カテゴリー「●セックス全般・セックスへの誤解」の29件の記事

■DV、恋愛、結婚生活などに悩んでいるあなたに――大川内麻里の新刊著書、予約はじまっています!「うまくいかない自分から抜け出す方法」~心のクセがわかれば、毎日がするっと変わる(かんき出版)

Photo
おかげさまをもちまして、
新刊著書「うまくいかない自分から抜け出す方法」(かんき出版)
18日ごろには、全国の書店さんに並びはじめます。

Amazonで予約もはじまっています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761266651/
よろしければ、ぜひ♪happy01


本書は、
「デートDV」とは &DV被害者・加害者に経験者のわたしが勧める解決のヒント
でも書いた、
心理学の交流分析という手法を
超わかりやすく説きながら、

対人関係をよくしたり、
本来の自分らしく、ラクに生きられるようになったりと、
人生が好転する方法をお書きいたしました。


DVやアンフェアな恋愛、離婚……と、
負のパターンから抜け出せずにいたわたしが、
心豊かな人生をいきいきと生きられるようになった方法を
余すところなく、書き綴ったものです。


本書は、こんな方に効果があります。
 ・知らず知らずのうちに、いつもおなじような負のパターンを繰り返してしまう
 ・なんとなく生きづらさ、生きにくさを抱えている
 ・人間関係や恋愛、結婚生活など、コミュニケーションに悩んでいる
 ・がんばっているのに、なぜか思うようにいかない
 ・肝心なところで、なぜか失敗してしまう
 ・自分を変えたい、また他人との関係を変えたいと思っている
 ・人生につまずきを感じている
 ・もっと楽に、もっと上手に生きたい


ご一読いただけましたら幸いです。


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■もっとラクに生きる方法が見つかります!

本書は「交流分析」という心理学の手法を、
身近な例を挙げながらわかりやすく解説しました。
自分と相手の心のクセをほんのすこし知るだけで、
人間関係は大きく変わります。
頼ったり、任せたり、お願いしたり、休んだり、
力を抜いたりが苦手な人、ぜひ、読んでみてください。
あなたの人生、いいことがたくさん待っている
幸せスパイラルに向かいはじめますから。

_

■目次
がんばりすぎてしまうあなたへ――まえがき


序章★なぜかバッドスパイラルを繰り返してしまう人たち

□表面的にはうまくいっているように見えるのに、人間関係に悩んでしまう
□ここ一番に弱く、実力を十分に発揮できない
□いつも恋愛が長続きしない
□DV(ドメスティック・バイオレンス)から逃れられない


第1章★あなたの中にいる5つの自分

●感じ方には人それぞれクセがある
●自分の心のクセを知る
●あなたはどのタイプのエゴグラム?
●自分の口グセを意識することから始めよう


第2章★あの人との会話がかみ合わないのには理由がある

●相手のエゴグラムを想像してみる
●あの人とうまくいくとき
●苦手なあの人とうまくやるためには……
  円満交流を心がける――対人関係のコツ①
  隠された相手の本音を汲み取る――対人関係のコツ②
  [A]と相談して、[C]の欲求をコントロールする――対人関係のコツ③
●どんな関係であれ人と関わっていたいのが私たち
●自分を、そして人を認めてあげられますか?


第3章★あなたの可能性の芽を摘んでいる
    メッセージから解放されよう

●親のしつけの方針や口グセを思い出してみよう
●「しかたのないこと」と割り切ってリセットする――自己制限からの解放①
●ポジティブな言葉を使うよう意識する――自己制限からの解放②
●考え方のクセを変える――自己制限からの解放③
 ①完璧思考
 ②過度に一般化して考える
 ③早まって結論を出しがち
 ④思い込みで拡大視したり縮小視する
 ⑤~べき思考で考える
 ⑥レッテルを貼りたがる
 ⑦自責思考になりがち
 ⑧マイナス思考
●自分で自分を許す――自己制限からの解放④


