カテゴリー「●妊娠・出産」の21件の記事

■【相談所】セックスセラピー/セックスカウンセリング相談所開設のお知らせ■

これまでメール掲示板で承っておりました
セックスに関するご相談ですが、
みなさまのご希望にお答えして、

このたび対面で実際にお会いしての
ご相談
もお受けすることといたしました。

ただし当面は、
まずはカップルでのご相談、あるいは女性の方のみに
限らせていただきますこと、ご了承くださいませ。


カウンセラー:大川内麻里(おおかわうちまり)
セックスレスから性被害、DVや妊娠、避妊、射精障害、性に関するちょっとした疑問まで、
2005年より累計1000件のネットカウンセリングを行う。
心理学をベースにした手法+実践的アドバイスにより、
クライアントの抱えている問題を解決へと導く。

○場所:東京都内

○料金:
学生6,000円/1回90分
女性8,000円/1回90分
カップル13,000円/1回90分

○申し込み方法

まずはこちらのメールフォームに下記の必要事項をお書き添えの上、
メールをお送りください。
・氏名(匿名可) ・メールアドレス
・相談内容(簡単で結構です) ・カップルか女性のみか
http://www.okawauchimari.net/cgi/mf/himail.cgi


性・セックスにまつわる悩みは恥ずかしいことでもなんでもありません。
あなたの悩んでいることは、とっても大切なこと。

大切に受け止めますから、
いっしょに解決を目指していきましょう。^^

もちろんあなたのプライバシーは守りますので
ご安心くださいね。

大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://okawauchimari.net/

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SOS赤ちゃんとお母さんの相談窓口・電話番号(24時間受付) ~こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)

 

 こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)を運営する慈恵病院(熊本)では、匿名での電話相談を受け付けています。24時間、無料で対応してくださいます。


■SOS赤ちゃんとお母さんの相談窓口
 フリーダイヤル0120-783-449
 24時間無料電話相談


 このブログにも、妊娠・出産や育児、人工妊娠中絶などに関して、深刻な悩みを抱えていらしてくださる方が多くいます。

 まずは、上記に電話をして、お話を聞いてもらってみてはいかがでしょうか?
 そういったお母さん、女性の悩みに理解のある、専門家の方々が対応してくださいます。

 なにも隠すことはありません。泣いたって構いません。
 自分だけで答えを出すまえに、一度、話してみませんか?
 正直に、素直に、心のままを打ち明けてみてはいかがでしょうか?

 きっと光が見えてくるはずだと思いますよ^^


みなさまの良識を信じておりますので、そんな方はいらっしゃらないと思いますが、上記のフリーダイヤルは、あくまでも、おなかにいる赤ちゃん、すでに生まれてきてくれている赤ちゃん、そしてお母さん方のためのSOSダイヤルです。
 それ以外での目的でのお電話(いたずらなど)はご遠慮ください。

【関連記事】
「赤ちゃんポスト」という“通称”に踊らされないでください。事の本質が見えなくなってしまう危険性があります。
「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」に預けられた子のその後を考える(1)~養子縁組と里親制度
世論はこうして作られてゆく―「赤ちゃんポスト」という“通称”の罪。ないがしろにされる「こうのとりのゆりかご」の本質論


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※参考

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「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」に預けられた子のその後を考える(1)~養子縁組と里親制度

 

 熊本市が慈恵病院に「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」の設置を許可、5月にも運用がはじまる見込みです。
 熊本市は大英断を下したと思います。

 さて考えるべきは、仮に「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」に赤ちゃんが預けられたとして、その子がその後どうなるのか、ということ。

「赤ちゃんポストという名称が云々」「育児放棄の助長」と、まるで論点のずれたところでの議論だけが先行して、「赤ちゃんのその後」と、それをすこしでも幸せな道へと導くために慈恵病院が備えている点について、ほとんど伝えられていないので、ここでお話します。


 赤ちゃんのその後。
 不妊に悩むご夫婦などの手へ、というのはみなさんもご想像されるでしょう。
 その方法として「養子縁組」と「里親」という、ふたつの方法があります。

「養子縁組」と「里親」とは、似て非なるものです。


 まず「里親」制度とは、行政からの委託というかたちで子どもの養育を引き受けることです。
 里親になりたい人は児童相談所などへ申請し、子どもを養育するに必要十分な条件をクリアしているか、審査を受けます。
 慎重に審査された上で、里子の斡旋を受けるというわけです。


 次に「養子縁組」について。
 「養子縁組」とは端的に言うと、血縁上は親子ではない者同士を戸籍に入れ、親子関係を発生させるものです。

 これには「普通養子縁組」と「特別養子縁組」とがあります。


「普通養子縁組」では、戸籍上でも、法律的にも、実の親(血縁上の親)と子の親子関係は存続し、戸籍上も「養子」「養女」と記載されます。
 原則として、離縁も、養親と養子の合意によって行うことができます。


 一方、「特別養子縁組」では、戸籍上でも、法律的にも、実親と子の親子関係は絶たれ、戸籍には、実子の場合と同様に、「長男」「長女」といった記載がなされます。
 原則として、協議離縁(当事者の話し合いによる離縁)はできません。養親による虐待などがあって、実の親が引き取ることのできる場合は例外で、しかるべき手続きによって離縁が認められます。

 子どもが実の親を知る権利の保護、近親婚の防止という観点から、手続きをとれば、実の親がわかるようにはなっていますが、養子ということが容易にはわからないようにされているのです。


 赤ちゃんが「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」に預けられた場合、児童相談所から乳児院に行き、1歳になれば養護施設へ入ることになります。
 赤ちゃんは、そこで養親や里親に引き取られるか、養親・里親が見つからなければ、18歳まで施設で育つことになるでしょう。


 さて、慈恵病院では、まず、病院の玄関やポスト脇に、公的な相談窓口の連絡先を案内するとしています。
 また、ポスト内には、預けにきたお母さんに対し「相談してください」とのメッセージを書かれた手紙も置くそうです。
 そして、相談があれば悩みを聞き、子どもを手放すことを思いとどまるよう促します。
「いまは育てられないが、先々引き取りたい」といった場合には、児童相談所を通じていったん乳児院に預けるなどの方法があることも教えます。

 また、先述の「特別養子縁組」についても伝えるそうです。
 養子として引き取られた先でも、実子とおなじような(法律上・戸籍上の)扱いを受けることができるんですよ、と。

 安易に赤ちゃんを預かるのではなく、事前にこういった最大限の努力があるのです。


「特別養子縁組」という制度は、1988年につくられました。
 戸籍上、養子にも実子とおなじように扱われることを目的としてつくられたこの制度。

 成立の裏には、実は、今回の慈恵病院の英断にも似た、あるひとりの医師の行動があったのです。
 次回は、それについてお話をします。

【関連記事】
「赤ちゃんポスト」という“通称”に踊らされないでください。事の本質が見えなくなってしまう危険性があります。
世論はこうして作られてゆく―「赤ちゃんポスト」という“通称”の罪。ないがしろにされる「こうのとりのゆりかご」の本質論

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「赤ちゃんポスト」という“通称”に踊らされないでください。事の本質が見えなくなってしまう危険性があります。

 

