして作られてゆく―「赤ちゃんポスト」という“通称”の罪。ないがしろにされる「こうのとりのゆりかご」の本質論
「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」に預けられた子のその後を考える(1)~養子縁組と里親制度


* 大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://www.okawauchimari.net/


*参考

続きを読む "「赤ちゃんポスト」という“通称”に踊らされないでください。事の本質が見えなくなってしまう危険性があります。"

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同時に改正すべき問題があるのでは? 「女性の“再婚”も、離婚後6ヶ月間できません」―離婚後300日以内出産規定

 

 現行法では、男性は離婚後すぐに再婚できますが、女性には6ヶ月間つまり180日以内の再婚は認められていません

 理由は、まさに件の民法で、離婚後300日以内に生まれた子ども=前の夫とのあいだの子とされることに由来しています。
 子どもが後の夫とのあいだの子とされるのは、婚姻から200日以降に生まれた場合です。
 もしも婚姻200日よりあとで、かつ、離婚後300日以内に子どもが生まれてしまった場合
 そうなると民法の定めるところでは、元夫・現夫、どちらの子か推定できなくなる、と。
(すると、相続の問題なども生じます)

 よって、このような状態を避けるため、女性には6ヶ月間の「再婚禁止期間」が設けられています。

 ただし、「法律上の父」の推定が重複する恐れのない以下の場合は、例外として、離婚後6ヶ月以内でも再婚することができます。
・離婚前にすでに妊娠していて、出産後に再婚(出産当日から可)
・前夫との再婚
・高齢で妊娠できる可能性がない
・不妊手術を受けており、妊娠できない(医師の診断書と証明書が必要)
・夫の生死が3年以上不明で、裁判により離婚を認める判決を得ている

 わたしは区別をも差別だと混同して論じる人間ではありませんので、自分が離婚したときも(再婚はいまだしていませんが)、「これは女性という性をもって生まれた者として受け容れること」と、当然こととして受け容れました。

 しかし、それはわたしの離婚が、たまたま複雑化したり、長期化したりしなかったから問題がなかった、というだけのこと。
 これが、今回の動きのきっかけとなった横浜市の夫妻のような場合だったら。
 たとえば、離婚問題が長期化して、事実上婚姻関係が破綻していたにもかかわらず、離婚届の提出がままならないだけなど、紙切れ一枚の話、といった場合だったら。


 離婚後300日以内に生まれた子どもが前夫の子となるという民法の規定について、安倍総理は「見直しの要否を含めて慎重に検討する」と述べたそうです。

 婚姻形態、親子、家族のあり方は多様化しています。
 その一方で、婚外子、またその母に対する差別の目は依然としてあります。そういった方々にとって、生きづらい社会なのです。
それでいて少子化だなんだと、まったくナンセンスな話です)

 子どもが幸せに育つための環境、育てるための環境を見直すべきときにきているのではないでしょうか。

 最後に、念のためですが、離婚と、俗に言う不貞を助長する目的で述べているものではないことを付記しておきます。

 生まれてくる子どもたちの幸せを願って。
 生きにくいひとたちが、生きやすい社会へ。


* 大川内 麻里のサイト:OkawauchiMari.net
http://www.okawauchimari.net/



※参考:

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児童買春・児童ポルノ禁止法の限界(1)交通事故死児童の写真転載の教諭・渡辺敏郎容疑者逮捕

 

 交通事故に遭い、他界してしまった子どもたちの写真を、遺族のサイトから無断で転載した上、それに性的なコメントを書き連ねて冒涜。さらには勤務校の児童の写真も用いた、悪質なポルノサイトを運営していた、小学校教諭・渡辺敏郎容疑者が、児童買春・ポルノ処罰法違反で逮捕されました。

 世間を震撼させたこの事件、憤りを感じている方も多くいらっしゃるでしょう。
 この事件は、われわれの想像の域をあまりにも逸脱した行為であるため、それを罰する法律をどうすべきかが大きな問題となっています。

 はじめは遺族サイトからの写真の無断転載ということで「著作権侵害」での告訴。
 今回は、サイトとは別の児童ポルノ写真をメールで知人に提供した疑いでの逮捕となりました。

 この「児童ポルノの知人への提供」が罰則の対象となったのは、実は2005年のこと。児童買春・ポルノ禁止法の改正で盛り込まれた事項でした。
 つまり、この容疑者は、仮に2005年まえであったとしたら、同件での逮捕すらできなかったということなのです。

 2005年に児童買春・ポルノ禁止法の改正された点には、主に以下があります。

  • 罰則の引き上げ(児童買春3年だった→5年に)
  • 特定少数に対する児童ポルノの提供を処罰(販売・頒布のみ処罰だった→友人・知人などへの提供も処罰対象に)<今回の容疑はこれです>
  • 提供目的のない児童ポルノの製造(単純製造)を処罰
  • 電磁的記録の提供、提供目的の保管を処罰

 そして、それぞれの罰則は以下のとおりです。

児童買春 5年以下の懲役or500万円以下の罰金
児童買春周旋業 7年以下の懲役+1000万円以下の罰金
児童買春の周旋目的で児童買春をするように勧誘 5年以下の懲役or500万円以下の罰金
児童買春の勧誘業 7年以下の懲役+1000万円以下の罰金
児童ポルノ提供 3年以下の懲役or300万円以下の罰金
児童ポルノを不特定もしくは多数の者に提供、または公然と陳列した者 5年以下の懲役or500万円以下の罰金
児童買春等目的人身売買 1年以上10年以下の懲役

 おそらく、今回、渡辺敏郎容疑者に科せられる罰則は、でマークをしたところでしょう。

 事件の残虐性を思えば、この罰則は適当といえるでしょうか?

 現代は、予測の範疇を超える犯罪が次々と起こっています。そのため、それを処罰する法律がない、法が追いついていけないというのが現状なのです。


【関連記事】
犯罪の厳罰化は何のためか?(1)性犯罪者処遇プログラム
犯罪の厳罰化は何のためか?(2)性犯罪者への各国の取り組み
このようなCMが公然と流されているのはいかがなものか? ~児童の商業的性的搾取


*参考

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犯罪の厳罰化は何のためか?(2)性犯罪者への各国の取り組み

 

 前回、「犯罪の厳罰化は何のためか?(1)性犯罪者処遇プログラム」で、刑罰というものはまずは再犯を防ぐためにあるべきだというわたしの考えと、わが国の「性犯罪者処遇プログラム」とその問題点についてお話しました。

 今日は、性犯罪者への各国の主な取り組みをご紹介します。

アメリカ 出所後も顔、氏名を公開。住所の届出が義務。州によりGPSによる監視も。
イギリス 出所後はGPSの体内埋め込み(検討)
フランス 出所後はGPSによる監視。
スイス 再反省の高い者は終身刑。

 前科者の情報公開。GPSによる24時間の監視体制。終身刑。
 これらは、現在の日本では、残念ながら、まだ取り入れられていません。

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木下あいりちゃんと、ご遺族のために。そして子どもたちのため、社会のために……あなたにもできることがあります。

 

 2005年11月。広島で、ホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告から、性的暴行の末に殺害された、木下あいりちゃん、7歳。
 ご遺族は、「広島のとある女児」ではなく、「木下あいり」というきちんとしたひとつの人格あるひとりの人間、貴い命であったことを社会に認識してもらうため、あえて実名での報道を求めてきました。
 そして、わが子の受けた性的暴行についても公表をし、2度とこのような凶悪な性犯罪が繰り返されないようにと、極刑を求め、声をあげてこられました。

 一審では、検察の「死刑」求刑に対し、「無期懲役」判決が下りました。


 ニュースを見聞きして、「これはおかしいのではないか」「自分にもなにかできないか」と思われた方。
 木下あいりちゃんのために、わたしたちにもできることがあります。


電子署名
あなたもこちらから、いますぐに送ることができます。

はがきによる手書き署名(個人おひとりでの場合)
   〒730-0012 広島市中区上八丁堀2-15 広島高等検察庁内
   木下あいりちゃん殺害事件担当検事さま
上記宛に、はがきで、支援のお気持ちと、お名前・ご住所を書いてお送りください(おひとりさま一枚)。

複数署名
署名用紙を入れた封筒に、送り主のお名前・ご住所と、「署名用紙在中」とお書きください。
20名用の署名用紙はこちらからダウンロードできます。


 子どもたちが安心して暮らせる未来、社会は、わたしたちの手で。
 ご協力をお願いいたします。


 本件の「無期懲役」は不当判決と言わざるをえない理由は、あらためて、別の記事としてアップいたします。


【関連サイト】
星になったあいり
あいりちゃんの死を無駄にしない為に
声をひとつに
小さな風

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犯罪の厳罰化は何のためか?(1)性犯罪者処遇プログラム

 

 しばらくぶりの更新になってしまいました。

 過去にもこのブログで取り上げた奈良女児殺害事件の小林薫の死刑確定
 広島・木下あいりちゃん殺害事件における、ホセマヌエル・トレス・ヤギ被告への一審での無期懲役判決
 東京都羽村市の小学校教諭、渡辺敏郎による交通事故死児童写真、勤務校の児童の写真を用いた、悪質なポルノサイト事件
 九州の中学校教諭による男子生徒への連続強制わいせつ(※すでに何県何市まで報道されてはいますが、被害生徒が特定される恐れをすくなからずはらんでいると考え、わたしの信念により伏せます)
……などなど、多数、取り上げたい事件、問題がありましたし、また「性と愛の質問・相談CAFE」に寄せられた声からも書きたいことは山ほどある毎日ですが、わたし自身が、個人的に「性」というテーマについて、考えるところがあって……ご無沙汰してしまいました。
(むしろ、その心の過程を書くべきなのではないか、とこのブログの当初の趣旨からすれば思うのですが)
(※ほかの3つのブログは、割と更新しています。掲示板にもお答えしてます。OkawauchiMari.netトップページからどうぞ)


 さて、今日は犯罪の厳罰化についてのお話です。
 わたしは、犯罪、こと再犯性の高い性犯罪について、厳罰化を求める発言をしてきたり、現行法にはない処罰のあり方を提案したりしてきました。
 これは、なにも「犯人をこらしめてやりたい」という憎悪の念から言っているわけではありません

 罪を犯したものに罰を与える。
 その意味は、報い、被害者感情への対応、社会的な影響などさまざまですが、わたしはなによりもまず
「制裁というものは、再犯防止のためにあるべきだ」
 と考えています。

 だから、
「刑罰というものは、再犯を防ぐために必要十分なものでなければならない」と。
 それは、刑期であったり、刑罰のあり方であったり、刑期中に課されることであったりします。


 日本では2005年度に「性犯罪者処遇プログラム」というものがまとめられました。奈良女児殺害事件を契機に議論され策定されたものです。
 罪名の如何にかかわらず「犯罪の原因・動機が性的欲求に基づく者」が対象となります。

 このプログラムは、認知行動療法を用いたもので、たとえば、下記のような科目が用意されています。

  • 認知の歪み・・・別の事件の犯人の言い訳をテーマに議論して思いこみのメカニズムに気づかせる
  • 自己管理と対人関係・・・就職面接の演習などを通じて、対人関係を築くトレーニングをする
  • 被害者への共感・・・手記やビデオを見聞きする
  • 再発防止計画・・・自分の行動を詳しく分析させ、「仕事上のストレスを避けるにはどうしたらいいか」「ストレスを感じたら、どう対処したらよいか」など、ストレスマネージメントを考えさせる

 再犯の恐れの高さなどに応じて受講科目を決め、最長16ヶ月あまりをかけて履修することとなります。

 ただ、このプログラムにも、まだまだ問題点(課題)が山積しています。
 たとえば、受刑者や仮釈放中の保護観察対象者は、現行法に基づいて受講を義務づけることができますが、保護観察付き執行猶予者については受講を義務づける法律がないのです。
「受講を強く説得する」ということになってはいますが、拘束力がない以上、受講するか否かは、本人の選択次第となってしまっているのが現状です。

 再犯の可能性が否めない犯罪者の、ひとつの「病」という考え方もできる、当人をして犯罪を犯させる性的欲求の異常。
 その「治療」が、本人任せ。

 こんなことで、いいと思いますか?
 わたしたちの平穏な生活は守られるでしょうか?