第4章★負のスパイラルから抜け出す方法

●注意を引きたい人が仕掛ける心のクセ
●バッドスパイラルを起こしやすい人、巻き込まれやすい人
●バッドスパイラルの6つの特徴
●こうしてバッドスパイラルは始まる
●バッドスパイラルを演じてしまう人々
  「うん、でも……」が口グセ
  遅刻グセが直らなかったりミスを繰り返す
  弱みを正当化して責任を回避する
  「不幸な私」という被害者意識から抜けられない
  ヒステリーを起こして相手をやりこめる
  責任転嫁して相手を否定する
  「あなたのため」と言いつつ相手を否定
  異性を否定してしまう
●あなたがバッドスパイラルを引き起こしてしまっているとしたら
●あなたがバッドスパイラルに巻き込まれてしまっているなら
  [A]を使って、すれ違い交流に持ち込む
  ネガティブな対人刺激に過剰な反応を示さない
  相手の浸っているネガティブな感情に、対人刺激を与えない
  自分のまわりの人たちに優先順位をつける
  ネガティブな態度や感情に、もう一段階ネガティブな態度や感情を返す


第5章★がんばらなくてもいい~ポジネガシンキングのすすめ

●ポジティブ=○、ネガティブ=×と決めつけていませんか?
●がんばってもどうにもならないことがある
●人の長所を探してみよう
●意識して他人を肯定してみる
●自分を肯定するということ
●ありのままの自分を好きになってください
●幸せスパイラルへ向かって

 あとがき

 巻末付録 肯定の言葉集


【著者紹介】
大川内 麻里(おおかわうち・まり)
――1977年、福岡県生まれ。naked heart代表。福岡雙葉高等学校中途退学後、大検(現在の高卒認定)を取得し、白梅学園短期大学心理学科卒業。10代のころにいじめや性被害、家庭不和 などで追いつめられ、自殺を図ったほどに苦しんだ経験があり、過去の自分と同じように悩み苦しんでいる方の役に立ちたいとの思いから、心理学、心理カウン セリングを学ぶ。情報誌制作ディレクター、出版社勤務の編集者を経て、現在は、出版、心理カウンセリング、芸能/お笑いイベントを通じ、あらゆる方たちが 心豊かな生き方を実現できるようサポートしている。これまでに、累計1000件のメールや対面による心理カウンセリングを行う。
――著書に『親が知らないケータイ・ネットの世界』(実業之日本社)がある。
WEB:http://naked-heart.jp/
BLOG:http://okawauchimari.net/

【監修者紹介】
鷲津 秀樹(わしづ・ひでき)
――1956年、愛知県生まれ。明治大学経営学部卒業。株式会社ベルコスモ代表取締役。NPO法人名古屋交流分析協会・運営委員長。NPO日本次 世代育成支援協会理事。心理カウンセラー。1992年から経営コンサルタントとして活動を始める。その後、バブル崩壊に伴う経営者の悩み相談が増え、かね てから心理面からもサポートが必要と感じていたため、論理療法による心理カウンセリングを開始。
――愛知大学オープンカレッジ、名城大学理工学部、職業能力開発総合大学校にて、カウンセリング理論を教えるほか、企業や組合の研修、一般の方への心理学講演や子育て研修等など、コミュニケーションに関しての講演実績多数。
WEB:http://www.jade.dti.ne.jp/~belcosmo/

大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://okawauchimari.net/

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■【相談所】セックスセラピー/セックスカウンセリング相談所開設のお知らせ■

これまでメール掲示板で承っておりました
セックスに関するご相談ですが、
みなさまのご希望にお答えして、

このたび対面で実際にお会いしての
ご相談
もお受けすることといたしました。

ただし当面は、
まずはカップルでのご相談、あるいは女性の方のみに
限らせていただきますこと、ご了承くださいませ。


カウンセラー:大川内麻里(おおかわうちまり)
セックスレスから性被害、DVや妊娠、避妊、射精障害、性に関するちょっとした疑問まで、
2005年より累計1000件のネットカウンセリングを行う。
心理学をベースにした手法+実践的アドバイスにより、
クライアントの抱えている問題を解決へと導く。

○場所:東京都内

○料金:
学生6,000円/1回90分
女性8,000円/1回90分
カップル13,000円/1回90分

○申し込み方法

まずはこちらのメールフォームに下記の必要事項をお書き添えの上、
メールをお送りください。
・氏名(匿名可) ・メールアドレス
・相談内容(簡単で結構です) ・カップルか女性のみか
http://www.okawauchimari.net/cgi/mf/himail.cgi


性・セックスにまつわる悩みは恥ずかしいことでもなんでもありません。
あなたの悩んでいることは、とっても大切なこと。

大切に受け止めますから、
いっしょに解決を目指していきましょう。^^

もちろんあなたのプライバシーは守りますので
ご安心くださいね。

大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://okawauchimari.net/

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セックスや恋愛・結婚の質問・相談はコチラへ!(ケータイ対応)

 セックスレス、避妊、妊娠、出産などなど、セックス(性)にまつわる疑問。悩み。
 恋愛や結婚、離婚、DVなど、夫婦間、恋人間の疑問。悩み。

 今さら人には聞けないな……。
 身近な人には相談しにくいな……。
――そんなふうに思っていることってありませんか?