「赤ちゃんポスト」というのは、あくまでも報道機関が呼称しているだけであって、正式名称は「こうのとりのゆりかご」です。

 この「赤ちゃんポスト」という通称が与えるイメージだけが先行してしまい、「赤ちゃんを物として扱うなんて」と、事の本質には遠く及ばないところで、論議や国民感情が沸騰してしまっているようですが、本質はそこにはありません


「こうのとりのゆりかご」は、病院の壁に設置された扉から、なかに置かれたベッドに赤ちゃんを預ける仕組みで、職員が24時間態勢で待機し、すぐに赤ちゃんを保護します。

 あるジャーナリストの方がおっしゃっていました。
「赤ちゃんポストには反対しない。善意でやっていることもわかる。
 でもやるのならば、なぜ人ひとりいて、直接お母さんと対面しない? 人が窓口とならない?
 人と顔をあわせれば、考え直す人もいるかもしれない。
 あの考え方自体には反対しないが、あれをポストにした時点でアウトだ」

 しかし、わたしは
「いや、そういった状況にある人というのは、人と顔をあわせることができない人が多いのではないか。そこまでの事情があったり、そこまで追い詰められた状況だったりするのではないか。
 だから、匿名・非対面式にする意義はある
 と考えます。


 もちろん、赤ちゃんに罪はない。
 親の事情がどうであろうと、赤ちゃんには罪はありません
 赤ちゃんは親を選べません

 しかし、だからこそ、親が育てることに限界がある場合、公共の力でもって、その限界を超えたところをフォローアップすることが必要だと思うのです。

 完璧な親などいないのですから、「理想」を社会が押し付けてはいけないのです。
 その重圧は、親たち(こと母親)に重く重く圧しかかります


母性神話」というものがあります。
すべての女性には生来的に母性本能が備わっている」「女性は母親になったら、母性本能をもって、子どもを無条件に愛するもの」などという「社会的な思い込み」です。

 この思い込みがあるせいで、「いい母親でいなきゃ」というプレッシャーに苦しみ、理想どおりにいかない育児の現実に、「自分はだめな母親だ」と自責の念に駆られたり、ストレスを抱え込んだり、悩んだりしている女性が非常に多いのです。

 母性神話についてはかねてからこのブログでも書こうと思っていたので、事例など詳しくは、また別の機会に書きますが、これは非常に根深い問題で、虐待や子殺しなど、深刻な事態の一因となっています。


 育児は、そうそう思いどおりにいくものではありません。

 また「産後うつ」というものがありますが、これは精神論で解決したり、予防したりできるものではありません
 というのは、妊娠中や産後は、女性の身体のなかでは、ホルモンが大きく変動します。その影響は体臭が急に変わったり、体毛がいきなり濃くなったかと思ったら抜けてしまったりと、驚くほど大きなものです。

 そして、ホルモンの変動は、女性の情緒面にも大きく干渉するのです。

 ですから、産後うつをはじめとした母親の精神的な問題は、「身体的なこと」が要因となっているわけで、そう簡単なメカニズムでなっているものではない、したがって解決も決して容易なことではないのです。


 そんな時期に、母親を「母性神話」で縛って責めるのは、あまりにも酷です。
 まわりが責めなくても、母親は責められるとかんじてしまう
 それは「母性神話」が、あまりにも根強く広く社会に浸透してしまっているからです。
 それこそが「母性神話」による母親への拘束なのです。


 あくまでも一例ですが、こういった背景があって、虐待死や子殺しがあるわけで、それを食い止めようと、通称「赤ちゃんポスト」こと「こうのとりのゆりかご」が設置されたのです。


 ですから、「赤ちゃんポスト」こと「こうのとりのゆりかご」の是非を問うことよりも、なぜこれが設置されなければならなかったのか、「赤ちゃんポスト」こと「こうのとりのゆりかご」が設置されるに至った社会的背景こそをどうにかするべきなのです。


 また、どうしてもというときには、逃げ道がある。
 そのこと自体が、親を楽にすることもあります。
「こうのとりのゆりかご」を実際に利用する・しないは別にしても、「そういった場所がある」という現実が、親を支えることもあれば、また「そこに子どもを預けるようなことにはしたくない」と、親の励みになることもあるかもしれないのです。


 一方で、子どもをほしくても授かることのできない夫婦もいるのです。
 そういった方々が「親になる権利」を享受するために、養子縁組という選択肢が、もっと一般的なこととして、前向きに選ばれていく社会にしていくべきです。


 育児、家事、仕事、生活のすべてを夫婦で協力しあっていますか?
 パートナーは負担をかんじていない、と断言できますか?
 避妊は完璧にしていますか?
 避妊には100%というものはなく、セックスをする限り、かならず妊娠の可能性はつきまといます。
 それでも、自分には望まない妊娠をするリスクはない、と言い切ろうとしますか?


【関連記事】
世論はこうして作られてゆく―「赤ちゃんポスト」という“通称”の罪。ないがしろにされる「こうのとりのゆりかご」の本質論
「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」に預けられた子のその後を考える(1)~養子縁組と里親制度


* 大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://www.okawauchimari.net/


*参考

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セックスや恋愛・結婚の質問・相談はコチラへ!(ケータイ対応)

 セックスレス、避妊、妊娠、出産などなど、セックス(性)にまつわる疑問。悩み。
 恋愛や結婚、離婚、DVなど、夫婦間、恋人間の疑問。悩み。

 今さら人には聞けないな……。
 身近な人には相談しにくいな……。
――そんなふうに思っていることってありませんか?

 そんなときには、みんなに聞いてみましょう! 解決の糸口が見つかるかもしれませんよ♪
 ということで、掲示板を開放いたしました。

性と愛の質問・相談CAFE ~ by.SEX-Therapy【セックスセラピー】

 わたしのこれまで培ってきた実績を活かすことももちろんですが、「これわかるよ」って方や「自分もおなじこと悩んでた」って方は、積極的にコメントしていただければと思います。
 いっしょに解決を目指してお話しましょう。
 みなさんでお使いください^^(マナーを守って、ね♪)

 また、この掲示板は携帯電話からも閲覧できます。
携帯版のURLを携帯に送る

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SEX-Therapy【セックスセラピー】 by 大川内 麻里は、ドラマ「14才の母」を推奨します。

 第三話まで見たところで推奨しようと決めました。(次回(今週の水曜日/11月8日22時~日本テレビ系列で放映)で第五話目ですね。)

 センセーショナルなタイトルから連想されるテーマに惑わされないでください。
 扇情的なものでもなければ、過激なものでもない。
 でもオブラートをかけて美しく取り繕って描いた物語ではありません。

 中学生の男女の恋をする気持ち、心の成長が身体の成長とが伴わない時期のこと。
 その親たちの思いが交錯する。男親、女親、ひとり親。わが子が愛しいからこその言動。
 学校、友だち、将来のこと。
 医療の知識として、知っておきたいことも、きちんと含まれています。

 それらのバランスがいい、よくできたドラマだと思います。

こちらのブログもよろしくね♪的な、ね(笑)。テーマ別に4ブログ運営中です。

大川内 麻里の“人生がより心豊かになる”コトバ 1日1文
フリーターから起業した女性経営者が綴る「働くということ」(元フリーター編集者の出版日記)by 大川内 麻里
フリーターから起業した女性経営者、パニック障害になる。+鬱病・PTSD by 大川内 麻里