 次回は、性犯罪に対する各国の取り組み、薬物療法などについてお話したいと思います。

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性被害に程度の差などないに等しい

 わたしが心理学生をしていたときの話です。

 ある講義で「来週は近親相姦についてです」と先生。教室内はすくなからずどよめきました。
 そして、その当日。配布された資料に挙げられた事例は、義兄にキスをされたり胸を触られたりした――というものでした。
 その講義の最後。先生が言いました。
「みなさんは、この事例を“こんな程度のこと、たいしたことないじゃないか”と思ったかもしれません。近親相姦と聞いて“もっとすごいもの”を想像していたかもしれません。
 ですが、被害者にとって、どんな行為であれ、心の傷は深いものなのです。
 それを理解してもらうために、今回はあえて“この程度の”事例を取り上げました」

 図星でした。わたしたち生徒は、事例として取り上げられるのは、セックス行為=ペニスを膣に挿入する行為があるものがくると想像していて、そうでない事例が取り上げられたことに、軽々しい言葉を使うと、肩透かしをくらったような気分になっていたのです。
 そして、そんな自分を知ることで、性被害について“程度の差”をもって「たいしたことないじゃないか」などと考えていた自分に気付かされたのです。

 わたしがこのブログを通じていただくメールのなかで、性被害に遭われた方が、ご自身の被害体験について「軽いものなのですが」と書かれていることがあります。
 またたとえばですが、植草元教授の一連の行為を「たいしたことないじゃん」と笑いごとにしてしまうひとがいます。

 しかし、わたしは思うのです。性被害に程度の差などないに等しいと。
 そして、そういった“程度の差の意識”が被害者感情を麻痺させ、回復のプロセスをさまたげるのです。
 わたしが常々口にしている持論ですが、心の傷を癒すための第一歩は、つらいことをつらい、悲しいことを悲しい、その感情をあるがままにかんじ、受け入れることからはじまります。だから、それを阻害することはイコール回復を阻害することとなってしまうのです。

 被害者が「たいしたことない」と言っているからたいしたことないのでは? と思う方もいらっしゃるでしょう。
 よく考えてみてください。社会に浸透してしまっている“程度の差の意識”は、わたしたちひとりひとりの意識のなかに入り込んでしまってはいないでしょうか? 「たいしたことない」と言っている被害者も、そのひとり。言ってみれば、「たいしたことない」と思い込まされているにもかかわらず、それが自発的な感情だと錯覚してしまっているのではないでしょうか。

 性被害に限りません。いじめだってなんだって。
「たいしたことのない」被害なんてないんです。
 被害を程度の差で語ることは、被害者から、“つらいことを「つらい」と思う自由と権利”を奪う危険性があるものなのです。

こちらのブログもよろしくね♪的な、ね(笑)。テーマ別に4ブログ運営中です。

大川内 麻里の“人生がより心豊かになる”コトバ 1日1文
フリーターから起業した女性経営者が綴る「働くということ」(元フリーター編集者の出版日記)by 大川内 麻里
フリーターから起業した女性経営者、パニック障害になる。+鬱病・PTSD by 大川内 麻里

各ブログの概要はコチラをクリック! 更新情報(最新記事)は右側バーにあります⇒
もし、ご興味をお持ちいただける記事がございましたら、どーぞどぞです♪^^

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[用いられる言葉による犯罪の残虐さの軽視]わたし、こと大川内麻里は、8歳のときに『性犯罪』の被害に遭い、人格と心理的子宮の破壊を受けました。20年を経たいま、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの苦痛を受けています。繰り返します。大川内麻里は、8歳のときに『性犯罪』の被害に遭ったのであって、決して『いたずら』などといった軽い悪ふざけを受けたわけではありません。

Sky_ribbon_2  真美さんのWEBサイトで、『空色リボン・キャンペーン』のバナーを発見。

 この運動は、悪しき『性犯罪』を『いたずら』などという軽い言葉で表現させないための運動です。

 これは、かねてより、わたしも、まったく同様のことを考えていました。(後述)

 ブログ“SEX-Therapy【セックスセラピー】 presented by Mari Okawauchi”、ならびに、自身も、世間一般では『いたずら』と称される『性犯罪』の被害者に遭い、20年を経たいまも、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などの苦痛を受けております、わたし、大川内麻里は、
『空色リボン・キャンペーン』の趣旨に、全面的に賛同、ご協力させていただきます。

 このブログ“SEX-Therapy【セックスセラピー】 presented by Mari Okawauchi”でも、性犯罪――強姦、レイプ、痴漢行為などに関する連載をしてきました。
 その対象が子どもである犯罪、事件についても連載してきました。

 また、これ以前にも『麻生暁美』の筆名を主に、性犯罪に関する、さまざまな文筆・執筆活動を行なってきています。(未発表、未完のものを含め、ノンフィクション、自伝的小説、評論、詩作品など)

 * * *

 わたしが、被害に遭ったのは、ピアノのお稽古の帰り道。当時の自宅まで、ほんの数歩のところでした。

 自分は、いったいなにをされたのか。させられたのか。わからなかったけれど。

 ただ、わからないけれど、これは、きっとだれにも言っちゃいけないことなんだ、隠しておかなきゃいけないことなんだって。きっと、お父さんやお母さんが、悲しい気持ちになることなんだって。

 わたしは記憶を封じ込めました。両親のために、そしてなによりも、わたし自身を守るために。

 やがて、中学生ともなると、恋人もできます。
 でも、セックス関連のこととなると、どこか頭のなかで、信号が点滅するような感覚を覚え続けるのです。けれど、ひたすら目をつぶったまま生きてきました。

 事件のことを、はっきりと認識したのは、21歳のとき。断片的な風景を夢に見てから。
 隣で寝ていた、後に、わたしの元夫となった、当時の彼氏に無邪気に、その夢の内容を語ろうとして、「なんかねー、夢見てたの。んっとね、よく覚えていないんだけれど、子どものころにね、よく遊んでいた空き地があって、そ……」

――雑草だらけの空き地。
 そこに停められた一台のワゴン車。
 きれいな夕焼けが、だんだんと濃く暗くなってゆく。
 星のように見えた、ほんの目のまえにある、家族の待つ家。
 後部座席に連れ込まれた8歳の少女。
 鼻を突く匂い。
 怯え、震えるわたしとは、裏腹に、にやつき、興奮でうわずる男の声。
 頭のなかが真っ白になり、わたしの耳には、男の言葉が、まるで遠いどこかから聞こえてくるように。
 後悔の念が、水面に落ちた一滴の墨汁のように、じわじわと広がっていく。
 しかし、それに抗う方法を、幼い私は知らなかった。
 気が遠のいていく。
 荒くなっていく男の息づかい。
 そして、わたしは、機械仕掛けの人形になった。

――点が、線に、なった。
 あのとき、わたしがされていたこと、それは……めまいと吐き気に襲われ、視界がぐるぐると回転していく。

 記憶の奥底に眠り続けていた遠い日の出来事。封じ込められていた悪夢は、10年以上もの月日を経て、突然目を覚ました。
 蘇る記憶。目を背けていた事実。
 呼び起こされた記憶は流れた時間(とき)と重なり、そして、はじめて明白な現実となったのです。

 * * *

 思春期から、わたしは、さまざまな心の病気を発症しています。精神病院にも、何度入退院を繰り返したことか。
――神経症、不安神経症、仮面鬱病、パニック障害、パニック性鬱病、鬱病、PTSD(心的外傷後ストレス障害)――病名なんて記号にすぎない。そんなことは、どうでもいい。

 ただ、8歳当時、いくら頭に禿をつくっても、自分の髪の毛をむしりとることがやめられなくなったことを覚えています。理由はだれにもかわりませんでしたが、いま振り返ると、長く伸ばした髪というのは、当時のわたしにとって、無意識にも『女性性』の象徴であったのでしょう。

 中学生、高校生(のちに中途退学)にもなると、拒食と過食の繰り返しをやめられない。自傷行為が止まらない。テレクラにナンパ、性的逸脱行為の数々。たった一度だけど売春にも手を染めた。お金がほしかったわけじゃない。そんなもの見たくもないもので、すぐに捨てるも同然に使ってしまった。

 これらのわたしのたどってきた道が、8歳のときの、あの事件と、まったくの無関係だとはいいきれるでしょうか。

 * * *

 現在、子どもが犠牲になる卑劣な事件が相次いでいます。

 そうですね、10年まえくらいかな、そのくらいのわたしなら、ペンの力を「腐った貴様らを、世のなかから徹底的に排斥してやる!」と、ただただ、復讐の手段として使っていたでしょう。
 性犯罪の刑罰を重くするなどといった、単純なところにしかいきつかなかったでしょう。

 でも、いまは違います。
 こういった犯罪者たちを生み出している社会。その社会の一員である、わたしたちにも、そういった事件の責任があると。
 極論をすれば、そういった社会をつくっている、わたしたち自身こそが、加害者であるという認識をもっています。

 また、それでは、事件が起きてしまってからの対処への働きかけにしかすぎない。事件が起こってからでは遅いのです。未然に防がなければいけないのです。

 ですから、このブログ“SEX-Therapy【セックスセラピー】 presented by Mari Okawauchi”
性犯罪に関する連載においても、子どもが犠牲となってしまった性犯罪の連載においても、被害者の悲惨な末路をお伝えするとともに、加害者心理にも迫ってきました。

 どうすれば、確実な人格破壊であり、心理的子宮の切除でもある、この許されざるべき犯罪を食い止めることができるのか、未然に防ぐことができるのか――それを突き詰めて突き詰めて突き詰めて考え抜いた末のことです。

 * * *

 そもそも、わたしが、このブログ“SEX-Therapy【セックスセラピー】 presented by Mari Okawauchi”を開設した当初の目的、それは、ただ自分自身の心の奥底を見つめなおし、“男性と『正常な関係』を結べない”自分を変えていこうという、いわば個人的な試みにしかすぎないものでした。
 はじめの記事なんて、こんなものです。

 でも、書けなかった。

 しかし、しばらく経ってみた、あるとき。
 気付いたのです。
 否、思い出したのです。
 これは、わたしだけの問題ではない、ということに。
 苦しんでいるひとは、大勢いるということに。彼女たちの心の叫びを聞いてきたことに。彼女たちを想う彼の苦悩を聞いてきたことに。

 そう、これは、決して、わたしひとりだけの問題ではない――そして、“SEX-Therapy【セックスセラピー】 presented by Mari Okawauchi”のコンセプトは、いまのかたちに変わったのです。

 わたしが、あえて苦痛と向き合うかたちをとり、カウンセリングを自ら受けようとしたのも、そのためです。
カウンセリング初回
2度目のカウンセリングを終えて
カウンセリングで事実と向き合う痛み
わたしがカウンセリングの記録をアップするワケ
 すべては書くために、です。

 書くのは、性犯罪の根源に迫り、ひとりでも加害者・被害者を減らしたいからです。

「なんで生かしておいたの? 8歳の少女を殺すことなんて、他愛もないことだったはずなのに、なんで? なんで生かしておいたの? こんなおぞましい記憶とともに生きていかなければならないのであれば、いっそのこと、殺してくれた方がよかったのに!」
――フラッシュバックに襲われ、ひとり、そう、泣き叫んだこともあります。


 でも、いまは違う。

 声をあげられるのは、わたしたち被害者です。もっともリアルな生の声を。
 生きていたからこそ、できることなのです。


 わたしは書きます。
 命まで奪われてしまった犠牲者たちのために、この命を使わなければ、なんになる?

 このペンの力を、復讐にではなく、もっと建設的な方向へ。
 社会の過ちを正し、よりよい世のなかへと牽引していくために。
 このペンの力を、そして生かされたわたしの命を。

 使います。

『空色リボン・キャンペーン』、ぜひ、ご協力ください。

(※なお、『森色リボンキャンペーン』にも、賛同、参加させていただきますが、“SEX-Therapy【セックスセラピー】 presented by Mari Okawauchi”においては、ハンディーキャップの問題も取り上げてはいますが、中核としてきた論点が、まったく無関係ではないけれども、ややそれておりますので、大川内麻里のその他のブログにて、ご協力させていただく所存でおります)

 以下、2002年初出の社会批評『メディアと女性』(筆名:麻生暁美)より(わたしが24歳のときですね)、関連箇所を、2箇所、抜粋します。

=========以下抜粋=========
COPYRIGHT (C) Akemi Asou(Mari Okawauchi) ALL RIGHTS RESERVED

 私がまず怒りを覚えたのが、番組中痴漢行為に対し、「迷惑行為」という言葉が通されていたことだ。電車内における「迷惑行為」とは、そもそも大きな声でのお喋りや携帯電話の使用(これも心臓ペースメーカーを使用している人にとっては「迷惑」程度のことではないが)などに対して使われるべき言葉である。痴漢は「迷惑行為」などとという次元のものではない。許し難き卑劣な「犯罪行為」である。
 強姦などの性犯罪に対し、日本では「暴行」「いたずら」などといった言葉が使われる。このような婉曲表現は、その犯罪の悪質さ、残忍さや重大性を隠蔽するに他ならない。
それが被害者への配慮であるという意見もあるかも知れないが、私はそうは思わない。痴漢や強姦の被害に遭った女性が、晒された恐怖や心に負う傷は、測り知れない程のものがあるはずだ。しかし周囲からは「暴行」「いたずら」などという軽い言葉で、それを語られる。その大きなギャップは、決して、被害者の心をして回復に向かわせるものではない。被害者の受けた傷を軽視しているだけではないか。
 多くのトラウマを解決する一歩目は、まず出来事を正しく直視することである。辛く悲しい出来事は「なかったこと」と葬り去ってしてしまいたいのが常であろう。しかし過去の出来事は変えようがない。そこで葛藤が生じる。最も危険なのは、その葛藤を解消するために、「自分が悪い」と思い込み、自らを貶めていくこと。それを防ぐには、まず出来事を真っ向から直視し、憎むべきは誰であるかを正しく認識することである。被害者にとってそれはとても苦しく辛いことだが、必要不可欠な道程である。とすれば「暴行」「いたずら」「迷惑行為」といった婉曲表現が、治癒への過程を弊害するものとなることはお分かりいただけるだろう。
--------------------------

=========以下抜粋=========
COPYRIGHT (C) Akemi Asou(Mari Okawauchi) ALL RIGHTS RESERVED