 そんなときには、みんなに聞いてみましょう! 解決の糸口が見つかるかもしれませんよ♪
 ということで、掲示板を開放いたしました。

性と愛の質問・相談CAFE ~ by.SEX-Therapy【セックスセラピー】

 わたしのこれまで培ってきた実績を活かすことももちろんですが、「これわかるよ」って方や「自分もおなじこと悩んでた」って方は、積極的にコメントしていただければと思います。
 いっしょに解決を目指してお話しましょう。
 みなさんでお使いください^^(マナーを守って、ね♪)

 また、この掲示板は携帯電話からも閲覧できます。
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性被害に程度の差などないに等しい

 わたしが心理学生をしていたときの話です。

 ある講義で「来週は近親相姦についてです」と先生。教室内はすくなからずどよめきました。
 そして、その当日。配布された資料に挙げられた事例は、義兄にキスをされたり胸を触られたりした――というものでした。
 その講義の最後。先生が言いました。
「みなさんは、この事例を“こんな程度のこと、たいしたことないじゃないか”と思ったかもしれません。近親相姦と聞いて“もっとすごいもの”を想像していたかもしれません。
 ですが、被害者にとって、どんな行為であれ、心の傷は深いものなのです。
 それを理解してもらうために、今回はあえて“この程度の”事例を取り上げました」

 図星でした。わたしたち生徒は、事例として取り上げられるのは、セックス行為=ペニスを膣に挿入する行為があるものがくると想像していて、そうでない事例が取り上げられたことに、軽々しい言葉を使うと、肩透かしをくらったような気分になっていたのです。
 そして、そんな自分を知ることで、性被害について“程度の差”をもって「たいしたことないじゃないか」などと考えていた自分に気付かされたのです。

 わたしがこのブログを通じていただくメールのなかで、性被害に遭われた方が、ご自身の被害体験について「軽いものなのですが」と書かれていることがあります。
 またたとえばですが、植草元教授の一連の行為を「たいしたことないじゃん」と笑いごとにしてしまうひとがいます。

 しかし、わたしは思うのです。性被害に程度の差などないに等しいと。
 そして、そういった“程度の差の意識”が被害者感情を麻痺させ、回復のプロセスをさまたげるのです。
 わたしが常々口にしている持論ですが、心の傷を癒すための第一歩は、つらいことをつらい、悲しいことを悲しい、その感情をあるがままにかんじ、受け入れることからはじまります。だから、それを阻害することはイコール回復を阻害することとなってしまうのです。

 被害者が「たいしたことない」と言っているからたいしたことないのでは? と思う方もいらっしゃるでしょう。
 よく考えてみてください。社会に浸透してしまっている“程度の差の意識”は、わたしたちひとりひとりの意識のなかに入り込んでしまってはいないでしょうか? 「たいしたことない」と言っている被害者も、そのひとり。言ってみれば、「たいしたことない」と思い込まされているにもかかわらず、それが自発的な感情だと錯覚してしまっているのではないでしょうか。

 性被害に限りません。いじめだってなんだって。
「たいしたことのない」被害なんてないんです。
 被害を程度の差で語ることは、被害者から、“つらいことを「つらい」と思う自由と権利”を奪う危険性があるものなのです。

こちらのブログもよろしくね♪的な、ね(笑)。テーマ別に4ブログ運営中です。

大川内 麻里の“人生がより心豊かになる”コトバ 1日1文
フリーターから起業した女性経営者が綴る「働くということ」(元フリーター編集者の出版日記)by 大川内 麻里
フリーターから起業した女性経営者、パニック障害になる。+鬱病・PTSD by 大川内 麻里