各ブログの概要はコチラをクリック! 更新情報(最新記事)は右側バーにあります⇒
もし、ご興味をお持ちいただける記事がございましたら、どーぞどぞです♪^^

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女性のココロとカラダにやさしい漢方薬(2)――もっと詳しく知りたい方へ

 前回、「女性のココロとカラダにやさしい漢方薬(1)――PMS(月経前症候群)、生理痛etc.が治ったの~っ♪ほかにも……」で、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」という漢方薬についてお話しました。
 女性特有の諸症状に効く漢方薬はほかにもありますし、またもちろん男女問わず漢方薬は使えますし、その他もろもろの情報の掲載されているWEBサイトをご紹介しますね。
(ちなみに念のために言っておきますが、大川内はこの情報について、怪しげなマワシモノでも漢方薬が売れてトクするひとでもないので^^;ご安心を……笑)

漢方について
東洋医学や漢方薬になじみのないひとには、「ちょっとあやしげなんじゃないの?!」「ちゃんと根拠はあるの?」なーんて疑問がわいてくることもありますよね。ココで見てみて!
高血圧や花粉症など、男女を問わずに役立つ情報が掲載されています。

女性の健康と漢方治療
女性特有の症状や疾患について、西洋医学(みなさんが一般的に病院で受けている医療)の観点ではどのように解釈するか。それに対して、東洋医学ではどのような解釈をするか。
そして、その東洋医学での解釈を踏まえた上で、こんな生薬(漢方薬の成分)にはこんな効能があります、だからこの生薬とこの生薬が入ったこの漢方薬を使います。
……といったように、非常に丁寧に解説されていて、よくできたページです。
たとえば
 →<不妊・排卵障害>
 →<子宮内膜症、子宮筋腫>
その他、月経に伴う症状更年期障害妊娠・出産に伴う症状についてはもちろん、頭痛、肩こり、関節痛、腰痛にきび、吹き出物といった肌のトラブル、不眠症、神経症などの精神的な症状を伴うもの、便秘、下痢といった胃腸のトラブル、冷え症尿失禁などなどについて書かれています。

【関連記事】
PMS(月経前症候群)って、つらいんだよ。
女性のココロとカラダにやさしい漢方薬(1)――PMS(月経前症候群)、生理痛etc.が治ったの~っ♪ほかにも……
漢方外来に行ってきました!
漢方・煎じ薬、保険適用だとおいくらまんえん?
煎じてます。。(漢方薬の煎じ方)
カンポウの煎じ用土瓶、買った。

大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
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妊娠中のセックス(6)――どんな体位が向いているの?

ご質問・ご相談はこちらまで⇒ 性と愛の質問・相談CAFE

 さて、今日は、妊娠中のセックスに適した体位のお話です。

 基本的に、やはり自分のおなかの状況が把握しやすい女性の方が、結合を調整しやすい体位がいいでしょう。
 たとえば、ちょっと挿入が深いなと感じたら、それをセーブしやすいようなかたちなどですね。

 まだ、おなかがそこまで大きくない時期には、たとえば、正上位で足をやや閉じた体位などはいかがでしょう?
 ただ、これは、俗にいう『上付き』(膣口が、身体の前面寄りのひと。尿道口から膣口までの長さが、比較的短い場合ですね)の女性向き。

 とはいえ、自分が『上付き』なんだか『下付き』なんだかなんて、比較の対象がないので、自分ではわかりにくいものですよね。
 目安としては、正上位の方がセックスがスムーズな場合は『上付き』、後背位の方がスムーズな場合は『下付き』と考えればいいでしょう。

 一方、『下付き』の場合はというと、たとえば、後背位で、前者とおなじように、やや足を閉じた体位など。ただ、後背位は、男性が動きやすいため、挿入が深くなってしまいがちな点に注意です。 それから、横になっての後背位というのもいいでしょう。自然と女性の足は閉じていることですし、これは、おなかが大きくなってからも、おなかを圧迫せずに済みますから、妊娠後期にも使えます。
 足を閉じ気味に……を繰り返しているのは、挿入が深いなどと感じたときに、女性が自然なかたちでブロックしやすいからです。もちろん、「ちょっと深いから、浅くしてね」などと言葉で伝えるのが望ましいですが、邪険にされたような印象を男性に与えたくないとか、いいづらいとかってときもありますよね。そういうときに、さりげなく回避できる方法として使えます^^

 わたしは、元夫との妊娠中のセックスでは、お互い横になる体位をよくしていたかな。おなかが、まだそこまで大きくないときには向き合って、おなかが大きくなって圧迫を避けたい時期になったら、横になっての後背位でしたね。座って向き合ってなどの体位もとっていたかな。

 それから、たまには、オーラルセックス(コンドームはつけてくださいね! ゴム臭をカットしたものもありますから)などもアリでしょう。
 ただし、女性が、つわりのあるときは避けてあげてください。また、妊娠中の女性の身体のホルモン変動は激動していて、その影響で、普段ならできていたオーラルセックスも、ちょっとつらいときもあります。そこは理解してくださいね。

 * * *

 また、妊娠中は、セックスのあり方について、夫婦で率直に話し合う絶好の機会です。これを機に、お互いを思いやりあう、いたわりあう、あたたかい夫婦の絆としてのセックスを確立できるといいですね♪

 さらにいえば、お互いを思いやりあう、いたわりあう、あたたかい夫婦の絆としてのセックス――これは、性行為そのもののことだけを指すものではありません。

 夫婦の絆って、愛情のあり方って、性行為そのものだけではありません。そういった根本的なことを、二人で考えたり、話し合ったりする機会になれば、それはとっても素敵なことですよね^^

【関連記事】
「妊娠中のセックス(1)――妻の妊娠中に浮気する夫?!」
「妊娠中のセックス(2)――男女差を理解しあいましょう」
「妊娠中のセックス(3)――時期」
「妊娠中のセックス(4)――夫婦の絆と赤ちゃんを守るために注意すること」
「妊娠中のセックス(5)――セックスと子宮の収縮とおなかの張りのカンケイって?」

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妊娠中のセックス(5)――セックスと子宮の収縮とおなかの張りのカンケイって?

