■定額給付金とDV被害者への対策について問題視すること~母子寮だけに限らない、男性の被害者もいる
函館市や福岡市は、
DV被害により、住民票を移さぬまま(加害者の追跡を恐れて)
逃げている女性や子どもにも、
定額給付金を支給する策を発表しました。
他の自治体にも推奨されるべき、
否、国レベルでの対応が必要な策だと思います。
ただし、「母子寮」や「公的機関」に限っているところが気になります。
逃げている先は、シェルターかもしれないし、
シェルターにいるあいだに探したアパートかもしれない。
また民間のシェルターもあります。(むしろ民間のほうが活発)
DV被害者は、死に物狂いで居場所を探します。
また夫のもとに入る給付金の差し止めも
同時になされなければなりません。
最近、DVシェルターについて、
いろいろと調べる機会があったのですが、
「妻がDVシェルターで洗脳されてしまっている」
という男性の声を聞きました。
洗脳という言葉が適当かどうかは別問題として、
DVシェルターには、
いまより客観性が求められるのではないかと考えています。
また被害者を女性に限っているのは、
根本的な大問題です。
前々から言っておりますが、
女性から男性への暴力というのもあります。
DVは身体的暴力にだけ限られるものではありません。
精神的暴力、経済的暴力、性的暴力なども含まれます。
よく「逆DV」という言葉を耳にしますが、
この言葉にも違和感を覚えてください。
男性=加害者、女性=被害者、という
一方的な図式はおかしいんです。
さらに男性が被害者となる場合、
社会的背景から、SOSを出しにくく、
深刻化する傾向があります。
男性が被害に遭った場合に、
相談したり逃げたりする機関の整備を求めます。
【関連記事】
#DV相談も受け付けています。お申し込みはこちらから。
「■【相談所】セックスセラピー/セックスカウンセリング相談所開設のお知らせ■」
「■【メール相談について】セックスカウンセリング・セックスセラピー(恋愛カウンセリング・結婚カウンセリング含む)■」
「性と愛の質問・相談CAFE(掲示板)」
「悪役になってでも伝えたかったこと~TBS「R30」“逆DV”特集・元加害女性として出演して」
「★テレビ出演します! 「DV加害女性の心理」について★」
「「逆DV」」
「セックスレスというDV(1)――セックスレスの心理学(2)」
「セックスレスというDV(2)――セックスレスの心理学(3)」
「ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者は女性だけではない。」
「作家K先生の「現代女性の性意識」に対するご意見――挿入する性・挿入される性(2)」
「24歳当時の「現代女性の性意識」に対する拙意見――挿入する性・挿入される性(3)」
* 大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net *
* http://okawauchimari.net/ *
DV被害者に独自給付金・・・函館市、国と同額分
北海道函館市は20日、配偶者からの暴力(DV)を逃れて別の住居に避難している被害者を救済するため、国の定額給付金や子育て応援特別手当と同額分を給付すると発表した。
DV被害者は、住民票を元の住所に残したまま避難しており世帯主に支給される定額給付金などを受給できないため、市で対策を検討していた。市によ ると、受給対象者は今年2月現在でDVの被害実態があって世帯主と別居中で、公的機関や支援団体などと面接相談をしていた人で、約40世帯、約110人の 見込み。
申請は、電話や来庁による本人の申し出を確認した上で、送付される申請書に記入し、裁判所からの保護命令の決定書の写しなどの必要書類を添付する。5月中旬からの支給を予定している。
(2009年4月21日 読売新聞)
福岡市がDV被害者に独自給付金 同額を支給
福岡市の吉田宏市長は21日の記者会見で、夫などによるドメスティックバイオレンス(DV)から逃れるため住民票とは違う場所に住んでいる人に対し、定額給付金と同額を独自に支給すると発表した。
給付金は住民票に基づき支給されるが、DV被害者の中には、加害者に別居先が知られることを恐れ、住民票を異動しない人もおり、吉田市長は「生活に困っている人をサポートするという趣旨に沿って、市としても手助けしたい」と話した。
対象者は、支給の基準日となる2月1日以前に、市などの公的機関に相談していてDV被害者と確認でき、福岡市に居住している人と、その同居家族。市は約320人を見込んでおり、5月15から29日の間に電話で相談を受けた上で申請書類を郵送する。
北九州市の北橋健治市長も21日の定例会見で、DV被害者とその同居家族について同様の対応をすることを明らかにした。
2009/04/21 12:26 【共同通信】
定額給付金相当額を支給 04/21 12:12 夫などからの暴力から逃げていて、住民登録できないドメスティック・バイオレンスの被害者に対して、定額給付金相当額を支給する動きが福岡県内の自治体で進んでいます。
福岡市の吉田市長はけさ、市独自におよそ530万円の予算を計上したと発表しました。
DV被害者には、住所が分からないよう住民登録していない人が多く、定額給付金を受け取ることができません。
福岡市で給付対象となるのは、今年2月1日以前に福岡市や警察に相談し、公的な支援を受けた人とその家族で、およそ320人と想定しています。
久留米市も既に同様の決定をしています。
北九州市では100人程度が対象と見られ、北橋健治市長は世帯主と2重払いになることについて「やむを得ない」と話し、「市民の理解は得られる」と述べました。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|





















最近のコメント