各ブログの概要はコチラをクリック! 更新情報(最新記事)は右側バーにあります⇒
もし、ご興味をお持ちいただける記事がございましたら、どーぞどぞです♪^^

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妊娠中のセックス(2)――男女差を理解しあいましょう

ご質問・ご相談はこちらまで⇒ 性と愛の質問・相談CAFE

「妊娠したとたん、妻がセックスを避けるようになった」と、性的なフラストレーションをためたまま、妻との接し方に悩む男性。
「妊娠中にセックスするなんて……イヤだ」と、漠然とした嫌悪感を抱え、夫との接し方に悩む女性。

そして、これが、そのままセックスレスにつながるのではないかと不安を抱えている夫婦もいるかもしれませんね。

妊娠って、夫婦にとって、うれしいできごと。生まれてくる子どもを、これからいっしょに育てていく上で、絆を深めておきたいところでもあるでしょう。

でもね、妊娠中って、そうそう理想的にはいかないものなんです。

わたしたち人間の心と身体は、ホルモンなどの作用に、驚くほど大きく左右されているのです。
それが、もっとも劇的に現れるのが、女性ならば、まず妊娠中なんです。
わたしも、体感したことです。自分の意思とは無関係な言動や行動をとってしまう、普段の状態ならばわきあがってこないような気持ちが、次々と襲ってくる……などなど。

妊娠中の『セックスへの嫌悪感』をつくりだしているのも、ひとつは、こういったホルモンの影響が大きい。
そして、無意識にも「おなかの子どもを守らなければ」という本能が働いている場合もあります。

妊娠中というのは、通常とは違う状態なんです。

そして、それをつくりだしているのは、身体であって、自分の意思とは無関係な心の状態を生み出してしまうのです。
決して、妻が夫を嫌いになったなどといった、根本的な『愛情』の問題ではないのです。

でもね、妊娠中であってもセックスしたいという欲求は、男性として、あたりまえのことなんです。
そして、それをつくりだしているのも、身体なんです。
決して、夫が妻を思いやっていないなどといった、根本的な『愛情』の問題ではないのです、

まずは、お互いを理解しあうことからはじめましょう。

【関連記事】
「妊娠中のセックス(1)――妻の妊娠中に浮気する夫?!」
「妊娠中のセックス(3)――時期」
「妊娠中のセックス(4)――夫婦の絆と赤ちゃんを守るために注意すること」
「妊娠中のセックス(5)――セックスと子宮の収縮とおなかの張りのカンケイって?」

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性欲はなぜ起きる?(3)――性的刺激→勃起=精子がたまること=射精=性欲?! 男性の成長にしたがって

男性の性欲が、成長にしたがって、どのように、自身に認識されていくか。これは、個人差の大きい話ですが、さまざまな男性に話を聞いてみたり(本当は、ちゃんとリサーチをしたいところだけれど)、友人の子どもたちを見たりしてきたなかで、その一例を挙げます。

まず、男児は、3歳前後には、すでに、オチンチンのあたりに、こするなどの刺激を受けると、「なんだかわからないけれど、気持ちがいい」という感覚をもっています。

その感覚は、小学生にもなれば、もっと顕著になります。のぼり棒や鉄棒などの遊具で、その感覚を、より積極的に得ようとする子もいます。

やがて、12歳前後にでもなれば、性に関する情報も、ある程度、入っていることもあって、性に関する言葉を見聞きするだけで、男性器(ペニス)が勃起するということを体験します。

それを解消するには、自慰行為(オナニー・マスターベーション)などによって、射精をすればいいということを知ります。
あるいは、寝ているあいだに、性的な夢を見るなどにともなって、夢精というかたちで、はじめての射精を体験することもあります。

したがって、そんな男性のなかでは、ときとして、
 性的刺激を見聞きしたり、ペニスに受けたりする
  ↓
 ペニスが勃起する
  ↓
 射精によって解消される

という図式がなりたち、これをもって「性欲」であると認識します。

よく精液が「たまる」という言葉を聞きますね。これは、「精液」を「性欲」とイコールで結びつけて使われている場合もすくなくありません。つまり、「たまる」のは、精液であり、また「性欲」であると。

しかしながら、実は、精巣で精子がつくられる仕組みと、「性欲」とのあいだには、関連性はあるけれども、まったくのイコールではないのです。

ですから、「性的刺激→勃起=精子がたまること=射精=性欲」という図式は、厳密にいうと、正しくはないのです。
しかし、一度この認知をもった男性は、たいてい、そのまま成人します。
よって、勃起不全や性欲減退を男性としての機能不全だとか、セックスの相手となる女性に魅力がないからだなどと思い悩む男女がいるわけです。