ご質問・ご相談はこちらまで⇒ 性と愛の悩み相談CAFE

妊娠中のセックスの注意点については、前述しました。

それぞれの理由は、まず子宮の収縮を防ぐこと。
乳頭への強い刺激や過度なオルガスム、長時間のセックスによる膣内への男性器挿入は、子宮を収縮させます。子宮が収縮するということは、赤ちゃんのベッドがぐ~っと締め付けられているということ。赤ちゃんに苦しい思いはさせたくありませんよね。
これは、最悪の場合、流産や早産の危険性を伴います。

「おなかが張る」という感覚は、妊娠中の女性にしかわからないものですが、わたしの場合、なかから板のようなものでくぅ~と押されているようなかんじでした。
おなかの張りの程度は、すこし休めばおさまるようであれば問題ありません。ただ、いつもとは違う感覚がしたときには、すみやかに医師に相談してください。
「おなかの張り」の感覚は、ひとそれぞれ。先輩ママさんで、こんなときもあったよ~という方がいらしたら、ぜひ教えてくださいね♪

また、清潔にすることは当然ですが、「妊娠中だから避妊しなくていいだろう」というのは間違いです。避妊の必要はなくても、きちんとコンドームを使用してください。コンドームの目的は、避妊に限ったことではありません。そして、その上で、射精は膣外にしましょう。
というのは、精液のなかには、子宮を収縮させる物質が入っている場合もあるし、その日に飲んだ薬などの成分なども含まれてしまうからです。

それから、妊娠中のセックスは、医師にきちんと相談しながらにしましょう。恥ずかしがることなんてありません。夫婦にとっても、これから生まれてくる赤ちゃんにとっても、とても大事なことなのですから。

なお、下記のような場合には、セックスは絶対に控えてください。

  • 不正出血があるとき
  • おなかが張りやすいとき
  • 習慣性流産(流産を何度も繰り返す)の場合
  • 切迫流産(流産の危険性がある場合)
  • 頸管無力症
  • 過去に早産をしたことのある場合
  • 切迫早産(早産の危険性がある場合)
  • 多胎妊娠
  • 前置胎盤
  • 妊娠中毒症
  • 羊水過多症
  • 子宮筋腫合併妊娠、心疾患などの母体合併症妊娠などの場合
  • ほか、医師からの制限を受けている場合

次回は、妊娠中に適した,、セックスの体位についてお話します。

【関連記事】
「妊娠中のセックス(1)――妻の妊娠中に浮気する夫?!」
「妊娠中のセックス(2)――男女差を理解しあいましょう」
「妊娠中のセックス(3)――時期」

「妊娠中のセックス(4)――夫婦の絆と赤ちゃんを守るために注意すること」

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妊娠中のセックス(4)――夫婦の絆と赤ちゃんを守るために注意すること

ご質問・ご相談はこちらまで⇒ 性と愛の質問・相談CAFE

わたしには、離婚した元夫とのあいだに、一人娘がいます(親権・看護養育権ともに元夫側に)。
元夫は、妊娠・出産・育児書を買ってきたり、両親学級に参加しようといってきたり、母親学級にいくように勧めてきたりと、わたしよりも、妊娠・出産に熱心なタイプでした^^;

そんな彼とのセックス。妊娠中のセックスほど、二人で熱心に試行錯誤したり、話し合ったりしたセックス体験はないんじゃないかな。

なにがいいたいかというと、妊娠中のセックスには「妊娠中のセックス(2)――男女差を理解しあいましょう」にも書いたように、いつもにも増して、夫婦の相互理解、そして話し合いが必要なんじゃないかなってこと。

配偶者の理解が得られないのであれば、この連載をいっしょに読んでいただいてもいいし、それをもとに話し合いをしていただけると、わたしも書いた意味があるわけでうれしいなって思います。

で、今回の本題です。
妊娠中のセックスの注意点は、主に以下の5つです。
これは、夫婦の仲を大事にし、そして、夫婦のあいだに生まれてくる新しい家族を守るためのものだと考えてくださいね。

 (1)挿入は浅くして、短時間で済ませるようにしましょう。
 (2)妻の乳頭を強く刺激すること、そして、オルガズムに達することは避けましょう。
 (3)激しいセックスは避けて、ソフトにソフトに……を心がけましょう。
 (4)夫は、コンドームを使って、さらに射精は膣外にしましょう。
 (5)普段のセックスでもおなじことがいえますが、お互いに清潔に!

理由は後述しますね。
また、ご質問などのある方は、コメントまたは掲示板、あるいはメールででも構いませんので、どうぞお寄せくださいませ!

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「妊娠中のセックス(1)――妻の妊娠中に浮気する夫?!」
「妊娠中のセックス(2)――男女差を理解しあいましょう」
「妊娠中のセックス(3)――時期」
「妊娠中のセックス(5)――セックスと子宮の収縮とおなかの張りのカンケイって?」

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妊娠中のセックス(3)――時期

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妊娠中のセックスは、早くても、妊娠16週(4ヶ月目)からにしましょう。できれば、20週(5ヶ月目)以降の方が望ましいです。

そして、妊娠36週(臨月)に入ってからのセックスは避けるようにしてください。

なお、その期間内でも、切迫流産といって流産の危険性があるとき、切迫早産といって早産の危険性があるときには、セックスをしてはいけません。事態を悪化させる恐れがあります。
なによりも大事なのは、二人の赤ちゃん、これから生まれてくる新しい生命ですよね^^

次回以降は、妊娠中のセックスの注意点、具体的にどのようにすればいいのか、そして体位などについてもお話していきたいと思います。

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妊娠中のセックス(2)――男女差を理解しあいましょう

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「妊娠したとたん、妻がセックスを避けるようになった」と、性的なフラストレーションをためたまま、妻との接し方に悩む男性。
「妊娠中にセックスするなんて……イヤだ」と、漠然とした嫌悪感を抱え、夫との接し方に悩む女性。

そして、これが、そのままセックスレスにつながるのではないかと不安を抱えている夫婦もいるかもしれませんね。

妊娠って、夫婦にとって、うれしいできごと。生まれてくる子どもを、これからいっしょに育てていく上で、絆を深めておきたいところでもあるでしょう。

でもね、妊娠中って、そうそう理想的にはいかないものなんです。

わたしたち人間の心と身体は、ホルモンなどの作用に、驚くほど大きく左右されているのです。
それが、もっとも劇的に現れるのが、女性ならば、まず妊娠中なんです。
わたしも、体感したことです。自分の意思とは無関係な言動や行動をとってしまう、普段の状態ならばわきあがってこないような気持ちが、次々と襲ってくる……などなど。

妊娠中の『セックスへの嫌悪感』をつくりだしているのも、ひとつは、こういったホルモンの影響が大きい。
そして、無意識にも「おなかの子どもを守らなければ」という本能が働いている場合もあります。

妊娠中というのは、通常とは違う状態なんです。

そして、それをつくりだしているのは、身体であって、自分の意思とは無関係な心の状態を生み出してしまうのです。
決して、妻が夫を嫌いになったなどといった、根本的な『愛情』の問題ではないのです。

でもね、妊娠中であってもセックスしたいという欲求は、男性として、あたりまえのことなんです。
そして、それをつくりだしているのも、身体なんです。
決して、夫が妻を思いやっていないなどといった、根本的な『愛情』の問題ではないのです、

まずは、お互いを理解しあうことからはじめましょう。

【関連記事】
「妊娠中のセックス(1)――妻の妊娠中に浮気する夫?!」
「妊娠中のセックス(3)――時期」
「妊娠中のセックス(4)――夫婦の絆と赤ちゃんを守るために注意すること」
「妊娠中のセックス(5)――セックスと子宮の収縮とおなかの張りのカンケイって?」

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妊娠中のセックス(1)――妻の妊娠中に浮気する夫?!