 そればかりか、この十年ほどでは、人気アイドルが明らかに低年齢化してきている。私はこのことにただならぬ危機感を覚える。なぜなら、人気アイドルの低年齢化は、幼児性愛者の増加を示唆していると考えるからだ。
 警察庁の資料によると、強制猥褻の年間認知件数は、平成八年に4、000件を突破。この年には人気アイドルグループ「モーニング娘。」が、また二年前の平成六年には、小学生がメンバーにいることを売りにし、話題となった「SPEED」がデビューしている。以後、強制猥褻事件の認知件数は、増加の一途をたどり、平成十一年には5,346件、十二年には7,412件、十三年9,326件と、毎年2,000件ずつも増加し続けているのである。
 しかし、これはあくまでも認知件数にすぎない。水面下に、誰にも打ち明けることの出来ないまま、おぞましい記憶に苦しめられている少女たちが、どれほどいることか。たとえ、そのときにその行為のもつ明確な意味が分からなかったとしても、成長すれば、必ずそれを認識せざるをえないときがくる。性犯罪は、被害者の心に大きな障害を残す。障害。そう称して憚らないだけの決定的な深手だ。一般的には、男性恐怖に陥ることが想像されるだろう。しかしそれだけではない。逆に男性に依存、執着し、性的逸脱行為に耽溺する場合もある。自己を貶めていくことで、受けた行為とありのままの自分自身との均衡を、無意識下ではかろうとしてしまうのだ。
 やり場のない苦しみを、彼女たちはどこへ向けるだろう。――私が女性だったから。私が女性に生まれてきたから。女性にさえ生まれてこなければ・・・・・・。自らの女性という性に、やり場のない怒りと、誤った後悔の念を向けざるをえない被害者も多いだろう。性別に基づく自我同一性、つまりジェンダー・アイデンティティーの危機に晒されるのだ。性犯罪とは、確実な人格破壊である。ジェンダー・アイデンティティーの確立に障害を受けた彼女たちは、心理的に子宮を切除されたも同然の状態なのだ。
 前述の人気アイドルに話を戻すと、現在人気を集めているアイドルたちは、いたって平均的な小中学生である。アイドルとは、「見られること」を前提とした職業である。その見られ方は、一方的であり、性的対象物として商品化されている。いまや一般的な小中学生が、性の対象として売り出されているのだ。なんともおぞましいことではないか。ニーズがあるからこそ、プロデューサーはそれを満たす少女を発掘しては売り出す。そしてそれが、またさらなる幼児性愛者の増加を助長する。鶏が先か卵が先かのような話になるが、人気アイドルの低年齢化と、幼女を狙った性犯罪の増加は、密接な関係にあることは間違いないだろうと私は考えている。
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【関連記事】
性犯罪、DV(ドメスティックバイオレンス)、PTSD……傷ついた方たちへ

大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://okawauchimari.net/

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本当に「健全」な男女の「性のあり方」とは?<風俗案内所規制の条例案・警視庁

久々の更新ゴメンナサイアレルギーで入院しておりました。詳しくはココ
さて、そんなこんなで、やや遅ればせながら、今日は下記の記事から。

■風俗案内所規制の条例案・警視庁
 繁華街で増えた性風俗店などの案内所が健全な街づくりに悪影響を及ぼしているとして、警視庁は案内所の公安委員会への届け出などを義務づける条例案を来年2月の東京都議会に提出する方針を決めた。来年夏の施行をめざす。同様の条例は大阪府で来年2月施行予定で、成立すれば全国で2番目。

 警視庁によると、今年4月施行の改正迷惑防止条例で性風俗店の客引き行為が禁止された影響で、都内の風俗案内所は昨年末の82カ所から今年10月末には114カ所に増加したが、案内所を規制する条例はなかった。 (16:00)
Sat, 19 Nov 2005 16:00:00 日本経済新聞社

んーーー、石原都政になって以来、こういったことが相次いでいますね。
石原都知事は「健全、健全」と、この言葉を振りかざしていますが、わたしには、単なる小手先の「対策」にすぎず、目的と対策が乖離しているとしか思えないんですよ。決して「健全な対策」などと呼べる代物ではない
そういったことがなぜ起きるかというと、物事の原因と現状の分析が浅いからなのではないでしょうか?

ちなみに、最近小学生が犠牲になる言いえぬほどの事件が相次いでいることから、無作為に抽出した一般市民へ、それに関するアンケートをとったところ、こういった事件への対策としてなにが適切かという質問で、もっとも多かったのはなんだったと思います? 「ポルノ雑誌やWEBサイトへの規制」でした。2位に「刑罰を重くする」、3位に「前科者の情報開示」
しかし、わたしは「被害者が出てからでは遅い。迅速かつ的確な取り組みを! 幼児ポルノおとり書類送検の先にあるもの<子ども条例初適用:無職の男を書類送検 奈良県警」(3)禁じられるほど高まる抑圧された願望にも書いたとおり、「ポルノ雑誌やWEBサイトへの規制」「前科者の情報開示」は諸刃の剣でもあり、反対ではありませんが、諸手を挙げて賛成という気持ちにはなれません。前者は特に短絡的で、性犯罪の原因の本質が見えていないように感じます。

さて、話を石原都政に戻します。

話をスムーズに進めるため、確率での判断で、男性のみなさまには大変申し訳ないのですが、性犯罪が主に成人男性によって行なわれることを、ここでは前提としておきます(もちろん、男性が被害者になることもあり、わたしは決して「性犯罪者=成人男性」と決めつけるような考えは毛頭もちあわせておりませんこと、ご了承くださいませ)。また少女売買春も一部含みながらお話します。

成人男性による性犯罪。少女売春に代表される、若年層(特に少女)の性の乱れ。
ここでの因子としては、大別して、下記のふたつが挙げられます。
(1)女性に対して屈折した欲望をもつ男性
(2)自らを大切にせず、安易にお金と替えてしまう少女

わたしからすると、両者は根底にあるものが、すごく似ているように見えるんですね。
では、いったいなにが似ていると見えるのか。主として、以下の2点です。

〈A〉「誤った男性性・女性性(※ジェンダー・アイデンティティー)に基づいた自信を追求していっているがゆえ、ジェンダー・アイデンティティーの危機にさらされていること」
〈B〉「愛のカタチとしての性知識の欠如」

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まず、〈A〉「誤った男性性・女性性(ジェンダー・アイデンティティ)に基づいた自信を追求していっているがゆえ、ジェンダー・アイデンティティーの危機にさらされていること」について。
ジェンダーとは身体の性別=セックスに対して、環境などによって後天的に形作られた社会的な性別を指します。つまり、ジェンダー・アイデンティティとは、個人が自分自身に対して「男らしさ」「女らしさ」を定義した上で、男性として、女性として、自分のあるべき姿はこうだと抱いている固定観念のことです)

日本の「らしさ」の観念は、いままさに過渡期にあります
キャリア女性に専業主夫女性上司に男性部下。しかし、そういった男女の生き方、スタイルは、まだまだ社会に受け入れられ、浸透しているとは言い難いでしょう。
しかし、かつては「専業主婦」という言葉すらなかったくらい、女性は結婚後は家庭に入ることが当たり前だった時代もありました。当たり前すぎて「専業」もなにもなかったんですね。
かといって、先述のように、キャリア女性、専業主夫などが、スタンダードになっているわけではない
よって、いまはやはり男女観の過渡期といえるでしょう。

以下、「レイプ加害男性の心理」に書いたこととも、多少重複しますが、わたしたちは、子どものころから、「男性は女性より優位で、女性を守る存在でなければならない」「女性は男性に加護されなければ生きていけない、弱くて男性から受身で愛される存在でなければならない」といった男女観を後天的に刷り込まれています
あくまで「後天的」と書いたのは、一家の母を家長とし、女性・妻・母が狩猟に出て、男性・夫・父が、家事や育児を担うという民族も存在するからです)

「男性は女性より優位で、女性を守る存在でなければならない」「女性は男性に加護されなければ生きていけない、弱くて男性から受身で愛される存在でなければならない」という誤った、本来の男女のあるべき姿として望ましくない男女観――これは、あくまでも、わたしが男女の先天的な性差に基づく、向き不向きやできることできないこと、強み弱みなどは事実としてあることを決して否定はせず、また権利のみを主張して義務をなおざりにするようなことはいけない(ここまであたりが、ほかのフェミニストの方々とは、考えが異なるところかも)それらの事実を踏まえた上で、男女は人間同士としてフェアであるべきだと考えていることに立脚しているからですが――そういった望ましくない、誤った男女観に基づいて、「男らしくあろう」「女らしくあろう」とすると、いまの社会ではうまくいかない。どこかしらに歪みや摩擦が生じてしまいます

そうすると、どうなるでしょうか。
自らの男性性、女性性への自信を喪失し、ジェンダー・アイデンティティーの危機にさらされてしまうひとたちも少なくはないでしょう。

それが行動として表出するのが、下記だと考えます。
---------
●男性の場合・・・同年代の女性に脅威を感じて、(それこそ)“健全な”交際ができなくなり、女性を暴力的にねじ伏せるレイプモノのポルノなどに傾倒。性風俗はお金の授受を介することで、男性が優位になれる場所。やがて対象は、より弱者である幼児・学童に向けられ、そういったポルノに手を出す。そして、ひいては性犯罪を実行する者も――。

●女性の場合・・・「わたしってなに?」誰かに求められたい、そうすることで、自分の存在価値を確かめたい。たとえ、それが見知らぬ男性の性欲というかたちであっても……所謂売春や性的逸脱行為である。この心理を実に見事に描き出しているのが、村上龍先生の小説『ラブ&ポップ――トパーズ2』ですね。また売春予備軍の多さは、97年3月に起きた「東電OL殺人事件」への注目度と、この事件を追った佐野真一氏ルポの売れ行きに顕著です。ただし、わたしは風俗などで働く女性が言いがちな「自分たちのように、こうやって身体を売っている女性がいることが、性犯罪の抑止力となっているのだ」という主張には共感も賛同もできません。
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だから、そういった男女観は、思い切って捨ててしまってほしい
そのような、とてもではないけれど、望ましい、正しいとは言い難いような男女観に縛られて、それで自らの男性性・女性性への自信を喪失してしまうなんてもったいないことです。
ましてや、それを遠因として、性犯罪や売買春に走ってしまうなんて……なんの罪もない方々や子どもたちが犠牲になっていくなんて。

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次に
〈B〉「愛のカタチとしての性知識の欠如」について。

これは性教育の問題ですね。
性教育については、このブログでも連載しましたが、わたしの時代もそうでしたが、いまだに正しく望ましい性教育が、学校でも家庭でもほとんど行なわれていない実情に愕然としました。
わたしの世代も、性に関することは「恥ずかしいこと」として、タブーですらあるかのように隠匿されていました。そして正しい情報がないだけに、興味本位で誤ったセックスに及び、傷ついていく男女も見てきました。
親も教師もそういった性教育しか受けずに育ってきて、今度は自分が子どもたちに教える立場になってしまったものだから、やはり自分たちの受けた性教育と同様の感覚で、性教育と真正面から向き合うことから逃げ、その素晴らしさを伝えることができずにいるんですね。その事情はよくわかります。

しかしながら、否、だからこそかな、雑誌や漫画、インターネットの悪影響が……と危惧し、これらも小手先で規制していく

……違うでしょう? まったく無関係とまでは断言しませんが、すくなくとも、問題の本質は、そこからは見つからないでしょう。

親、教師がいますべきこと。子どもたちが、そういった誤った情報に触れるまえに、適切な性教育をしておけばいいんですよ。そして、誤りかそうでないかを自己判断できるだけの力を身につけさせておけばいいんです。

たしかに、雑誌や漫画、インターネットなどに、危険な悪しき情報が氾濫しているのは事実です。しかし、単純に規制するだけで事は済むでしょうか? わたしはそうは思いません。

対抗するとすれば、その悪しき情報に勝る、わかりやすくて、思いやりややさしさ、温かさにあふれる性教育。セックスは愛のひとつのカタチであるという悦び。男女の身体の仕組みと第二次性徴、セックスから妊娠、出産の素晴らしさなど……を、子どもたちと真正面から向き合って伝えていくことです。

そして、これは、わたしが伝えていきたい、そしてこのブログでも実践している性教育でもあります
「インターネットなどに、危険な悪しき情報が氾濫しているのは事実。ならば対抗策として、インターネットを通して、実体験を交えながらわかりやすく、読者の目線に合わせて、“相手への思いやりややさしさ、温もり、愛のこもったセックスの悦びや素晴らしさ”を伝えていけばいいじゃん!」と。

おかげさまで、拙文を読んで「意識が変わった」といってくれるなどの反響も多く、うれしい限りです^^みんな、ありがとうね~☆このブログの読者であるみなさんの存在が、わたしの原動力です! ほんの一言でいいんですどんなことでもいいんです。もしなにかを感じてもらえたら、ちょっとでも聞かせてもらえるとうれしくて、ますます頑張っちゃいますので、よろしくですっ♪(笑)

やや話がそれましたが、石原都政下では、障害児、障害者への性教育を阻害するにしかすぎないこんなこと(「障害児、障害者への性教育」)までもが行なわれています。これは、養護学校だけではなく、公立の小・中学校にも、同様の性教育の方法への圧力がかけられています。

******************************

冒頭に下記のように書きましたが、
んーーー、石原都政になって以来、こういったことが相次いでいますね。
石原都知事は「健全、健全」と、この言葉を振りかざしていますが、わたしには、単なる小手先だけの「対策」にすぎず、目的と対策が乖離しているとしか思えないんですよ。決して「健全な対策」などと呼べる代物ではない。
そういったことがなぜ起きるかというと、物事の原因と現状の分析が浅いからなのではないでしょうか?