ですが、もうおわかりですね?
それは、認知の歪みが根底にあるわけですから、不用意に悩みこむことではないのです。

ただし、実際に、背景に心身の病やストレスなどが存在している場合もあることは事実ですから、泌尿器科医や婦人科医などといった専門家に相談してみるのもひとつでしょう。

【関連記事】
「愛情≠性欲≠勃起」
「性欲はなぜ起きる?(1)セクシャル・ブレイン――大脳生理学から」
「性欲はなぜ起きる?(2)セクシャル・ブレイン――恋する脳、セックスする脳」
「性欲はなぜ起きる?(4)――女性の顔に射精することと、母親からの分離・独立」
「性欲はなぜ起きる?(5)セクシャル・ブレイン――恋する脳、セックスする脳(2)」

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性欲はなぜ起きる?(2)セクシャル・ブレイン――恋する脳、セックスする脳

男性、女性ともに、性衝動(≒性欲)を誘発するようななんらかの刺激を受けると、視床下部のある部位が反応しますが、この反応部位は、男性と女性とでは違っている……ということは、前回「性欲はなぜ起きる?(1)セクシャル・ブレイン――大脳生理学から」で述べました。
それはホルモンの違いであって、その違いは男女の行動差として現れます。日常の行動にせよ、セックスの際の行動にせよです。
ですから、すくなくとも脳とホルモンという側面から見る限りにおいては、セックスにおいて、男性は能動的に、女性は受動的になるのですね。

ホルモンとは、普段、わたしたちは意識していないものですが、実はわたしたちのカラダとココロは、ホルモンに支配されているといっても過言ではないほどに、大きな作用をもつものです。
これまでも、「性差医療ってなに?――女性のプチ不調の原因とは!?」「 PMS(月経前症候群)って、つらいんだよ。」「セックスと妊娠の仕組み、教えます☆」「生理前(月経前)や生理中(月経中)に、女性の性欲はアップする?!」などで、女性ホルモンについてはお話ししてきましたね。
ここでは、男性ホルモンに主眼を置いてお話ししていきたいと思います。

男性ホルモンは、男性を男性特有のカラダとココロにするもので、テストステロンアンドロステネジオンデヒドロエピアンドロステロンの3種類を総称して「アンドロゲン」と呼ばれます。
働きとしては、主に下記があります。
●男性特有の筋肉質なカラダにする
●皮脂の分泌を促す
●体毛の発育を促す
●性欲を高める

一方、女性ホルモンには、これまでもお話してきましたように、エストロゲン(卵胞ホルモン)プロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類があります。
働きとしては、主に下記があります。
●女性特有の丸みをおびたカラダにする
●生理(月経)や妊娠をコントロールする
●肌や髪を美しく保つ
●自律神経を安定させる

この男性ホルモンと女性ホルモンですが、実は両方ともを男性も女性も体内にもっているのです。
これが、おなじ性別の人間であっても、それぞれに特徴がきっぱりわかれるのではなく、男性でも女性的な特性をもっていたり、女性でも男性的な特性をもっていたりといった「個」としての性が、それぞれの人間にあることがわかるでしょう。

さて、性欲に関するホルモン「性ホルモン」と呼ばれますが、そのなかに、上記のホルモンたちも含まれています。
これらは、人間の性欲、それから性徴性機能生殖性衝動性行動などを司ります。

このなかで、特に注目したいのは、男性ホルモン「アンドロゲン」のひとつ、テストステロンです。
このホルモンは精巣(睾丸)でつくられる男性ホルモン思春期の男性器の成育男性の性欲亢進を働きとしています。分泌は思春期~20代にピークを迎えて、その後、徐々に減少していきます(もちろん、個人差はあります)。

この分泌が「思春期~20代にピークを迎えて、その後、徐々に減少していく」ことに、注目してくださいね。

つまるところ、思春期~20代の男性は、(この場では、ホルモンの話にだけ限っていいますが)テストステロンという性ホルモンによって、身体的に、性欲の非常に強くて強くて仕方のない状態をつくられてしまうのですカラダが、そうなんですココロ、は、別の問題なんです

ですから、そういった若い彼が性欲旺盛であるのは、カラダがそうさせているのですから、ごく自然なことなのです。
また、ピークを過ぎれば、だんだん年齢を減るごとに、このホルモンの分泌は減少されていくわけですから、ある程度の年齢の彼あるいは夫が、性欲が減退するのは、カラダがそうさえているのですから、女性が「セックスレス」を過度に案じることはないのです。