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妻が妊娠しているときに、性的欲求不満を抱えた夫が浮気する
 ――いつからでしょうか。むかしから、こんなことがいわれていますよね。

でも、それって、妊娠以前の夫婦間の問題なのではないでしょうか。
まずもって、そのような絆でしか結ばれていない夫婦のあいだで、子どもをつくるということが理解できません。

しかし、この言い伝え(?)を、気にかけている女性は、いまもすくなくありません。

まず、第一に、子どもをつくる=両親になるだけの器や、夫婦の絆や信頼関係が十分なものであるのか。

そこから、話をスタートした上で、現実的な教育費や育児分担などの話し合いをして、子どもをつくるべきなのではないでしょうか。

それから、妊娠中でも、時期と方法などに気をつけさえすれば、セックスすることはできます。

次回は、それについて、お話したいと思います。

【関連記事】
「妊娠中のセックス(2)――男女差を理解しあいましょう」
「妊娠中のセックス(3)――時期」
「妊娠中のセックス(4)――夫婦の絆と赤ちゃんを守るために注意すること」
「妊娠中のセックス(5)――セックスと子宮の収縮とおなかの張りのカンケイって?」

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生理前(月経前)や生理中(月経中)に、女性の性欲はアップする?!

「生理前(月経前)や生理中(月経中)に、女性の性欲はアップする」という記述が、男性誌によく掲載されていると聞いたことがあります。
また、こんな胡散くさいことの書かれたページ(笑)も見つけました。

今日は、この説の信憑性を検証してみたいと思います。いろいろと調べてみました。

「PMS(月経前症候群)って、つらいんだよ。」でも使った右下の図を使います。
PMS女性の性欲を司るのは、女性ホルモンの代表格とされるエストロゲン(卵胞ホルモン)であるといわれています「PMS(月経前症候群)って、つらいんだよ。」でも書きましたが、このエストロゲン(卵胞ホルモン)というホルモンの働きを、もう一度おさらいしてみましょう。

■エストロゲン(卵胞ホルモン)
<働き>
 ○女性性器の発育を促す
 ○子宮内膜に増殖期変化を起こす
 ○頸管粘膜の分泌を促す
 ○膣の粘膜上皮の増殖を促し、膣の自浄作用を助ける

このホルモンは、月経が終わってから、排卵までのあいだに、分泌されています。月経後の青い線の上がり方を見ればわかりますね。

もう一度書きます。このエストロゲン(卵胞ホルモン)という女性ホルモンの主な分泌期間、分泌のピークは、月経が終わってから排卵までのあいだ、でしたね。
そして、たしかに、生理前(月経前)には、ホルモンのアンバランスが起きます。
生理前(月経前)の2週間のあいだに分泌され、妊娠すれば赤ちゃんのベッドとなる、妊娠しなければ経血として排出されてしまう(=生理(月経))子宮内膜をやわらかく保つ役割を果たすプロゲステロン(黄体ホルモン)エストロゲン(卵胞ホルモン)とのバランスが不安定になるのです。

「生殖」という観点から見ると、排卵の前に、女性の性欲が増し、妊娠しやすい体内環境をつくるというのは、十分にありうることだと、わたしは考えます。

ただし、性欲云々よりも、生理(月経)前と生理(月経)中には、女性の情緒自体が不安定になる……といった程度のことも含まれているように感じます。
その情緒の不安定さをもって、性欲と見る見方もあるでしょう。

もちろん、決して、女性の性欲を否定しているわけではありません女性にだって、個人差はあれど、性欲は存在します

ただ、こういったホルモンの変動を見ていくと、すくなくとも「生理中(月経中)に、女性の性欲はアップする」というのは誤りであって、ただ「生理前(月経前)に、女性の性欲はアップする」ことは、個人差はあれど多少はあるかもね……といった程度ではないかと考えます。

結論としては、
(1)「女性を口説くなら生理前(月経前)が有利」だなどといったことは、たとえ、それにも一理あったとしてもですよ、これから口説こうという女性が生理前(月経前)かどうかだなんて、どうやって調べるんですか(笑)。
(2)生理前(月経前)や生理中(月経中)に、いつも以上に、女性の性欲が高まって、セックスをしたくなったとしたら、生理前(月経前)は問題ありませんが、生理中(月経中)には、「生理中(月経中)のセックス」でも述べたように、絶対に避けてくださいね。
(3)「生殖」という観点から、エストロゲン(卵胞ホルモン)の変動を見ていくと、女性の性欲が増すのは、むしろ排卵前なのではないか
(4)男性誌によく載っているという「生理前(月経前)や生理中(月経中)に、女性の性欲はアップする」説は、あまり科学的で明確な裏づけのあるものではない
(5)男性もおなじでしょうが、性欲には個人差がありますし、そのときの環境ストレスなどに左右されやすいもの。自分の性欲だけではなく、お互いの状態を思いやりあうことが大切です。
(6)女性の性欲を否定するひともいるかも知れませんが、性欲というのは、生殖機能をもって生まれたわたしたち人間にとって、至極あって自然なことです。とはいえ、それも個人差のあることですから、性欲があまりわかない、まったくわかないといった場合でも、気にすることはありません何よりも大事なのは、あなたやあなたの恋人という「個」のが存在するということ。だって、ひとは、それぞれ、こんなにも、すごい道程を経て、存在するものなのですから
……こんなかんじです。

もし、その他の見解や、別の視点からの切り口をお持ちの識者の方がいらっしゃいましたら&不備な点がありましたら、ご指摘ください。

【関連記事】
「性差医療ってなに?――女性のプチ不調の原因とは!?」
「PMS(月経前症候群)って、つらいんだよ。」
「生理中(月経中)のセックス」
「生理(月経)周期の正しい数え方」
「セックスと妊娠の仕組み、教えます☆ 」
「愛情≠性欲≠勃起 」

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セックスと妊娠の仕組み、教えます☆

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以前、「中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(1)【はじめに】」「中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(6)【妊娠するということ】」に続く連載で、セックスと妊娠について触れました。

ここでは、もっと具体的に、セックスと妊娠の仕組みについて、お話ししたいと思います。(図はクリックすると拡大されます)

manwoman左の図は、それぞれ、男性器と女性器の外見です。セックスは、男性器を女性器のなかに挿入して、前後に動かし、男性が、女性器のなかで射精することによって、妊娠が成立します。

でも、この「妊娠する」というのは、とても男性と女性の身体のとても神秘的な仕組みで行なわれているのです。pregnancy1

まず、女性の卵巣は、約1ヶ月前後ごとの決まった周期で、卵子を卵管の方へと送り出しています。これが、排卵です。ひとりの女性がもっている、一生のうちに排出する卵子の数は、生まれたときから決まっています。赤ちゃんの時点で、一生分の卵子をもって生まれてくるんですね。

卵巣から送り出された卵子は、卵管の中へ取り込まれ、卵管膨大部へと運ばれます。ここが、男性の精子と女性の卵子が出会う、受精の場所となります。

卵子の生存期間は、約12~24時間といわれています。そのあいだに、精子と出会えば、受精する=赤ちゃんの卵である受精卵になることができるのです。また、精子の女性の体内での生存期間は、最大で一週間とされています。
でも、この受精というのが、ものすごく奇跡的な確率で成し遂げられることであって、その仕組みは、とっても神秘的なのです。

pregnancy2 セックスをし、男性が女性の膣内に射精することによって送り込まれる精液に含まれている、男性の精子の数は、1~5億。これらが、いっせいに卵管に向かって進んでいきます。その速度は、秒速10メートルともいわれています。