以上が、わたしの考える原因と現状の分析の一部です(他の側面から考察することもできるので、「一部」としておきます)。

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対策としては、わたしが石原氏の立場にあるとすれば、まず

■性教育に模型を使用することを公立校、養護学校ともに解禁する
■小中学校の現役教諭と親に性教育の仕方を徹底指導
■これから教職を目指すひとたちのために、教員採用試験や教育実習に性教育のプログラムを取り入れる
■企業にも協力を求めて、ビジネスパーソンへの性教育も行なう

 ⇒家庭と教育現場、地域や企業にに向けて性教育を行なう。なにせ、彼らの受けてきた性教育は前時代的なクローズドなもの。まずは彼ら自身に性教育をしなおす必要性がある。父兄の理解を得るのは難しいだろうが、これは大事な大事なこと。
 セックスは恥ずかしいことなどではなく、素晴らしいものであること。だから、わが子へもオープンな性教育を行なうべきだということを教える。性に関する情報がブラックボックスに密閉されて未知なものであるため、好奇心で安易なセックスに走ってしまう子どもたちの存在もある。くさいものには蓋では、むしろ逆効果で、ともすれば、性的逸脱行為を助長するだけだ。
 また、親や教師が抱いている幻想と、現代の中高生の性の実態との乖離を理解させなければならない。「ウチの子だけは大丈夫」は、もう通用しないという現実。かといって、正しい性知識に基づいてのセックスならば、頭ごなしに否定することはない(ただし、発癌率からすると、やはりはじめてのセックスは、18歳以上になってからが望ましくはありますが)。

そして、ここからは法案レベルの話になりますが

■当然ながら、性犯罪や買春の刑罰を重くすること
■買春者だけではなく、かつてのように、売春者も罰するというか、しかるべき施設で更正を目指す
■性犯罪者の更生プログラムの見直し

 ⇒彼らが従来の男性性にこだわることなく、ひとりの人間として自分に自信をもつことができるように
■消費税や嗜好品類の税率を引き上げるくらいなら、いっそのこと、「ポルノ税」でも導入してみますか、イタリアみたいに(もう制定・施行されているんだっけ? 起案だけだっけ??)

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[  結 論  ]
石原都政下では、「健全」な男女の「性のあり方」は、到底望めないでしょう。
わたしはわたし個人で動きますよりよい男女のあり方を目指して賛同してくださる方がいらしたら、ぜひメールしてください!

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【関連記事】
「障害児、障害者への性教育」
「性教育や初期の性体験がひとに与える影響」
「レイプ加害男性の心理」

本日のBGM♪ REIGN IN BLOOD / SLAYER
もちろん、退院早々、いきなりコレっきゃないでしょ(笑)なスラッシュメタルの教科書。しかし、彼らのライヴDVDはすごかった……すごすぎた……だって、まじで降り注ぐ血ノリのなかでプレイしているんだもの!(爆)

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知的障害者施設で入所者の女性を強姦した鬼畜園長<女性暴行の元園長「言うことを聞かないと追い出す」

決してあってはならない、鬼畜のなせることとしか解釈のしようのないことです。

■女性暴行の元園長「言うことを聞かないと追い出す」

 女性入所者に乱暴したとして強姦(ごうかん)罪などに問われた宮崎県都城市の知的障害者更生施設「みどり園」の元園長(56)の判決公判が18日、宮崎地裁であり、浦島高広裁判長は懲役6年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。

 浦島裁判長は判決理由で「自らの地位を最大限に利用した卑劣、悪質な犯行。ほかの利用者や職員の被害もうかがわれ、常習的犯行の一環と言える」と厳しく指摘した。

 判決によると、被告は副園長だった2003年1月下旬、同園の関連施設で30代の女性入所者を「言うことを聞かないと、みどり園から追い出すぞ」などと脅し暴行した。

ZAKZAK 2005/11/19

弱い立場にいる抗議できない施設の外の世界では生きていけないとわかっている……そんな知的障害者の弱みをついて行なわれたこの強姦罪、暴行罪

彼ら、彼女らは、施設を追い出されることを一番恐れているんですよ。怖いんですよ。生きていけないって死んじゃうしかないって怯えているんですよ

そんな痛切な思いをどうすればこんな最悪なかたちで利用するだなんてことができるんですか
鬼畜、のなせることとしか思えません。
許せない。許せない。許せない。

記事中に書かれていないその他の犯行については、ここに書かれています。

精神科医精神科のスタッフ心身障害者(児)施設の職員ベビーシッター保育者教員介護施設の職員……など、自分の思いどおりにならず、それはそれはストレスの高い仕事であり、かつ労力に見合った収入が得られない仕事であろうが、そのことをしかと踏まえた上でも、そのストレスの矛先を弱者である、そして、本来ならば自分が守るべき対象者に向けるというのは、本当に許せない。とにかく許せない。

「そんなにストレスが鬱積しているのならば、こんなことをするまえに、さっさとそんな仕事やめてしまえ」といいたい。
そもそも、あなたはなぜその職業を選んだのかと。覚悟が甘かったのではないかと。……その職に就くまえの想像と現実のギャップ? そんなこと、どんな仕事だってありうること
いずれにせよ、さっさと転職してしまえば済む話だ。
退職する勇気もなく、転職しようとするでもなく、食べていくためにその仕事を継続していくならば、そうある限り、付随するストレスなどは甘んじて受け入れるべきこと

そして、こういった職員らのストレスケアの場がないことストレスのひとつのファクターともなっている薄給の問題
これらは、日本という国の予算構造に大きな問題がある。
そして、そんな予算を決定する国会議員たちを選んだのは、ほかでもない、わたしたち日本国民のひとりひとりなのだ。

だから、これは対岸の火事ではない。
こういった事件の責任は、わたしたちにもある

極論すれば、わたしたちも障害者を強姦、暴行した犯罪者なのだ。

【関連記事】
性犯罪、DV(ドメスティックバイオレンス)、PTSD……傷ついた方たちへ
「SEX-Therapy【セックスセラピー】」
「レイプ被害女性の心理(1)」
「レイプ被害女性の心理(2)」
「レイプ被害女性の心理(3)」
「レイプ被害に遭った女性たちへ」
「レイプ加害男性の心理」
「障害児、障害者への性教育」

【関連書籍】
「君がいるから、君がいたから――知的障害をもつ息子とともに」アルファポリス刊
 松浦 美涼 著
★以前にわたしが編集担当をさせていただいた障害児のお母さまの書かれた書籍です。はじめての子どもが重度の知的障害児ひとりで障害児を育てていく不安を抱えての離婚、ご自身の鬱病生まれてたった数時間しか生きることのできなかった奇形児の出産、再婚、わが子の癲癇……常に葛藤や迷いのなかにありながら、残酷すぎるほどの茨の道を歩んでこられた松浦さん。それでも、彼女は決してきれいごとはいいません醜い物事や自分の正直な気持ちをありのままに語ってくださいました。そんな彼女の凛とした姿勢と生き方に触れてみてください。

大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
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被害者が出てからでは遅い。迅速かつ的確な取り組みを! 幼児ポルノ“見せしめ”書類送検の先にあるもの<子ども条例初適用:無職の男を書類送検 奈良県警

毎日新聞さんからの下記の記事を引用の上、考察します。
(てか、最近物申したい事件が多すぎ「ニュース+考察」のかたちになってばかりでごめんなさいね。満足していただけているのでしょうか……? ふまーんリクエストがあったら、どしどしお寄せくださいね~!^^>大切な読者のみなさま方

■子ども条例初適用:無職の男を書類送検 奈良県警
 奈良県警奈良西署は18日、「県子どもを犯罪の被害から守る条例」違反の疑いで、同県生駒市内の無職の男(23)を奈良区検に書類送検した。同条例は昨年11月に起きた奈良市の小1女児誘拐殺害事件を受け、子どもの安全を目的とした全国初の罰則規定付き条例で、今回が初の適用。

 調べでは、男は自宅の自室に、11歳(当時)の女児が出演する子どもポルノのDVD1枚を持っていた疑い。県警と同署は今月1日、男性宅を捜索し、男の自室から子どもを映したポルノのDVDや雑誌など約130点を押収。男は容疑を認めているという。

 条例は、今年6月に成立し、10月から全面施行された。子どもが出演しているポルノビデオの所持、付きまといなどに罰則を科したのが大きな特徴で、罰則は、30万円以下の罰金か拘留、科料になる。【矢島弓枝】

毎日新聞 2005年11月19日 10時36分

この記事内にも、本条例が成立、施行されるファクターとなったとしてあげられている、殺人罪などに問われ、現在公判中の毎日新聞販売所の元従業員小林薫被告(36)<販売所の従業員とはいえ、奇しくも上記記事も毎日新聞さんですね>による奈良市の女児誘拐殺人事件は、「小児性愛者(ペドフィル)の原因と対策――子どもたちを守るために」でも取り上げていますが、それを踏まえた上で、この条例と書類送検の問題点・盲点などを指摘させていただきます

(1)見せしめ書類送検
これは、明らかな見せしめ(しかもただの)書類送検にしかすぎません。
この記事を見聞きしたとしても、奈良県内で同様の物品を所持しているひとたちに、なんら影響を与えること警鐘を鳴らすこと、ましてや意識改革になどならないでしょう。
「たかが見せしめでひとり、ただの書類送検で済んだ。それくらいで済むんだ。へ~。もっとうまくやりゃーいいものを。俺は大丈夫、うまくやっていくさ」くらいのかえって余裕の感覚であるはずです。
ただし、この条例が、なかなかとらえづらい犯行を起こすか起こさないかのボーダーラインにいるところの人々、潜在的な層を取り締まるのに有効であることは認めます。
しかし、条例が適用される者を、どうやって探すのでしょうか? そういったポルノ店の顧客? であれば、店側もともに検挙されるはずなので、そこに不可解な疑問が残ります。
それを踏まえた上で、次へ。

(2)被害者が出てからでは遅すぎる対策、自治体の条例レベルで済むことではない
当然ながら、こういった条例の試行、それに基づく取り締まりは、事件が起きてからでは遅すぎるのです。もう10年以上まえから、こういった犯罪は起きていて、またその芽(潜在層)も多くいたでしょう。なんでいまごろになってやっと……なんですか?
それも自治体による条例レベルとは……より国家レベルでの厳重な法律を制定するべき。

(3)禁じられるほど高まる抑圧された願望
「小児性愛者(ペドフィル)の原因と対策――子どもたちを守るために」にも書きましたが、幼児ポルノへの規制は「禁じられるほど、屈折した欲望は増すもの」ともいえるので、諸刃の剣だと考えます。
対処法として不適切とまでは決していいませんが、本当に適切かといわれればそうでもないでしょう。

(4)真相の究明は? 条例の先にあるもの.1
「11歳の女児」と書かれているということは、被害児童は特定されているということですか? それとも、DVDにそう謳われていたというだけですか?
わたしがいいたいのは、こういった幼児ポルノが存在するということは、その対象となった被害児童がかならずいるということ、そして自分がなにをされているのかさせられているのかわからないままの児童を毒牙にかけた大人がかならずいるということ、これを忘れないでほしいということです。
つまり幼児ポルノをただ押収するというだけにとどまらず押収された幼児ポルノから、被害児童、加害者を捜査し、しかるべき処置をしてほしいのです。しかしながら、被害児童のプライバシー心の問題などがありますから、それから連鎖するかたちで加害者を特定するのが難しいということは承知しています。
また、もし仮に被害児童と加害者を特定することができたとしても、なによりも優先されるべきは「被害児童の心のケア」であるため、それを阻害してしまうことのないよう、公判にも別の配慮が必要捜査段階での質問公判の場で証言させることによって、被害児童の傷を深くしてしまうことのないように、特別な措置を用意してほしい(多くの成人女性たちが、強姦などの被害で泣き寝入りを強いられている理由は、この捜査段階公判の場で行なわれるセカンド・レイプのためですから)。そのための法整備を求めます

(4)真相の究明は? 条例の先にあるもの.2
このブログにいらしてくださる男性とメールで話し合わせていただいたときに出たお話です。
「幼児性愛者(ペドフィル)はスパイラルしていく」
つまり、幼児性愛者(ペドフィル)によって被害を受けた子どもは、やがて成長して、自身も幼児性愛者に走るケースが多いと。
長崎市内で2003年7月に起きた4歳の男児が裸で立体駐車場のビルから突き落とされて殺された事件は記憶に新しいでしょう。この事件で、事件から一週間後に犯人であることが判明した中学1年生、12歳の生徒は、「自分も子どものころに大人の男の人におなじようなこと(猥褻行為)をされて大丈夫だったから、平気だと思った」と、自らも幼児性愛者の被害者であったことを告白しています
「幼児性愛者(ペドフィル)スパイラル」――一刻も早く、せめてわたしたちの世代で断ち切るにはどうすればいいのか。わたしは真剣に取り組む姿勢でいます。ただこれに立ち向かうには、国家レベルを相手にするわけですから、ひとりの力では弱いというのも、正直なところ……もし、わたしの考えに賛同してくださる方がいらっしゃいましたら、コメントでもメールででもご連絡ください。よろしくお願いいたします。

【関連記事】
性犯罪、DV(ドメスティックバイオレンス)、PTSD……傷ついた方たちへ
「SEX-Therapy【セックスセラピー】」
「レイプ被害女性の心理(1)」
「レイプ被害女性の心理(2)」
「レイプ被害女性の心理(3)」
「レイプ被害に遭った女性たちへ」
「レイプ加害男性の心理」
「小児性愛者(ペドフィル)の原因と対策――子どもたちを守るために」
「知的障害者施設で入所者の女性を強姦した鬼畜園長<女性暴行の元園長「言うことを聞かないと追い出す」
「本当に「健全」な男女の「性のあり方」とは?<風俗案内所規制の条例案・警視庁」