次回は、今回の続き。「恋する脳、セックスする脳」を、今回はホルモンによる身体作用を中心にお話ししましたが、もっとホルモンによる心理作用に寄せたお話をしたいと思います。

それを踏まえた上で、今回お話しした成長、それとともに、カラダがココロに与えていく影響と、その結果、男性のセックス観は、どのように変容していくのかを、実際の男性の話を交えながら、お話ししたいと思います。

【関連記事】
「愛情≠性欲≠勃起」
「性欲はなぜ起きる?(1)セクシャル・ブレイン――大脳生理学から」
「性欲はなぜ起きる?(3)――性的刺激→勃起=精子がたまること=射精=性欲?! 男性の成長にしたがって」
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「性欲はなぜ起きる?(5)セクシャル・ブレイン――恋する脳、セックスする脳(2)」

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性欲はなぜ起きる?(1)セクシャル・ブレイン――大脳生理学から

さて、「性欲」について、まずは脳の仕組みから探っていきたいと思います。

脳内で「性欲」を司っているのは、「視床下部」というところです。

「視床下部」の核となる部分は、男性は女性のそれより2.5倍もの大きさがあります。
この大きさひとつとっても、男性の性欲と女性の性欲には違いがありそうですね。

この核は、男性に特徴的な性行動(=ここでは「積極的で過度に異性愛的」とします)をつくりだし、アンドロゲン(男性ホルモン)に反応する細胞が、ほかのどの部分よりもたくさん集まっています。
女性でも、男性に特徴的な性行動をするひとは、ほかにも体毛が濃い、声が低い、ニキビができやすいといった特徴があるそうです。

男性、女性ともに、性衝動(≒性欲)を誘発するようななんらかの刺激を受けると、視床下部のある部位が反応します。
しかし、この反応部位も、男性と女性とでは違っています

男性の場合、この視床下部のある部位が反応すると、ここから出た信号が皮質に伝わり、勃起を促します。そして、セックスにおいて「積極的」「攻撃的」「侵入する」役割にまわるとされています。
一方、女性の場合、この視床下部のある部位が反応すると(ちなみに、ここは、食欲を司っているところでもあり、摂食障害の原因もここにあるのではとされています)、セックスにおいて「受動的」で、侵入されやすい体勢をとるなど「侵入される」役割にまわるとされています。

これは動物実験でも明らかになっていることで、メスはそういった脳内の刺激を経て、性交の場面になると性器を見せるなどの態度をとり、オスの視床下部の姓反応に関わる部位を刺激すると、周囲のメスに関心を示すようになるそうです。

つまり、「脳」という側面から見ても、男性と女性とには、「性欲の起きる時点」から、その形態までに、明らかな男女差が存在するということです。

ですから、男性の性欲が、女性から見て旺盛だったからといって、「身体ばかりを求められる=身体目当てなんだ」などと思うことはないのです。

かといって、男性の脳にも、女性の脳にも、異性寄りの脳を持っているひとが多くいます男性の脳の特徴と女性の脳の特徴をわかりやすくわけましたが、それは両者の端と端を挙げているだけのこと。
ですから、男性に性欲の起きにくいひとがいたとしても、女性に性欲の起きやすいひとがいたとしても、まったく不思議ではないのです。
(わたしが、先々このブログで取り扱いたいテーマのひとつに「インターセクシャル」がありますが)男性と女性とは、白と黒にはっきりとわけられるものではなく、グレーゾーンに位置するひとが大半なのです。

次回は、ホルモンの側面から、性欲というものをみていきたいと思います。
(もしかすると、脳をもう一回、もうすこし深くお話しするかも?)

【関連記事】
「愛情≠性欲≠勃起」
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「性欲はなぜ起きる?(5)セクシャル・ブレイン――恋する脳、セックスする脳(2)」

【関連書籍】
「ビジュアル版 脳と心の地形図――思考・感情・意識の深淵に向かって」

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愛情≠性欲≠勃起

「わたしの身体を、セックスを、求めてこない彼……わたしって、愛されていないのかな? 女性としての魅力がないのかな?」

「セックスに対して淡白な彼……わたしから、“セックスしたい、セックスしようよ”って誘ったら、変に思われるかな? 淫乱な女、なんて思われちゃうかな?」

「彼が勃起しなかった……わたしがいけないのかな? 勃起する・しないは、デリケートな問題だっていうけれど……?」

「“本当に好きなオンナは抱けない”っていう男性がいた……わたしと彼にセックスの関係があるってことは、彼は、わたしのこと、本当に好きではないってこと? 遊びなのかな?」

 ――女性のみなさん、こういったことで悩んだことはありませんか?