しかし、女性の腟内は強い酸性に保たれていて、その億単位の精子も、その多くが、一瞬のうちに死滅してしまいます。そこで生き残った精子だけが、子宮頸官の粘液のなかへと進みます

この粘液は、「PMS(月経前症候群)って、つらいんだよ。」で紹介したエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌によってつくられるものです。通常はどろっとしていて、子宮内に侵入する異物と戦う白血球を多く含んでいますが、排卵期には性質が変わり、精子が通り抜けやすくなるように、手助けをしてくれます。そのため、この時期には、女性は、卵の白身のように糸を引くおりものの量が増えます。

それでも、子宮内に入れるのは、わずか数千個の精子にしかすぎません。そして、卵子が待つ側の卵管に到達できるのは、100個前後、ときには10個程度にまで、しぼられてしまうのです。

卵子と出会った精子たちは、みんなで力を合わせて、その頭部の酵素で、卵子の膜を破ります。
そして、卵子の膜が破れ、一番はじめに卵子のなかに飛び込むことのできた、たったひとつの精子だけが、卵子と結合することができるのです。これが受精です。

受精卵、すなわち赤ちゃんの卵は、細胞分裂をしながら成長し、受精からおよそ3日後、卵管膨大部から子宮へと送られます。pregnancy3

子宮の中では、子宮壁に赤ちゃんが寝るためのふかふかのベッドのような子宮内膜が増殖していて、受精卵を待っています。受精卵は、この子宮内膜に包み込まれるようにして、子宮の組織に根づきます。これを着床といい、この時点で妊娠が成立します。

このように、排卵から着床という流れを経て、妊娠が成立しますが、ここまでには、こうして見てきたように、たくさんの関門があります。
たとえば、卵子は約1ヶ月に1回、12~24時間しか受精可能な状態にありませんし、また、完全な成熟卵でなければなりません。また、子宮内膜の状態が悪ければ、受精卵が着床することができません。このような場合の多くは、自然淘汰ということで、女性も気がつかないうちに、次の月経を迎えます。
一方、男性の精子も、強く元気なものが十分に揃っていないと、卵管まで到達して受精することはできません

妊娠するということは、一見、簡単なことのようでもありますが、実はいろいろな条件が揃って、はじめて可能になる、素晴らしいことなのです。

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知っていますか? 生理(月経)周期の正しい数え方

友人から「生理不順(月経不順)だ」という相談を受けたことがあります。
聞いてみると、彼女、「毎月、おなじ日に生理(月経)がこない。数日ずつずれていく」というんです。

生理(月経)周期の正しい数え方は、生理(月経)のはじまった日を1日目として、次の生理(月経)がはじまった日の前日までを数えます。

そして、この生理(月経)周期は、大人になって、身体が成熟してきて、安定してくると、おおむね25~38日型になります。
また、生理(月経)の続く日数は、5日前後、すなわち3~7日程度になります。

ですから、たとえば、1月1日に生理(月経)がはじまったとします。
生理(月経)周期を、25日型とすると、次の生理(月経)がはじまるのは、1月26日ですね。
(1月を31日として)38日型とすると、次の生理(月経)がはじまるのは、2月8日になります。

ですから、冒頭のわたしの友人の悩みは、生理不順(月経不順)でもなんでもない、彼女の生理(月経)周期は、正常なものであるんですね。

また、女性の生理(月経)周期生理(月経)日数、そしてそれをコントロールしている女性ホルモンのバランスは、ちょっとしたストレス過労などに左右されやすい、デリケートなもの。多少のずれには、さほど神経質になる必要はありませんが、ただ、それが不安やストレスになるということもありますし、念のために、婦人科で診てもらうのもいいでしょう。
また、逆に、そういったホルモンバランスにまで影響するほどのストレスや過労をためこんでしまわないようにしましょうね。

生理(月経)周期の数え方を、こうして誤ってしまっている女性は、意外に多いものです。
なかでも、先のわたしの友人の例のように、「毎月、たとえば○月10日からはじまったら、次の月も□月10日からはじまるもの」と思い込んでいる女性は、非常に多いです。

ちなみに、妊娠したときも、妊娠週数は、最後の生理(月経)のはじまった日を、1日目として数えます。ですから、たとえば28日型の生理(妊娠)周期の女性が、「生理(妊娠)が一週間遅れた」と気付いたら、その時点で、妊娠5週目、つまり妊娠2ヶ月に入っているのです。

自分自身の身体のことです。
自分の身体は自分で管理し、大事にすることができる女性でいてほしいものです^^
そのためには、まず、自分の身体について、きちんと正しい知識をもって理解することが大切です。

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生理中(月経中)のセックス

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生理中(月経中)のセックスのセックスについて、誤解を抱いているひとやその危険性を知らないひとがあまりにも多すぎるので、ここで取り上げておきます。

結論から先にいいます。

 女性が生理中(月経中)のあいだ、セックスは控えてください。
 ましてや、避妊をせずに……だなんて、とんでもありません。

理由を述べますね。

(1)生理中(月経中)の膣内
生理中(月経中)の膣内は、いつもよりも、とってもデリケートな状態にあります。普段より、傷つきやすいし、免疫力も低く、また感染症にも罹りやすくなっています。

たとえば、カンジダという空気中にいるカビがいますが、通常ならなんでもないそのカビが、デリケートな状態の膣内では、炎症を起こさせる場合がありますカンジダ膣炎と呼ばれるものです。

生理中(月経中)にセックスをすることは、衛生上に問題を含むものであり、女性の身体に、こういった炎症などを起こさせてしまうリスクがあるのです。

(2)排卵日への誤解‐1
「PMS(月経前症候群)って、つらいんだよ。」で、女性の月経周期などを示した図を掲載しましたが、それを見るまえに、前提条件として、わたしは口をすっぱくして「これは一例にすぎない」「個人差が大きいもの」などといいました。このとおりに排卵がくるものと思って、安易な気持ちで「安全日」だの「危険日」だのと、勝手に自己判断をし、避妊をおろそかにしないでください

「生理中(月経中)には、排卵日はこない」という迷信があるようですが、生理中(月経中)にも排卵日がくることは、十分にありえます

(3)排卵日への誤解‐2
精子は、子宮内で最長7日間、生存します。つまり妊娠可能な状態が、排卵の前後14日間はあるわけです。

(2)にも書いたように、女性の排卵日は、そのひと個人の周期もありますし、またちょっとしたストレスなどに左右されるものでもあります

ですから、「生理中(月経中)には、避妊をしなくても妊娠しない」という迷信は、まったくの誤解です。

以上、生理中(月経中)のセックス、こと避妊をせずに行なうセックスは、どうして控えるべきなのか、その理由を簡単に述べました。

男性は、このことを理解して、彼女の身体を大事にいたわりましょうたった一週間程度のことです。それくらい我慢できないほど、あなたの性欲は理性に勝ってしまうのですか? なによりも、彼女は、あなたのそんな性欲の捌け口でしかないのですか?

女性は、このことを理解して、自分自身の身体と二人の幸せを守るため、たとえ生理中(月経中)に求められても、毅然とした態度をもって断りましょうそんなことすら理解してくれない程度の男性ならば、彼はあなたのことを愛しているだなんていえません愛情も思いやりもない男性なんて、こちらから願い下げだというくらいの強さをもっていてほしいものです。

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性差医療ってなに?――女性のプチ不調の原因とは!?