本日のBGM♪ 勝訴ストリップ / 椎名林檎
珍しく邦楽を聴いています。おなじ福岡人林檎ちゃん、いいですね~、普通にロックしていてかっこいいです彼女Fiona Appleをリスペクトしているから「林檎」って名乗ってる……って、有名な話? 普段邦楽を聴かないので、そのあたり疎いのですが。Fiona Appleもレイプ被害者です……よね……。

大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
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日本は、セックスにおけるディスコミュニケーション、潜在的な性感染症やHIV感染者大国だ!<日本は世界一のセックスレス大国

他社さまのではなく、あえて産経スポーツさんの下記の記事を引用させていただきます。

■がんばれ、ニッポン!H回数が世界の最下位だ
CAPT0000 H回数の最低国はジャパン!! 日本人の年間平均セックス回数が、世界で断然のビリであることが8日、英国の避妊具メーカーが実施したセックス調査で分かった。日本の年間平均回数は45回で、世界平均の103回を大きく下回り、世界トップのギリシャの約3分の1という“情けな~い”結果に。一方、避妊や性感染症対策も約半数が不十分との結果も出た。

日本はやはり、世界一のセックスレス大国だった-。

英国のコンドームメーカー「デュレックス」が、世界規模で実施したセックスと性の健康に関する実態調査を8日、公表した。今回が9回目で、世界41カ国の男女約31万7000人が参加。日本からは1233人が参加した。

日本人の年平均セックス回数は45回で、41カ国中で他国を大きく引き離して最下位だった。45回というと、8日強に1回という頻度になる。それにひきかえ、トップのギリシャは138回で日本の3倍強を誇り、ほぼ5日で2回と、スゴイ。

過去の同じ調査で日本が対象となった2001、03、04年も、いずれもブッチギリの最下位だった。これがわが国の“定位置”なのだ。

全体では、ギリシャのほかクロアチア134回、セルビア・モンテネグロ128回など地中海勢が、ギンギンの猛者ぶりを発揮して上位を独占。下位は日本を筆頭にシンガポール73回、インド75回、インドネシア77回などとアジア勢がズラリと並び、Hの地域格差が浮き彫りに。

日本人の性生活への満足度は、中国の22%に次いで低い24%で、多くが不満を抱えているようだ。その一方で「もっと頻繁にセックスしたい」と考えている割合は、比較的低い25%。日本人は淡泊なのか…。

「セックスの相手の過去の性経験を知らずに、避妊具を使わずにセックスしたことがある」と答えた割合は、世界平均の47%に比べて日本は43%とほぼ平均並み。ノルウェーの73%やギリシャの70%に比べればマシだが、インド21%、香港24%に比べると劣っている。調査関係者は「日本人の約半数が、避妊や性感染症対策が不十分ということ。安全なセックスへの意識の低さが示されている」と警鐘を鳴らしている。

★世界の人がセックスをしたことがある場所は
「(寝室以外で)セックスをしたことがある場所」という調査結果には、各国の性文化の違いがうかがえる。全体の平均では車内が最も多く50%。トイレ39%、両親の寝室36%、公園31%、ビーチ28%などと続く。飛行機内も2%いた。

主な国別では、イタリア人の82%がカーセックス経験ありと答えた。ブルガリア人の61%は両親の寝室で経験しているが、日本人はわずか5%だ。米国人の70%はトイレでセックスを敢行。54%の豪州人は公園で、57%のギリシャ人はビーチでイタしており、アウトドア派が多いようだ。

変わった所では、南アフリカ人の30%が職場で、トルコ人の22%が学校内でノルウェー人の58%はパーティー中にコトに及んだ。さらに中国人の9%が飛行機内で大奮闘!

そして日本。超淡泊国だけにほとんどの場所で全体の平均を下回ったが、唯一上回った場所が。それは「学校」(日本13%、平均10%)。この意味は果たして…。

まったくもう……くだらないなぁ。回数自慢は中高生まででしょ。いい大人が回数自慢なんてしていたら、一回一回の密度、満足度が足りないという恥をさらしているにすぎない
一回一回のセックスをもっと大事にしていたら、もちろん個人差はあるだろうが、この記事の日本の平均回数でも多いほどではないかと思う。

日本はセックスレス大国などではない
日本人は、セックスのことをパートナーとオープンに話し合うことができない、“恥”の文化というペルソナをかぶった、ただのディスコミュニケーション大国というだけだ。
また、潜在的な性感染症やHIV感染者大国であるともいえる。

それから、インドなんて国の名も平気で肩を並べて連ねられているけれど、ストリートチルドレンの存在なんて、まったく考えられてはいないんだろうな。
生きていくため、食べていくために、10歳にも満たない少女が売春すること、それを買う大人たちがいること。
そして、その結果として、10歳前後なのにHIVウィルスに感染してしまう子どもたち大人たちに身体を弄ばれた挙句、死ぬためだけに生まれてきたかのような子どもたち
インドはいわずと知れたAIDS大国。それも子どもたちに蔓延している事情、背景

記事中に「セックスの相手の過去の性経験を知らずに、避妊具を使わずにセックスしたことが云々」とあるが、問題の本質はセックスの相手の性経験を知っているか知らないかということではない

だいたいセックスの経験人数の正しい数え方を知らないひとが多すぎる。

セックスの経験人数というのは、自分が直接セックスしたひとだけを単純に数えればいいと思っているとしたら、それは大きな誤りだ。

本当のセックスの経験人数の数え方というのは、たとえ自分がセックスした相手がひとりであったとしても、そしてその相手の過去に経験した人数が、たとえば二人だったとしても、さらにその二人が過去に経験した人数、さらにそのひとたちが経験した人数……というように枝葉のように広がっていくもの

これら、すべてを背負うことの重大さがわかるだろうか?

定期的に性感染症とHIVの検査(保健所でなら匿名・夜間でも安くやってくれます)にいこうセックスするならコンドームを使おうコンドームがなかったら、セックスなんてしないことだ
大人だったら。をしたら。
そして、考えてみるがいい。自分がこれまでにセックスしたひとりひとりの顔を思い浮かべながら、「このひととのセックスでなら、AIDSになって死んだって構わない」――そう思えるひとがいるかどうか

そう胸を張っていえる相手が、あなたにはいるだろうか?

【関連記事】
中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(4)【コンドームのこと.1】
中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(5)【コンドームのこと.2】
中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(6)【妊娠するということ】

本日のBGM♪ EMINEM SHOW / EMINEM

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小児性愛者(ペドフィル)の原因と対策――子どもたちを守るために

最近、ニュースからの引用+考察が続いていているけれど、今日は(今日も^^;)下記のニュースから。

■奈良女児誘拐、小林被告が手記「後悔している」

 奈良市の女児誘拐殺人事件で、殺人罪などに問われた毎日新聞販売所の元従業員小林薫被告(36)(公判中)が手記をまとめていたことが5日、わかった。

 情状鑑定に弁護側が提出した資料で、拘置中の奈良少年刑務所内で8月中旬までに書いた。

 便せん13枚のうち、事件に触れたのは「後悔」と題した最後の2枚。女児殺害について、「(なぜ、殺したのか?を)一人考えるけど、考えれば考える程、あの日自分でした事が、正直分からない」と記している。

 7月の公判で「現在はどう詫(わ)びていいかわからない」と初めて謝罪の言葉を口にしたが、手記は「『詫びている』という気持ちは、本人である俺(おれ)自身でしか分からない事だから、あまり『詫びている』とか『悪い事をした』とか『反省している』なんて言いたくはない」と心境を述べ、「ただ後悔を本当にしている事だけでいいから信じて欲しい」と結んでいる。

 小田晋・帝塚山学院大教授(犯罪精神医学)は「事件の核心部分となる小児性愛は告白しておらず、肝心な部分には触れたくないという自己防衛が働いている。被害者への同情心にも欠けており、犯行を後悔するという深刻な自責の念は読みとれない」と分析する。
(読売新聞) - 11月5日15時49分更新

わたし自身、小児性愛者(ペドフィリア)によって、人格破壊行為心理的子宮破壊行為(とわたしは呼んでいる)を受けた被害者のひとりなので、こういった事件への考察には、すくなからず感情的主観的なものが入りやすいということは(もちろん極力抑えるが)、あらかじめ了承していただきたい。

しかしながら、彼らが小児性愛者(ペドフィリア)となった原因を探ることで、その対策を図ることができるのではないか――そう思い、この記事を書く。

(1)まず「彼らはなぜ小児性愛(ペドフィル)に走るのか」
端的に述べると、大人の女性が怖いから。オトナのオンナノヒトと接することが怖いからだ。
彼らは、社会で活躍する大人の女性と、「(多少語弊があるが)正常な関係」を結ぶことができない

このように書くと、あたかも女性の社会進出が、小児性愛を助長しているかのようにとらえられるかもしれないが、決してそうではない

問題の本質は「優劣」で物事を測ろうとすることにある。

優劣をスケールとして、周囲を見渡せば、当然ながら、他人と自分との優劣を意識せざるをえない
ここで、自らを「劣」とする、つまるところ、自分に「劣等感」をもった男性、かつ同年代の女性に「優」を感じた男性は、小児性愛に走りやすい傾向にあるといえるのではなかろうか。

なぜなら、どんなに自らに劣等感をもっている男性であっても、「幼い子ども相手であれば、自分の方が優位な立場に立てる」という錯覚を引き起こす可能性があるからだ。

さらに、わたしはこのブログで強姦に関する連載をしていたことがあるが、「レイプ加害男性の心理」「肥大化したインナーマザーの存在」という仮説を立てている。これは、小児性愛者にもいえることではないかと考える。ぜひ「レイプ加害男性の心理」を参照してほしい。

(2)それでは「どうすれば彼らを小児性愛(ペドフィル)から抜け出させる、あるいは実際に事件を起こすのを未然に防ぐことができるのか」
おそらく一般的には幼児ポルノへの規制を厳しくするなどといった対策が立てられるのだろうが、わたしは(1)の流れを汲むとすれば、彼らに劣等感を克服して自信をもってもらうことだと考えている。自分自身のすべてに対してである必要などは一切ないほんの一部、たったひとつの小さなことでいいのだ。しかしそれは一朝一夕にできるものではないことも承知の上だ。
刑務所内に服役中に行なうプログラムにも、作業療法の意味もあるのだろう、社会福祉の物作りなどのプログラムが組み込まれてはいるが。

わたしは“問題の本質は「優劣」で物事を測ろうとすることにある”と述べた。

それは、日本の家庭・学校・社会の教育や評価基準などに起因しているので、根本的な解決をするには、そこからだ。しかし、これに気付いていない親や教師、地域住民、つまりは大人たちがあまりにも多すぎる
優劣なんかつけて個性を見てこなかったことの結果ともいえるんだよ、幼児性愛というものは

なお、幼児ポルノへの規制は、「禁じられるほど、屈折した欲望は増すもの」ともいえるので、諸刃の剣だと考える。

またボーダーラインのところにいる小児性愛者にもい気をつけなければならない。
わたしは、彼らをただ行動に移したか移さなかったかの違いにしかすぎず、そういった屈折した性的な欲望をもつこと自体が罪であると考えている。

また、ひとの性癖というものは、そう簡単に変えられるものではない
よって性犯罪の再犯率は、他の犯罪に比べて、圧倒的に高い

前科者の住所などの情報開示も、余計に彼らに閉塞感を与えてしまい、かえって危険とさえいえるのではないかと危惧する。

だったら、一生出てこないでいただくか、お亡くなりいただくかすれば〜……などと感情的なことをいいそうになってしまうが、そこは抑えて述べるとすれば、ひとつは性犯罪の刑罰をもっと重くすべきだし、また刑期中から出所後も、彼らの心をケアするカウンセラーなどとのセッションが行なわれるべきだと思う。

それが、善良な一般市民の税金で行なわれることに不服だという声もあるだろうが、幼児性愛というものは、あくまでも“問題の本質は「優劣」で物事を測ろうとすること”にあり、それを招いたのは“日本の家庭・学校・社会の教育や評価基準などに起因して”いて、“優劣なんかをつけて個性を見てこなかったことの結果ともいえる”……と考えると、日本社会の一員として責任の一端を担うべきではないかと、わたしは思う。

一部の世代にとっては、それは大人たちに押し付けられて育ってきたことで、甚だ迷惑な話だろうが(ていうか、わたしの世代もそうなんですけどね)、時代はどこかで変えなきゃいけないんだよ。
だったらさ、いいじゃん。
ウチらの世代で変えてやろうぜ。

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また幼児性愛と直結させることができるかどうかは謎だが、こんな人格障害者教育現場(ちなみに民間人でしょ、少年団のコーチって。民間人だろうがなんだろうが関係ないんだけどさ)へと足を踏み入れることを簡単に許さないでください。↓

■<体罰>少年団コーチ、女子児童を裸で走らせる 愛媛

 愛媛県四国中央市の小学校で行われているスポーツ少年団で、コーチの40代男性が今年8月、女子児童数人を裸で体育館内を走らせるなどしていたことが11日、分かった。この男性は同市職員で、走らせた後は裸のまま体育館内で正座させて説教をしていた。頭をこぶしでたたくなどの体罰もしており、複数の児童が恐怖感を訴えているという。県や市は心的外傷後ストレス障害(PTSD)防止のためカウンセリングなど心のケアを始めている。
 市によると、男性は数年前からチームを指導。今年8月、「練習態度が悪い」と立腹し、5、6年の女子児童8人を裸で走らせるなどした。9月に複数の保護者が市に訴えて発覚。職員は事実を認めて指導をやめているというが、市は処分を検討している。
 一方、市は先月、体罰を理由に「コーチが怖い」などとおびえたり、ふさぎこんでいる児童がいると県に相談。県は今月4日から、専門家を同市に派遣して児童らのカウンセリングなどを始めた。【蜜石誠二】
(毎日新聞) - 11月11日11時40分更新