実は、わたし自身も悩んだことがあります。こと、ティーンエイジャー(10代)のころは、男性のカラダとココロについて、よくわからないだけに、そして、誤った捉え方をしていただけに、真剣に悩みました

また、女性の友人同士で、恋愛やセックスの悩みを打ち明けあうと、まわりの子たちも、おなじようなことで悩んでいるんです。よく、この類のことを、友人に相談されていましたし(自分も悩んでいたくせに、それらしく相談に乗ってしまうわたしでした^^;)、また、いまの年齢になっても、同様のことを相談されることがあります

おなじなんですよ
彼氏とのセックスに悩むティーンエイジャーも、セックスレスに悩む既婚女性も。

なにがおなじかというと、男性のカラダとココロについて、わかっているつもりでも、実はわかっていないというところ。そして、男性のカラダとココロについて、誤った捉え方をしているところ。

でも、それが悩みの種であるならば、男性のカラダとココロについて、理解を深めればいいだれにだって、わからなくて当たり前のこと、わからないことは知ればいいんです。知ろうとする姿勢が大事なんです。
ただ、それだけのことです。
たった、それだけのことで、悩みが解消されるのであれば、他愛もないこと。逆にいえば、たった、それだけのことで解消される悩みであれば、思いつめることなんてないんです^^

もちろん、これは、決して、あなたの悩みを軽視しているというわけではありません。わたしだって、悩みに悩んで、でも、抜けるときはすぽっと驚くほど簡単に抜けられたことなのでね。
絡まった糸をほどく方法を知ることそれを覚えることそこまでは大変かもしれない。でも、一度、覚えてしまえば、驚くほど簡単にほどけてしまうものなんです。

わたしは、幸いなことに、セックスに関してオープンに話し合えるほど、親密な男友だちに恵まれていて(「男同士の友情」という話も^^;)、彼らから、さまざまな話を聞かせてもらってきました。

ひとつ見えたことがあります。

それは、男性にとって、女性への「愛情(ココロ)」「性欲(カラダとココロ)」「勃起(カラダ)」は、かならずしも、イコールというわけではないということ。

これから、数話にわたって、男性のカラダとココロについて、さまざまな観点から見ていきます
もちろん、「男性」とひとくくりにするのではなく、個体差があることを前提として。(なので、一般論になるか、ケーススタディーになるか……かな)

男性の方々からのご意見も、お待ちしております。わたしに不勉強な点や解釈の誤りがあれば、どうぞご指摘ください。どんなことでも、ぜひぜひ、お気軽にお寄せください! あなたの言葉は、きっと、読者の女性たちのプラスになるはずです。

また、女性も、もちろん、「こんなふうに思っていた」「こうじゃないの?」「わたしの場合は」といったことがあれば、ぜひコメントしてくださいね。

次回は、まず、男性の性欲の仕組みについて、お話ししていきたいと思います。

【関連記事】
「セックスレスの心理学(1)」
「セックスレスというDV(1)――セックスレスの心理学(2)」
「セックスレスというDV(2)――セックスレスの心理学(3)」
「セックスの持続時間と男性の射精」
「能動? 受動? ――セックスにみる男性性・女性性の誤り(2)」
「セックスはあくまでもコミュニケーションのひとつ。「セックスレスへの不安」というのは、二人のセックス以外のディスコミュニケーションを表している。(働く男女の5人に1人がセックスレス――男と女で異なるパートナーへの不満)」
「生理前(月経前)や生理中(月経中)に、女性の性欲はアップする?!」
「性欲はなぜ起きる?(1)セクシャル・ブレイン――大脳生理学から」
「性欲はなぜ起きる?(2)セクシャル・ブレイン――恋する脳、セックスする脳」
「性欲はなぜ起きる?(3)――性的刺激→勃起=精子がたまること=射精=性欲?! 男性の成長にしたがって」
「性欲はなぜ起きる?(4)――女性の顔に射精することと、母親からの分離・独立」
「性欲はなぜ起きる?(5)セクシャル・ブレイン――恋する脳、セックスする脳(2)」

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生理前(月経前)や生理中(月経中)に、女性の性欲はアップする?!