本当に「健全」な男女の「性のあり方」とは?<風俗案内所規制の条例案・警視庁」で、モンタナさんより、大変興味深いレスをいただき、またわたしもちょうど考えていたこととクロスする点があったので、ここでお話しします。

男性と女性。身体的な性差があるのはもちろんのことですね?
でも、身体の不調を治すはずの医療の現場では、産婦人科や泌尿器科など以外は、なぜか基本的に男女混合。

日本ではあたりまえに見られている日常的なこの光景。実は、これって、とっても滑稽なことなんです。

「性差医療」という言葉をご存知ですか?
男女の身体的な性差に基づいた医療のあり方のことです。

わたしが、この言葉を耳にしたのは、ケイ女性クリニック新宿の院長である松村圭子先生を取材させていただいたときのことでした。

そこで目の当たりにした欧米と日本の医療の差。
男性と女性とは根本的に身体の構造が違い女性特有のホルモンの変動があるというのに、それないがしろにされ、内科でもなんでも、あくまでも女性は男性のミニチュア版として治療されている、と。
日本では、最近になって、ようやく性差医療の概念が浸透しはじめて、女性のホルモンの変動などを加味した医療を行なう女性外来なども増えてきたところ。(欧米では、性差医療はとっくのむかしにあたりまえのこととなっているのに、です)

ホルモン――これって、普段は意識していないけれど、とっても大きな役割を果たすものなんです。決して侮れません。
わたしがホルモンの重要性というか、その存在を身をもってもっとも強く感じたのは、妊娠→出産→産後。妊娠中も、その時期ごとに活性化されるホルモンは異なるので、たとえば、端的なことでいうと、強烈に眠くなる時期もあれば、情緒が不安定になるとき、おおらかになれるとき、急にムダ毛がなくなったり濃くなったりする時期、体臭が変わることも体験してきました。

わたしたち、女性の身体は「ホルモンに支配されている」――そういっても過言ではないと感じました。
これまで、ただ意識してこなかった、その存在をあまり深く考えたことがなかったというだけで、女性なら、月経によって、大なり小なり、ホルモンの存在とその影響を受けている自分を感じることができるのではないでしょうか。

また、自律神経系とホルモンのコントロールタワーは、とても近いところにあるため、互いに影響を及ぼしやすいそう。
だから、所謂、プチ不調――頭痛、肩こり、眠れない……などといった症状は、精神的なストレスに起因していることも多いんですね。

女性のホルモンの動きは、本当にデリケートで、心身に思わぬほど大きな影響を及ぼします
最近、なんだか調子がいまひとつだな……そう思われる女性は、ぜひそういった性差医療に積極的な医師女性外来(混んでるんですよね~)、また東洋医学などを取り入れた整体やカイロプラクティックほかに、足を運ばれることをオススメします。
そのなかで、きっと答えが見つかるはず、あなたにぴったりの医療あるいは施術が見つかるはずです。

【関連記事】
「本当に「健全」な男女の「性のあり方」とは?<風俗案内所規制の条例案・警視庁」
「PMS(月経前症候群)って、つらいんだよ。」
「生理中(月経中)のセックス」

本日のBGM♪ Evil Heat / PRIMAL SCREAM
一度行ったライブで、オールスタンディングのアリーナに、上半身裸の女性軍を仕込んでいて、そのいやらしさが不快極まりなく、二度と聴くか!……と思っていたバンドですが、今朝はなんとなぁく起きぬけにダル~く聴いています^^;

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親になる権利――日本での不妊治療の現状(日本人に卵子不法あっせん容疑 韓国でブローカーら逮捕)

今日は、asahi.comさんの下記の記事の引用から。

■日本人に卵子不法あっせん容疑 韓国でブローカーら逮捕
2005年11月06日23時51分

 ソウルの警察当局は6日までに、不妊に悩む日本人女性に韓国人女性の卵子を不法にあっせんしたとして、「生命倫理および安全に関する法律」違反などの疑いでブローカーらのグループ11人を逮捕した。

 警察当局によると、グループは02年12月ごろから今月1日まで、韓国人女性から卵子を300万ウォンから500万ウォン(約33万円から約56万円)で買い取り、日本人女性に1700万ウォン(約190万円)で提供していた。ソウル市内の産婦人科病院で受精卵を女性の体に移すなどして、249人の日本人女性から計42億ウォン(約4億7000万円)を受け取ったとされる。韓国では今年1月に生命倫理・安全に関する法律が施行され、卵子の売買が禁止されている。

 グループは東京都渋谷区にも事務所を設置。「韓国の若い女性の卵子を提供できる」などと勧誘していた。押収された名簿には、約380人分の日本人女性の名前が記されていたという。警察当局は卵子を購入した日本人についても捜査を進める方針だという。

 またグループはインターネット上に卵子売買サイトを開設して、クレジットカードの借金に苦しむ韓国人女性などから卵子の提供を受けていた。サイトの会員数は約2000人。身体的特徴や学力、容姿などの条件に応じて、卵子の買い取り金額を決めていたという。

 生命倫理を研究するシンクタンク科学技術文明研究所(米本昌平所長)の報告によると、卵子売買や代理母のあっせんをする韓国グループの日本事務所は、生命倫理・安全に関する法律が韓国で今年1月から施行されることになったため、04年12月で日韓両国内での営業を中止したという。だが、米国やほかのアジアの国に移転して活動を続ける可能性を指摘している。

asahi.com

不妊治療――「子どもがほしい」と願う夫婦にとって、これは切実という言葉では、とても語りきれないことだ。

上記のニュースが、いったいなにを物語っているか。
端的にいうならば、日本の不妊治療の現状が、当事者たちの要望を満たしきれていないということを示唆しているといえるのではなかろうか。

まず、わかりやすいところからいえば、向井亜紀さんの事例で一般にも認知されたであろう所謂「代理母」。わが国では「代理母(代理懐胎)」が認められていないため、彼女たちが、それが可能な国へいったことは知ってのとおりである。
ちなみに、代理母は不妊治療の最終手段と考えてもいいだろう――養子縁組を除いて。

それ以前に、たとえば、男性不妊の場合女性不妊の場合があるし、その両方の場合だってある。それぞれに、原因も治療法もケース別にさまざまだ。

だが、ここでは、冒頭の記事に関連して、
(1)人工授精
(2)体外受精
(3)第三者の精子あるいは卵子の提供

これら以上の治療を必要とする場合に限って、問題点を追究していくことにする。

まず、簡単に説明を。
--------------------
(1)人工授精
 男性の精液(精子)を女性の子宮内に注入する方法
 ↓適用されるケース
 ○精子の数が少なかったり、運動に問題がある場合
 ○女性の子宮頸管の粘液と精子の相性などにより、精子が子宮内に入ることができない場合
 ○性交障害がある場合(性交では射精できないが、マスターベーションならば射精できるなど)
 <費用>3~5万円程度

(2)体外受精(かつて「試験管ベビー」と差別的な通称がなされていたものです)
 体外で精子と卵子を受精、培養させてから、受精卵を女性の子宮内に注入する方法
 ↓適用されるケース
 ○人工授精でうまくいかない場合(人工授精した受精卵が着床しない、育たない)
 ○体内での受精が難しい場合
 <費用>30~60万円程度
 