■市職員が女児8人にセクハラ、下半身裸で走らせる 愛媛

2005年11月11日12時35分 asahi.com
 愛媛県四国中央市内の市立小学校で、スポーツ少年団に所属する小学5年と6年の女子児童計8人が、指導をしていた同市の男性職員から下半身裸でランニングさせられるなどの性的な嫌がらせを受けたと訴えていることが11日、わかった。市や県などによると、女子児童の一部に心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状が見られるという。

 市や関係者などによると、男性職員は99年から少年団の指導にあたってきた。今年8月から9月にかけ、女子児童らに対して下半身を裸にして走らせたり、携帯電話で写真を撮ったりするなどの性的嫌がらせを受けたと訴えているという。

 9月末に複数の女子児童が学校の教諭に相談して問題が発覚。連絡を受けた市と県が4日、女子児童らに精神科医のカウンセリングを受けさせた。

 男性職員は発覚後に少年団を辞めたといい、保護者らに対して「指導の一環のつもりだったが行き過ぎがあった。自分がしたことが信じられない」などと謝罪しているという。

■市職員が女児8人にセクハラ、下半身裸で走らせる 愛媛
2005年11月11日13時01分 asahi.com

 愛媛県四国中央市内の市立小学校で、スポーツ少年団に所属する小学5年と6年の女子児童計8人が、指導をしていた同市の男性職員から下半身裸でランニングさせられるなどの性的な嫌がらせを受けたと訴えていることが11日、わかった。市や県などによると、女子児童の一部に心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状が見られるという。

 市や関係者などによると、男性職員は99年から少年団の指導にあたってきた。今年8月から9月にかけ、女子児童らに対して下半身を裸にして走らせたり、携帯電話で写真を撮ったりするなどの性的嫌がらせを受けたと訴えているという。

 9月末に複数の女子児童が学校の教諭に相談して問題が発覚。連絡を受けた市と県が4日、女子児童らに精神科医のカウンセリングを受けさせた。

 男性職員は発覚後に少年団を辞めたといい、保護者や市に対して「遅刻した際などの指導の一環のつもりだったが行き過ぎがあった。自分がしたことが信じられない」などと謝罪しているという。市は男性職員からさらに事情を聴いたうえで、来週にも処分を決める方針。

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しかし、ウラジミール・ナボコフ「ロリータ」(この小説が、「ロリータコンプレックス(ロリコン)」の語源になっていることって、意外としられていないのね。ちょい驚くことがままある。まぁどーでもいいけど)、何度読んでも胸くそわるい小説だな……って、一度しか読んでないけれど(爆)
スタンレー・キューブリックと、わたしの一番大嫌いな映画監督であるエイドリアン・ラインが映画化して、それらも観たけれど、キューブリック版は主人公がなぜ少女しか愛せなくなってしまったかという肝心なところを描くことができていないし、エイドリアンはまさにエイドリアンらしく、少女が中年男性を誘ったという描き方をしているし……小説はさながら、映画は2作とも本当にゴミ作品です。

【関連記事】
「SEX-Therapy【セックスセラピー】」
「レイプ被害女性の心理(1)」
「レイプ被害女性の心理(2)」
「レイプ被害女性の心理(3)」
「レイプ被害に遭った女性たちへ」
「レイプ加害男性の心理」
「被害者が出てからでは遅い。迅速かつ的確な取り組みを! 幼児ポルノおとり書類送検の先にあるもの<子ども条例初適用:無職の男を書類送検 奈良県警」
「本当に「健全」な男女の「性のあり方」とは?<風俗案内所規制の条例案・警視庁」

本日のBGM♪ 俗悪 / PANTERA
 いまは亡きPANTERAのいわずと知れた最高傑作!……なのだが。
 ……ウチは(元)メタラー同士なのですが、今日部屋に入ってきた彼氏にいわれました「METALLICA聴いているなんて、最近じゃ珍しいじゃん」……ええええええ????!!!! ここここここれは、PANTERAですよよよよよよよ????!!!! それも「俗悪」ですよ????!!!! わたしの永遠に愛するバンドの一番好きなアルバムですよよよよよよ????!!!!
 思わず、ふたりして脱力失笑をしてしまった、するしかなかった……^^;;;;;
 mixiでは、わたしPANTERAコミュつくって管理人やってるんですよ????!!!! コミュメンバーのみなさんっ、なんかいってやってくださいっっっ(笑)

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親になる権利――日本での不妊治療の現状(日本人に卵子不法あっせん容疑 韓国でブローカーら逮捕)

今日は、asahi.comさんの下記の記事の引用から。

■日本人に卵子不法あっせん容疑 韓国でブローカーら逮捕
2005年11月06日23時51分

 ソウルの警察当局は6日までに、不妊に悩む日本人女性に韓国人女性の卵子を不法にあっせんしたとして、「生命倫理および安全に関する法律」違反などの疑いでブローカーらのグループ11人を逮捕した。

 警察当局によると、グループは02年12月ごろから今月1日まで、韓国人女性から卵子を300万ウォンから500万ウォン(約33万円から約56万円)で買い取り、日本人女性に1700万ウォン(約190万円)で提供していた。ソウル市内の産婦人科病院で受精卵を女性の体に移すなどして、249人の日本人女性から計42億ウォン(約4億7000万円)を受け取ったとされる。韓国では今年1月に生命倫理・安全に関する法律が施行され、卵子の売買が禁止されている。

 グループは東京都渋谷区にも事務所を設置。「韓国の若い女性の卵子を提供できる」などと勧誘していた。押収された名簿には、約380人分の日本人女性の名前が記されていたという。警察当局は卵子を購入した日本人についても捜査を進める方針だという。

 またグループはインターネット上に卵子売買サイトを開設して、クレジットカードの借金に苦しむ韓国人女性などから卵子の提供を受けていた。サイトの会員数は約2000人。身体的特徴や学力、容姿などの条件に応じて、卵子の買い取り金額を決めていたという。

 生命倫理を研究するシンクタンク科学技術文明研究所(米本昌平所長)の報告によると、卵子売買や代理母のあっせんをする韓国グループの日本事務所は、生命倫理・安全に関する法律が韓国で今年1月から施行されることになったため、04年12月で日韓両国内での営業を中止したという。だが、米国やほかのアジアの国に移転して活動を続ける可能性を指摘している。

asahi.com

不妊治療――「子どもがほしい」と願う夫婦にとって、これは切実という言葉では、とても語りきれないことだ。

上記のニュースが、いったいなにを物語っているか。
端的にいうならば、日本の不妊治療の現状が、当事者たちの要望を満たしきれていないということを示唆しているといえるのではなかろうか。

まず、わかりやすいところからいえば、向井亜紀さんの事例で一般にも認知されたであろう所謂「代理母」。わが国では「代理母(代理懐胎)」が認められていないため、彼女たちが、それが可能な国へいったことは知ってのとおりである。
ちなみに、代理母は不妊治療の最終手段と考えてもいいだろう――養子縁組を除いて。

それ以前に、たとえば、男性不妊の場合女性不妊の場合があるし、その両方の場合だってある。それぞれに、原因も治療法もケース別にさまざまだ。

だが、ここでは、冒頭の記事に関連して、
(1)人工授精
(2)体外受精
(3)第三者の精子あるいは卵子の提供

これら以上の治療を必要とする場合に限って、問題点を追究していくことにする。

まず、簡単に説明を。
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(1)人工授精
 男性の精液(精子)を女性の子宮内に注入する方法
 ↓適用されるケース
 ○精子の数が少なかったり、運動に問題がある場合
 ○女性の子宮頸管の粘液と精子の相性などにより、精子が子宮内に入ることができない場合
 ○性交障害がある場合(性交では射精できないが、マスターベーションならば射精できるなど)
 <費用>3~5万円程度

(2)体外受精(かつて「試験管ベビー」と差別的な通称がなされていたものです)
 体外で精子と卵子を受精、培養させてから、受精卵を女性の子宮内に注入する方法
 ↓適用されるケース
 ○人工授精でうまくいかない場合(人工授精した受精卵が着床しない、育たない)
 ○体内での受精が難しい場合
 <費用>30~60万円程度
 
(3)「第三者の精子の提供」あるいは「第三者の卵子の提供」による体外受精
 第三者の精子あるいは卵子の提供を受けて体外で受精、培養させてから、受精卵を子宮内に注入する方法
 ↓適用されるケース
 ○提供を受けることのできる医学的な理由があるとき。
 ○人工授精、配偶者間の体外受精ともで妊娠できず、今後もその見込みがない場合
 ○つまり条件は厳しく、提供を受けることのできる医学的な理由が「なければならない」ともいえる
  →男性の場合(精子の提供を受ける場合)の条件
  →女性の場合(卵子の提供を受ける場合)の条件
--------------------

■問題点<1> 健康保険
妊娠・出産は「病気ではない」ため、通常は健康保険は適用外、全額自己負担となる。
ただし、妊娠・出産のトラブル、つまり「切迫流産」「切迫早産」「妊娠中毒症」「帝王切開」などの合併症になってしまった場合は、健康保険が適用される

しかし、不妊治療は妊娠・出産と同様、保険適用外である。上記を見てもらえばわかるだろうが、不妊夫婦は、治療のために莫大な金額を自己負担することになる――しかも、その一回一回の治療が成功するとは限らないのだ。
それにより、金銭面で治療を断念せざるを得ない夫婦が多いのは自明の理。

不妊症「症」という文字は、「病気」の性質や状態、症状を表すものなのでは?
ならば、不妊症の治療には、健康保険を適用させるべきだ。

ちなみに不妊とは異なる話だが、性同一性障害も、原因は「胎児期および生後1歳半くらいまでの間での性別獲得の時点で何らかの障害が起こった」という説が有力視されており、そのため、性同一障害者の性転換手術などへも健康保険が適用されるべきだと、わたしは考えている。

■問題点<2> 年齢制限
何年まえのことだったか、50~60代の夫婦が、(記憶が定かではなく申し訳ないのだけれども)海外で第三者の卵子の提供を受けて(……だったと思う。この一件、覚えている方いらしたら教えてください。ネットでも探しまわってみたのだけれど見つからなくて)帰国。生まれた子を実子として戸籍に入れようとしたところ、「夫婦が通常では妊娠可能な年齢だとは考えにくいため」として、役所に拒否をされ「養子」という形態をとるようにとのことで争っていたということがあった。

記憶が曖昧で、かつ続報も入手していないので、結果はわからないが、おそらく夫婦の望みどおりにはいかなかったのではないだろうか。

しかし、不妊治療の年齢的限界に関しては、高齢になるほど、母子ともに生命のリスクが高くなるという医学的根拠は納得できるものの、不妊医療がまだここまで進展していなかった時代に、不妊に悩み、治療法がないのならば仕方がないとあきらめてきた夫婦にとっては、あえてそのリスクを冒してでも、子どもがほしいと渇望しているのではないだろうか

ちなみに、2001年には、当時まだ日本では「体外受精夫婦間に限る」となっていたため、早くからさまざまな不妊治療が受け入れられていたカリフォルニア州に渡り、60歳の日本人女性が、卵子提供を受けて出産日本人女性としては最高齢の出産。また世界最高齢での出産は、2005年1月に体外受精による不妊治療によって出産した、ルーマニアのアドリアーナ・イリエスクさん、66歳3度目の体外受精による治療の末のことだったそうだ。

ところで、この年齢制限について、自然の摂理というものから、日本ではなにかガイドラインのようなものはあるのだろうか?