「生理前(月経前)や生理中(月経中)に、女性の性欲はアップする」という記述が、男性誌によく掲載されていると聞いたことがあります。
また、こんな胡散くさいことの書かれたページ(笑)も見つけました。

今日は、この説の信憑性を検証してみたいと思います。いろいろと調べてみました。

「PMS(月経前症候群)って、つらいんだよ。」でも使った右下の図を使います。
PMS女性の性欲を司るのは、女性ホルモンの代表格とされるエストロゲン(卵胞ホルモン)であるといわれています「PMS(月経前症候群)って、つらいんだよ。」でも書きましたが、このエストロゲン(卵胞ホルモン)というホルモンの働きを、もう一度おさらいしてみましょう。

■エストロゲン(卵胞ホルモン)
<働き>
 ○女性性器の発育を促す
 ○子宮内膜に増殖期変化を起こす
 ○頸管粘膜の分泌を促す
 ○膣の粘膜上皮の増殖を促し、膣の自浄作用を助ける

このホルモンは、月経が終わってから、排卵までのあいだに、分泌されています。月経後の青い線の上がり方を見ればわかりますね。

もう一度書きます。このエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンの主な分泌期間、分泌のピークは、月経が終わってから排卵までのあいだ、でしたね。
そして、たしかに、生理前(月経前)には、ホルモンのアンバランスが起きます。
生理前(月経前)の2週間のあいだに分泌され、妊娠すれば赤ちゃんのベッドとなる、妊娠しなければ経血として排出されてしまう(=生理(月経))子宮内膜をやわらかく保つ役割を果たすプロゲステロン(黄体ホルモン)エストロゲン(卵胞ホルモン)とのバランスが不安定になるのです。

「生殖」という観点から見ると、排卵の前に、女性の性欲が増し、妊娠しやすい体内環境をつくるというのは、十分にありうることだと、わたしは考えます。

ただし、性欲云々よりも、生理(月経)前と生理(月経)中には、女性の情緒自体が不安定になる……といった程度のことも含まれているように感じます。
その情緒の不安定さをもって、性欲と見る見方もあるでしょう。

もちろん、決して、女性の性欲を否定しているわけではありません女性にだって、個人差はあれど、性欲は存在します

ただ、こういったホルモンの変動を見ていくと、すくなくとも「生理中(月経中)に、女性の性欲はアップする」というのは誤りであって、ただ「生理前(月経前)に、女性の性欲はアップする」ことは、個人差はあれど多少はあるかもね……といった程度ではないかと考えます。

結論としては、
(1)「女性を口説くなら生理前(月経前)が有利」だなどといったことは、たとえ、それにも一理あったとしてもですよ、これから口説こうという女性が生理前(月経前)かどうかだなんて、どうやって調べるんですか(笑)。
(2)生理前(月経前)や生理中(月経中)に、いつも以上に、女性の性欲が高まって、セックスをしたくなったとしたら、生理前(月経前)は問題ありませんが、生理中(月経中)には、「生理中(月経中)のセックス」でも述べたように、絶対に避けてくださいね。
(3)「生殖」という観点から、エストロゲン(卵胞ホルモン)の変動を見ていくと、女性の性欲が増すのは、むしろ排卵前なのではないか
(4)男性誌によく載っているという「生理前(月経前)や生理中(月経中)に、女性の性欲はアップする」説は、あまり科学的で明確な裏づけのあるものではない
(5)男性もおなじでしょうが、性欲には個人差がありますし、そのときの環境ストレスなどに左右されやすいもの。自分の性欲だけではなく、お互いの状態を思いやりあうことが大切です。
(6)女性の性欲を否定するひともいるかも知れませんが、性欲というのは、生殖機能をもって生まれたわたしたち人間にとって、至極あって自然なことです。とはいえ、それも個人差のあることですから、性欲があまりわかない、まったくわかないといった場合でも、気にすることはありません何よりも大事なのは、あなたやあなたの恋人という「個」のが存在するということ。だって、ひとは、それぞれ、こんなにも、すごい道程を経て、存在するものなのですから
……こんなかんじです。

もし、その他の見解や、別の視点からの切り口をお持ちの識者の方がいらっしゃいましたら&不備な点がありましたら、ご指摘ください。

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