これについては、(3)「第三者の精子の提供」あるいは「第三者の卵子の提供」による体外受精場合の条件のひとつとなっている(「加齢により妊娠できない夫婦は対象とならない」)

しかしながら、「加齢により妊娠できない」ことの具体的な判定は、それぞれの医師の裁量とされているそうだ。

具体的な基準しては、自然閉経の平均年齢である50歳ぐらいを目安とし、それを超えて妊娠できない場合には「加齢により妊娠できない」とみなすこととする……そうだ。

ただし、こう述べる医師もいる――
日本の新生児のうち、65人に1人が、体外受精によって生まれており、2003年の1年間では体外受精児の出生が、過去最高の1万7400人に達したということが、日本産科婦人科学会(武谷雄二理事長)の調査で、2005年9月13日に明らかになった。

世界初の体外受精児は1978年にイギリスで誕生。日本国内では83年にはじめて東北大が成功した。以来、体外受精は年々増え続け、同学会が調査を始めた86年以来の累積出生数は計11万7589人となったという。

この結果について、調査を担当した医師は「治療1回あたりの妊娠率はそれほど向上しておらず、不妊患者の数が増えた結果だろう。安全に妊娠・出産できる年齢限界は35歳以下ということを認識してほしい」と、体外受精件数を引き上げている高齢出産の増加に警鐘を鳴らしている。

その一方で、妊娠するには「第三者からの卵子提供が必要」な不妊女性が、不妊治療施設全体の45%にものぼるという調査結果も、2005年1月に明らかにされている。

以上のことからすると、わが国での体外受精が受けられる年齢をはじめとした、もろもろの基準は非常に曖昧であるといわざるをえない。

■問題点<3> 第三者の卵子提供が禁じられてきたこと、現在も法律などによる裏づけがないこと
第三者の精子提供による人工授精は、日本でも50年以上前から実施されているが、卵子や受精卵の提供は日本産科婦人科学会によって禁止されていた。

不妊の原因の違いによって、対応が異なることについては、わたしは以前から問題視していた。
つまり、かつて家父長制の時代に「男女産み分け=女性に原因がある」として、男の子に恵まれない妻は「女腹」と蛇蝎のごとく忌み嫌われ、婚家を追い出されていたように(最近の研究で、生まれてくる子どもの性別は、男性の染色体によって決定付けられるという反証が得られている。当時の女性たちが不憫で仕方がないですね……)、「不妊=女性に原因がある」という固定観念から、精子バンクは容認し、卵子バンクは認めない、と。

1998年に長野県の医師が、近親者の卵子提供で体外受精を行い波紋を広げたのも、記憶に新しい。
大揉めの末、厚生労働省の審議会は、2003年になって、ようやく第三者からの卵子提供を条件付きで認めたが、法的裏付けとなる新法制定の見通しはいまも不透明である。

不妊に関しては、戸籍問題精子・卵子提供者の匿名性精子・卵子提供によって生まれた子どもの出自を知る権利事実婚の場合、そしてなによりも夫婦の合意や意思疎通、心身の限界の問題離婚問題などに発展する危険性を孕んでいる)などなど、ここだけでは、とてもではないけれど語りきれないたくさんの問題を含んでいます。

それらについても、おいおい書いていきたいと考えています。

本日のBGM♪ SYSTEM OF A DOWN / SYSTEM OF A DOWN
 やっぱりシステムは1stがイチバンだね。

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セックスはあくまでもコミュニケーションのひとつ。「セックスレスへの不安」というのは、二人のセックス以外のディスコミュニケーションを表している。(働く男女の5人に1人がセックスレス――男と女で異なるパートナーへの不満)

今日は、nikkeibp.jpさんの下記の記事の引用から。
グラフはクリックすると拡大されたものがポップアップ表示されます。

■働く男女の5人に1人がセックスレス――男と女で異なるパートナーへの不満

若いカップルから壮年の夫婦に至るまで、長期にわたってパートナーと性交渉がない、いわゆる「セックスレス」の男女が増えているという。

 「セックスレス」とは、決まった性的パートナーがいて、単身赴任や入院などの特殊な事情がないにもかかわらず、カップルの合意した性交やセクシャル・コンタクトが一定期間以上なく、その後も同じような状況が長期にわたることが予測される状態をいう。日本では、1991~92年ころからこの言葉が注目され始めたようだ。

 ●セックスライフに60%のひとが「不満」

 では、「セックスレス」な男女の現状は、どうなのだろうか。2005年3月に「nikkeibp.jp」が行った調査「働く男女sexless_zu1 のSEX事情」では、ビジネスパーソンのセックスライフについて問いかけており、「セックスレスをどう考えているか」といった設問も投げかけている。その調査結果から、「セックスレス」な男女の実態と「セックスレス」に対する価値観などが浮かび上がっている。

 調査での「定期的にセックスしているか」「今のセックスに満足しているか」といったセックスライフに関する問いかけでは、パートナーはいるがセックスはしていない人が17%(図1)、今のセックスライフに満足していない人が60%(「あまり満足していない」41%、「全く満足していない」19%)という結果となっている(図2)。

 このセックスライフに関する調査結果で見落とせないところは、定期的にセックスはしているものの、そのセックsexless_zu2 スに60%もの人が「満足感」を得ていないことだ。定期的に行うセックスに「満足感」を得られていない人は、何かしらの「不満」をパートナーに抱えていて、セックスライフを満喫できないていないことを現している。

 調査では、さらに「セックスレス」をどう考えるか――という問いを投げかけている。その回答をみると、「セックスレス」であるという人は20.2%を占めていた(図3)。この数字をどう評価するかは意見の分かれるところだが、少なくとも5人に1人は「セックスレス」な生活を送っていることが明らかになっている。

 では、「セックスレス」と答えた人たちは、その「セックスレス」な状態についてどう感じているのか。セックスレスが「不満である」(35%)、「克服したい」(23%)――と現状を打破したいと望んでいる人たちは、合わせて6割近くに上る。一方で、「自分は気にしていないが、相手がどう思っているか不安」(16%)、「仲良くやっているから気にならない」(26%)――と、あまり気に留めていない人たちも4割ほど存在する(図4)。

sexless_zu3

 この結果からもわかるように、「セックスレス」な状況について、パートナーと共にどうにか克服したいと考えている人がいる一方で、「セックスレス」を自らの判断で気に留めていない人たちも少なからず存在する。そもそも、「セックスレス」というキーワードが社会的にクローズアップされたのは、その「悩み」を相手や周囲に打ち明けられず、結果的に解決を見ないままに別離や離婚という悲劇的な結末に結びついてしまっているからだ。

 ●男女の「セックス観」の違いに起因!?

 個人によってその強弱や嗜好はさまざまだが、セックスに対する欲望は内に秘めたるものだ。その欲望が実現されないときに、不満が生まれ、カップル・夫婦間に不協和音が生じる。だが、そんな満たされない欲望や不満、悩みは、パートナーにはなかなか伝えにくいものである。

 調査では、その「伝えにくい不満」も明らかになっている。それを読み解くと、不満の内容に男女間で感覚的な違いがあることがはっきりしてくる。

 男性で最も多かったのが「したいときに、応じてほしい」(40代男性)、「夫婦生活は定期的に持ちたい」(30代男性)――といった欲望が満たされない不満だ。次いで「相手から求めてほしい」(40代男性)、「妻の行為自体は受け身だけ」(同)――といったパートナーの積極的な行為を求める声が多い。

 では、女性の側から見るとどうなのか。「私の体や性感帯のことをよくわかっていない」(40代女性)、「もう少し気持ちを高めてからして欲しい」(30代女性)――といった行為の中身についての不満が一番多く、男性が陥りやすい「自分本位のセックス」に対する不満が多数を占めている。
 だが、こういった不満が積もり積もった結果として、「パートナー以外の人とセックスがしたい」(40代男性)、「セックスへの願望はパートナー以外の女性に向けられている」(50代男性)など、相手にはとうてい言えない欲望へと変化してしまい、結果として「セックスレス」な関係に結びついてしまうことも少なくないだろう。

 「セックスレス」な関係が社会現象として大きく取り上げられた背景には、離婚率の上昇とともに、その一因として「セックスレス」が多くなっていることがある。だが、「セックスレス」な関係になってしまう理由は、カップル・夫婦ごとに千差万別だ。ゆえに、解決方法も、それぞれに異なるだろう。

 理想的なのは、お互いの会話・相談などのコミュニケーションの中から解決の糸口を見つけ出すことだ。しかし、いったんできてしまった「溝」が深ければ深いほど、カップル・夫婦間だけで簡単に解決できないのも事実。そんなときは、医療機関の専門医のカウンセリングなどを受けることが勧められている。

(井関 清経=健康サイト編集)

上記の記事に、朱字を入れさせていただくわたしはへんしゅうしゃ~♪っていうより、私見というか、一言物申したくなる点が、あまりにも多いため、生意気ながらちょっくら意見させていただきます。

★働く男女の5人に1人がセックスレス――男と女で異なるパートナーへの不満
 →冒頭からいきなり斬りこみますが、あたかも共働きがセックスレスの一因となっているかのような見出しを立てて、不用意にビジネスパーソン(※ちなみに、日経さんも媒体を見ていると。わたしとおなじ方針のようだが、わたしは「ビジネスマン」という言葉を使わない。あくまで「ビジネスパーソン」。男女含めてって意味合いでね)の不安をあおらないでください

★「セックスレス」とは、~(略)~カップルの合意した性交やセクシャル・コンタクトが一定期間以上なく
 →現状、一定期間=一ヶ月とされています。血気盛んな10代でもあるまいし、一ヶ月はいくらなんでも判断としてはやすぎるでしょう。(「セックスレスの心理学(1)」参照)

★日本では、1991~92年ころからこの言葉が注目され始めたようだ。
 →いやいや、そんなにまえからではないでしょう。ここ数年のことですよね?
 注目されはじめたというか、これも関連記事の「セックスレスの心理学(1)」を参照してほしいのだが、この言葉は諸刃の剣です。
 これまで言語化できずに、ただ漠然とした曖昧な形而上の不安を抱えていたひとたちが、自分の思いを形而下にできるようになって、楽になったということもあるでしょうが、逆にこの言葉ができてから、過剰に意識しすぎるあまり、ちょっとパートナーとのあいだに、たまたまセクシャルコンタクトやセックスがあまりなくなったというだけで「セックスレスなのでは……?」と悩みこむひとたちが増えたのも事実です――特に女性の側に多いですね。
 ですから、実際のセックスレスの件数を増加傾向にあると見るのは短絡的。単純に言語化されることによって、表出してきたり、問題視されたりしているだけのことです。

★セックスレスが「不満である」(35%)、「克服したい」(23%)――と現状を打破したいと望んでいる人たちは、合わせて6割近くに上る。一方で、「自分は気にしていないが、相手がどう思っているか不安」(16%)、「仲良くやっているから気にならない」(26%)――と、あまり気に留めていない人たちも4割ほど存在する(図4)。
 →前者の6割は認めますが、後者の「自分は気にしていないが、相手がどう思っているか不安」(16%)と「仲良くやっているから気にならない」(26%)をして、「あまり気に留めていない人たちも4割ほど存在する」とひとくくりに考えるのはおかしいこれらは区別されるべきでしょう。 それに「仲良くやっているから気にならない」(26%)には、おそらくセックスレスの定義を「セックスそのものがないこと」と思い誤っており、セクシャルコンタクトはあるというセックスレスには値しないひとも多く含まれているのではないかと推測する。
 その根拠は、図1が「定期的にセックスをしているか」という問いになっているからだ。以降、この流れを汲んだ統計結果であるとすれば、セックスレスの定義を勘違いしたままの回答であることが予測される。
 こんな回答者の回答にブレがありそうな統計の取り方をするくらいならば、ありきたりの「どちらともいえない」という解答欄を設けたような統計の方が、よほどマシ。
 よって、正すとすれば、“「自分は気にしていないが、相手がどう思っているか不安」(16%)という、自身は問題視していないものの、パートナーとの意思の疎通がとれていないと思われる層が1割半”、で「仲良くやっているから気にならない」(26%)は、セックスレスの定義をきちんと伝えて統計を取り直すべき。その上で、あらためて「仲良くやっているから気にならない」層がどれだけいるかを検討するべきだろう。
 よって、この図4は、それから図3も、統計の取り方をあらためた上で、再考する必要性がある、データとしての信憑性に欠けるものと考えられる。
 ※ただ、もしセックスレスの定義をきちんと伝えた上でのデータであるならば、“「自分は気にしていないが、相手がどう思っているか不安」(16%)という、自身は問題視していないものの、パートナーとの意思の疎通がとれていないと思われる層が1割半”、で「仲良くやっているから気にならない」(26%)と、あまり気に留めていない人たちも2割半ほど存在する”と修正すべき。

★「セックスレス」を自らの判断で気に留めていない人たちも少なからず存在する。
 →これはセックスレス云々いうまえに、パートナーとのディスコミュニケーションパートナーへの思いやりの問題ですね。

★そもそも、「セックスレス」というキーワードが社会的にクローズアップされたのは、その「悩み」を相手や周囲に打ち明けられず、結果的に解決を見ないままに別離や離婚という悲劇的な結末に結びついてしまっているからだ。
 →たしかに日本の離婚率は上昇傾向が続いていますが(左図)、離婚の原因として「性的不満」をあげているのは、そのうちのたったこれだけです(右図)。zu4 data8 
  “日本では、1991~92年ころからこの言葉が注目され始め”、その背景に“(性的な)「悩み」を相手や周囲に打ち明けられず、結果的に解決を見ないままに別離や離婚という悲劇的な結末に結びついてしまっているから”となっていますが、1990年時点で性的不満を離婚理由にあげているのは、男性で10.5%、女性で5.6%となっており、2000年時点でも男性11.1%、女性6.5%となっています(右図)。
 よって、nikkeibp.jpさんの本記事については、残念ながら、見事に裏が取れていないものと言えるでしょう。
 また、「セックスレス」という言葉への注目度と別離・離婚との関係性は、卵が先が鶏が先かという話ではないですが、わたしはむしろ逆だと考えますが(「セックスレスの心理学(1)」参照)。言葉だけが先走ったともいえますな。

★個人によってその強弱や嗜好はさまざまだが、セックスに対する欲望は内に秘めたるものだ。その欲望が実現されないときに、不満が生まれ、カップル・夫婦間に不協和音が生じる。だが、そんな満たされない欲望や不満、悩みは、パートナーにはなかなか伝えにくいものである。
 →これは、セックスそのものではなく、単純にディスコミュニケーションの問題でしょう。
 また、パートナーと性的な問題を話し合えないというのは、日本がセックスをタブー視する国だから。これは性教育の段階から起因していることですから、抜本的解決をするには、まず日本の性教育を見直すべきでは? しかしながら、日本の性教育は、望ましい方向とは、まったくの真逆に進んでおり、セックスの情報は、ますますもってクローズ化されていっています

★セックスレス」な関係が社会現象として大きく取り上げられた背景には、離婚率の上昇とともに、その一因として「セックスレス」が多くなっていることがある。
 →2つまえのところで、図解で証明したとおり、この記述は誤りです。

★調査では、その「伝えにくい不満」も明らかになっている。それを読み解くと、不満の内容に男女間で感覚的な違いがあることがはっきりしてくる。
 →性別が違うわけですから、男女間で違いが出るのは当然のこと
 しかし、それにしても、この一文のあとに続く不満理由の自己中心的で相手への思いやりに欠けること、ディスコミュニケーションの明らかなこと。
 セックスはコミュニケーション手段のひとつ。セックスのみならず、パートナーとのディスコミュニケーションは、自然、別離や離婚を招きますよ。当然ながら。

★理想的なのは、お互いの会話・相談などのコミュニケーションの中から解決の糸口を見つけ出すことだ。しかし、いったんできてしまった「溝」が深ければ深いほど、カップル・夫婦間だけで簡単に解決できないのも事実。そんなときは、医療機関の専門医のカウンセリングなどを受けることが勧められている。
 →これは正しい。

【私的感想】
もうちょっとしっかりしてほしかったなぁ、nikkeibp.jpさん……^^;
セックスはコミュニケーション手段のひとつです。セックスの話をパートナーとシェアできるかどうかも、二人のあいだの普段からのコミュニケーションを問われるところ
また「セックスレス」という言葉に、振り回されてしまわないように。それにしても、この言葉の功罪は大きいです。

【関連記事】
「セックスレスの心理学(1)」
「セックスレスというDV(1)――セックスレスの心理学(2)」
「セックスレスというDV(2)――セックスレスの心理学(3)」
「ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者は女性だけではない。」
「セックス観のパートナーとの一致――ポリネシアンセックスのまとめ」
「パートナーとのあいだにセックス観の不一致がある場合には?」
「セックスで愛情を確かめることはできるのか?――セックスにみる男性性・女性性の誤り(1)」
「能動? 受動? ――セックスにみる男性性・女性性の誤り(2)」

「愛情≠性欲≠勃起 」

本日のBGM♪ Reinventing the Steel(激鉄) / PANTERA
某音楽誌のレビュー仕事で“R..I..P. Darrell”と追悼の意を表させていただけたこと、それがDarrellへの気持ち。やっとあなたの音を、またすこしずつ聴けるようになってきました。あれから、泣いてしまうばかりで聴けなかったんだ。ありがとう、Darrell……

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ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者は女性だけではない。

今日は、この記事から。

■別れた男性「局部」を接着剤で腹に固定、訴訟騒ぎに

ペンシルベニア州グリーンズバーグ――グリーンズバーグの裁判所によると、10カ月間付き合った男性の事後の浮気に腹を立てた女性が、元恋人を寝かせた間に「局部」を強力接着剤で下腹部に張り付ける騒ぎがあり、この男性は3万ドル(約354万円)の賠償金を求める訴訟を起こした。
女性は罪を認め、半年の観察期間の処罰を既に終えている。男性は、精神的打撃を被ったとして訴訟した。女性の弁護士は、生涯悩む致命的な傷を受けたわけではないと男性の行動を批判。「接着剤の使用は相互合意の要素もある。この種のもめ事は本来、寝室内で決着されるべきだ」と大人の解決を主張している。

訴状などによると、2人は1999年に破局。その直後、男性が別の女性とデートを始めたことなどに女性が立腹。2000年7月に女性が男性を自宅に誘い、眠らせた後に、急所に細工をしていた。お尻も接着剤で互いに密着させていた。また、マニキュアの液体で背中に「不実者」とも書きなぐっていた。

女性はこの際、破局の報復と男性に告げ、「助けを求めるためには、約1.6キロ離れたガソリン・スタンドまで歩かなければならない」と言い渡していたらしい。

AP通信は、男女の年齢に触れていない。

2005.11.05
Web posted at:  17:32  JST
- CNN/AP

これは、所謂ドメスティック・バイオレンス(DV)である。

日本語訳では「ドメスティック・バイオレンス(DV)」は一般的に「配偶者間暴力」と訳されるが、これでは本来の意味を満たしていない。本来は、配偶者間恋人間元配偶者あるいは元恋人間、また親子間兄弟間における暴力も、これに含まれているからだ。

そして、あなたは無意識にでも、こう思い込んではいないだろうか?――DVの加害者(バタラー)は男性、被害者(バタード)は女性だと

その傾向が強いことは否めないが、それでも、この思い込みは危険であると考える。
なぜなら、まず
1)「自分がバタラーである」という自覚が希薄であるバタラー女性の存在
(2)また「自分はバタードである。DVを受けている」ということに気付かない、否、無意識下にその事実を抑制して閉じ込めてしまっている男性の存在

これらのことが見逃されてしまうため、当事者たちも、社会も、「ここでDVが行なわれている」という事実に気付かない危険性があるからだ。

この場合、男性は女性からDVを受けることに、感覚的に慣れ、麻痺してしまい、誰にもSOSを求めることがないその必要性に気付いていないからだ。まさに密室の暴力

そうして、冒頭のニュースも然りだが、日本でもこんな事件が起きてしまう――2000年1月6日、夫の浮気をめぐる夫婦喧嘩の末、31才の妻がフライパンで夫を殴り殺してしまった。懇意にしていただいている池内ひろ美先生……さん(笑)(だって、ご本人のご希望で「先生」はダメ出しされるんだもの~!)が、公判に足を運ばれ、実際に殺害の凶器として使われたフライパンをご覧になられたそうだが、それはそれは、とてもではないが直視するのも厭わられるような、原型すらとどめていないほどの無残な状態、殴打しに殴打した痕跡でぐにゃぐにゃに変形した鉄の塊だったそうだ

また、2003年に結婚、2005年春に離婚した、1998年の長野オリンピックで金メダリストに輝いたフリースタイルスキー・モーグルの里谷多英選手も、離婚原因は「里谷多英選手の酒乱と夫へのDV」と報じられている。(里谷選手は否認しているが)

また、時代はさかのぼるが、江戸時代にも、妻からの夫への暴力が高じて、遂には殺害に至ってしまったという事件の記録が、数件残されている

要は、男性の方が身体的に力が勝るため、「DV=男性が加害者」と結び付けられやすいが、暴力に男も女もないということだ。
いや、むしろ、身体的に力の劣る女性に対して、「たとえ女性の側から暴力を振るわれたとしても、それに暴力を返すことは、男性として許されざることだ」という固定観念から、ひたすら女性からの暴力に耐えている男性も多いことだろう。

DVのかたち、方法はさまざまだ。一般にもっともイメージされやすい「身体的暴力」はもちろんのことだが、その他、「言葉による心理的暴力」「経済的暴力」「性的暴力」「子どもを利用した暴力」「強要・脅迫・威嚇」「性の特権を振りかざす」「極小化・否認・責任転嫁」「社会的に孤立させる」など。

そして、わたしは「セックスを取り上げるという暴力=セックスレス」も、あるいはDVといえるのではないかと考えている。(「セックスレスというDV(1)――セックスレスの心理学(2)」参照)

コミカルタッチに描かれているとはいえ、「実録鬼嫁日記――仕打ちに耐える夫の悲鳴」などというブログ書籍化されて、売れ、さらにその類書まで発売されているいま。

これは、男性が悲鳴をあげることが、世のなかに許容される時代になってきていること。そして、彼らが声をあげていい、むしろあげるべきときにきていることを示唆しているのではないだろうか。

あなたの家庭にも、実はDVが潜んでいる……なんてことはないだろうか?

いまは、男性もDVの被害を世間に訴えられる時代になりつつあります。どうか、包み隠すことなく、脱出や解決の糸口、退避先などを見つけて、一刻もはやくDVから逃れてください。

【関連記事】
「セックスレスというDV(1)――セックスレスの心理学(2)」
「セックスレスというDV(2)――セックスレスの心理学(3)」「ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者は女性だけではない。」「セックスはあくまでもコミュニケーションのひとつ。「セックスレスへの不安」というのは、二人のセックス以外のディスコミュニケーションを表している。(働く男女の5人に1人がセックスレス――男と女で異なるパートナーへの不満)」

本日のBGM♪ Life Won't Wait / RANCID
いや~基本的に嫌いなんだけどね、RANCID(爆)でも、このアルバムだけは許容範囲。ハイになれるね!

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障害児、障害者への性教育


以前に編集させていただいた「君がいるから、君がいたから――知的障害をもつ息子とともに」の著者の松浦さんと、編集中のやりとりで、下記の問いかけをして話し合い、彼女の意見、見解を原稿にしていただきました。

===================

①2003年、「東京都の養護学校で、模型を使った性教育を行っていた先生が“模型を使うのは過激すぎる”として、東京都から指導、また校長が降格処分」されました。
この先生は、概念的な説明を理解しにくい、養護学校の子どもたちに、わかりやすいように、ひとのかたちの模型を使って、性教育を行っていたそうです。それが、東京都側から「過激だからやめる」よう指導、処分されてしまいました。
また東京都は、健常児に対しても、模型を使った性教育を禁じています

②その一方で、2003年、福岡県の障害者施設(成人対象)で、男女交際に関連した殺人事件が起きました。
その施設では、「妊娠などを避けるために、入所している障害者同士の男女交際を禁止していた」そうです。
そういった施設で、知的障害をもつA男さんとB子さんが恋愛関係になって、C子さんがA男さんを好きになってしまった。C子さんは、A男さんに「私とつきあってくれないと、B子さんとの恋愛関係を、施設にばらす」とせまり、A男さんは、禁止されている男女交際がばれて、施設を退所させられるのを恐れて、C子さんを殺害してしまった……とのことでした。

私は、これらに疑問を感じざるをえませんでした。

①は、性教育というのは、とても大事なことだし、なぜそれを正しく理解できるように指導を工夫していた先生が、罰せられなければならないのか?
②は、恋愛感情というのは、ひととしてあたりまえのことで、それを「妊娠を避けるため」という、施設側の都合で禁止されなければならないのか?
たしかに、妊娠した場合、子どもを育てていくことは、とても大変なことだと思います。だからといって、それをあたまごなしに禁止するなんて、彼らの人権はどうなるのでしょう?
それに、だからこそ、①の先生のように、適切な性教育をしていくことが必要なのではないでしょうか?

これは、まったくの素人考えかもしれません。でも、男女が愛し合って、セックスすることも、子どもが生まれる仕組みも、素晴らしいことであるというのを、どんな子どもたちにも、正しく教えていくべきなのではないか――私はそんなふうに思いました。
よろしければ、松浦さんのご意見、お聞かせいただけますか?

===================

みなさんは、どう思われますか?

また、障害児(男児)の場合、性欲が募り、そのつもりはなくとも、痴漢行為や性犯罪行為におよんでしまうことを防ぐため、父親がマスターベーションを教えなければなりません
松浦さんは、同書で、その苦悩と葛藤、それから……を告白してくださいました。

次回は、子どものころの性教育や初期の性体験が、後のセックス観に与える影響について、お話したいと思います。

【関連記事】
「性教育や初期の性体験がひとに与える影響」
「知的障害者施設で入所者の女性を強姦した鬼畜園長<女性暴行の元園長「言うことを聞かないと追い出す」」

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祖父の性的虐待でPTSDに、6000万円賠償命令

昨日出たこの記事について。

 同居していた祖父(80)から8年間にわたって性的虐待を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったなどとして、東京都内の女性(24)が祖父に対し、約1億2500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、東京地裁であった。

 安浪亮介裁判長は「虐待行為が原因でPTSDとなり、働けなくなった」と認定、就労できなかったことによる逸失利益を含め、約5920万円の支払いを命じた。性的虐待によるPTSDを巡る訴訟で、逸失利益が認められたのは珍しい。 判決によると、女性は小学校6年生だった1992年冬ごろから、多い時で週に数回、祖父に性交を強いられたり、性器を触られたりする虐待を受けた。祖父から「誰かに話したらお前を殺して、僕も死ぬ」などと脅されたため、誰にも相談出来なかったという。

 女性は、高校2年のころから体調を崩し、祖父と別居後の2003年、PTSDと診断された。現在も、人ごみの中でパニック症状を起こすなど、仕事が出来ない状態だという。

 祖父は性的虐待の事実を否定し、全面的に争っていたが、安浪裁判長は虐待があったと認めた上で、20年間分の逸失利益を認めた。

(読売新聞) - 10月14日23時8分更新

わたしは、法律に明るくありませんが、ここで認められたのは逸失利益だけなんですか?
こんな犯罪は非常に許しがたく、「性的虐待」「虐待行為」という言葉すら腹立たしいのですが。「強姦」じゃないですか。しかも「8年にも渡る継続的な強姦と脅迫」。

性犯罪者には、一様に死刑もしくは陰茎および陰嚢の切除をもってしても、あまりあると考えています。
性犯罪とは、確実な人格破壊であり、被害者は心理的に子宮を切除されたも同然の状態になります。

このような極悪な犯罪行為に対して、日本の法律はまだこの程度の対処しかできない無力なものなんですか?

法律に明るくはありませんが、この事件のことくらいは知っています。
http://www.alpha-net.ne.jp/users2/knight9/totigi.htm

刑法200条が削除されたのは、どういう意図をもってのものだったのですか?

このサイトへ情報を求めてやってくる女性たちがいるんですよ。
わたしの紹介した本を読んで、読んでいるわたしの方が涙してしまうようなメールをくれる女性たちがいるんですよ。

法律が彼女たちのことを守ってくれないのであれば、彼女たちのことは、わたしが守ります。

【関連記事】
性犯罪、DV(ドメスティックバイオレンス)、PTSD……傷ついた方たちへ
「SEX-Therapy【セックスセラピー】」
「レイプ被害女性の心理(1)」
「レイプ被害女性の心理(2)」
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「レイプ加害男性の心理」
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「被害者が出てからでは遅い。迅速かつ的確な取り組みを! 幼児ポルノおとり書類送検の先にあるもの<子ども条例初適用:無職の男を書類送検 奈良県警」

大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://okawauchimari.net/

 

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