(3)「第三者の精子の提供」あるいは「第三者の卵子の提供」による体外受精
 第三者の精子あるいは卵子の提供を受けて体外で受精、培養させてから、受精卵を子宮内に注入する方法
 ↓適用されるケース
 ○提供を受けることのできる医学的な理由があるとき。
 ○人工授精、配偶者間の体外受精ともで妊娠できず、今後もその見込みがない場合
 ○つまり条件は厳しく、提供を受けることのできる医学的な理由が「なければならない」ともいえる
  →男性の場合(精子の提供を受ける場合)の条件
  →女性の場合(卵子の提供を受ける場合)の条件
--------------------

■問題点<1> 健康保険
妊娠・出産は「病気ではない」ため、通常は健康保険は適用外、全額自己負担となる。
ただし、妊娠・出産のトラブル、つまり「切迫流産」「切迫早産」「妊娠中毒症」「帝王切開」などの合併症になってしまった場合は、健康保険が適用される

しかし、不妊治療は妊娠・出産と同様、保険適用外である。上記を見てもらえばわかるだろうが、不妊夫婦は、治療のために莫大な金額を自己負担することになる――しかも、その一回一回の治療が成功するとは限らないのだ。
それにより、金銭面で治療を断念せざるを得ない夫婦が多いのは自明の理。

不妊症「症」という文字は、「病気」の性質や状態、症状を表すものなのでは?
ならば、不妊症の治療には、健康保険を適用させるべきだ。

ちなみに不妊とは異なる話だが、性同一性障害も、原因は「胎児期および生後1歳半くらいまでの間での性別獲得の時点で何らかの障害が起こった」という説が有力視されており、そのため、性同一障害者の性転換手術などへも健康保険が適用されるべきだと、わたしは考えている。

■問題点<2> 年齢制限
何年まえのことだったか、50~60代の夫婦が、(記憶が定かではなく申し訳ないのだけれども)海外で第三者の卵子の提供を受けて(……だったと思う。この一件、覚えている方いらしたら教えてください。ネットでも探しまわってみたのだけれど見つからなくて)帰国。生まれた子を実子として戸籍に入れようとしたところ、「夫婦が通常では妊娠可能な年齢だとは考えにくいため」として、役所に拒否をされ「養子」という形態をとるようにとのことで争っていたということがあった。

記憶が曖昧で、かつ続報も入手していないので、結果はわからないが、おそらく夫婦の望みどおりにはいかなかったのではないだろうか。

しかし、不妊治療の年齢的限界に関しては、高齢になるほど、母子ともに生命のリスクが高くなるという医学的根拠は納得できるものの、不妊医療がまだここまで進展していなかった時代に、不妊に悩み、治療法がないのならば仕方がないとあきらめてきた夫婦にとっては、あえてそのリスクを冒してでも、子どもがほしいと渇望しているのではないだろうか

ちなみに、2001年には、当時まだ日本では「体外受精夫婦間に限る」となっていたため、早くからさまざまな不妊治療が受け入れられていたカリフォルニア州に渡り、60歳の日本人女性が、卵子提供を受けて出産日本人女性としては最高齢の出産。また世界最高齢での出産は、2005年1月に体外受精による不妊治療によって出産した、ルーマニアのアドリアーナ・イリエスクさん、66歳3度目の体外受精による治療の末のことだったそうだ。

ところで、この年齢制限について、自然の摂理というものから、日本ではなにかガイドラインのようなものはあるのだろうか?

これについては、(3)「第三者の精子の提供」あるいは「第三者の卵子の提供」による体外受精場合の条件のひとつとなっている(「加齢により妊娠できない夫婦は対象とならない」)

しかしながら、「加齢により妊娠できない」ことの具体的な判定は、それぞれの医師の裁量とされているそうだ。

具体的な基準しては、自然閉経の平均年齢である50歳ぐらいを目安とし、それを超えて妊娠できない場合には「加齢により妊娠できない」とみなすこととする……そうだ。

ただし、こう述べる医師もいる――
日本の新生児のうち、65人に1人が、体外受精によって生まれており、2003年の1年間では体外受精児の出生が、過去最高の1万7400人に達したということが、日本産科婦人科学会(武谷雄二理事長)の調査で、2005年9月13日に明らかになった。

世界初の体外受精児は1978年にイギリスで誕生。日本国内では83年にはじめて東北大が成功した。以来、体外受精は年々増え続け、同学会が調査を始めた86年以来の累積出生数は計11万7589人となったという。

この結果について、調査を担当した医師は「治療1回あたりの妊娠率はそれほど向上しておらず、不妊患者の数が増えた結果だろう。安全に妊娠・出産できる年齢限界は35歳以下ということを認識してほしい」と、体外受精件数を引き上げている高齢出産の増加に警鐘を鳴らしている。

その一方で、妊娠するには「第三者からの卵子提供が必要」な不妊女性が、不妊治療施設全体の45%にものぼるという調査結果も、2005年1月に明らかにされている。

以上のことからすると、わが国での体外受精が受けられる年齢をはじめとした、もろもろの基準は非常に曖昧であるといわざるをえない。

■問題点<3> 第三者の卵子提供が禁じられてきたこと、現在も法律などによる裏づけがないこと
第三者の精子提供による人工授精は、日本でも50年以上前から実施されているが、卵子や受精卵の提供は日本産科婦人科学会によって禁止されていた。

不妊の原因の違いによって、対応が異なることについては、わたしは以前から問題視していた。
つまり、かつて家父長制の時代に「男女産み分け=女性に原因がある」として、男の子に恵まれない妻は「女腹」と蛇蝎のごとく忌み嫌われ、婚家を追い出されていたように(最近の研究で、生まれてくる子どもの性別は、男性の染色体によって決定付けられるという反証が得られている。当時の女性たちが不憫で仕方がないですね……)、「不妊=女性に原因がある」という固定観念から、精子バンクは容認し、卵子バンクは認めない、と。

1998年に長野県の医師が、近親者の卵子提供で体外受精を行い波紋を広げたのも、記憶に新しい。
大揉めの末、厚生労働省の審議会は、2003年になって、ようやく第三者からの卵子提供を条件付きで認めたが、法的裏付けとなる新法制定の見通しはいまも不透明である。

不妊に関しては、戸籍問題精子・卵子提供者の匿名性精子・卵子提供によって生まれた子どもの出自を知る権利事実婚の場合、そしてなによりも夫婦の合意や意思疎通、心身の限界の問題離婚問題などに発展する危険性を孕んでいる)などなど、ここだけでは、とてもではないけれど語りきれないたくさんの問題を含んでいます。

それらについても、おいおい書いていきたいと考えています。

本日のBGM♪ SYSTEM OF A DOWN / SYSTEM OF A DOWN
 やっぱりシステムは1stがイチバンだね。

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中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(6)【妊娠するということ】

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前回、わたしは「未婚の中高生である10代のあなたたちが、はじめてコンドームをつけずにセックスをしていいのは、結婚して子どもをつくるときだけ」とお話しましたね。

「なにを古臭いこといってんのォ?!」って思う子が多いことは承知の上です。

今日は「妊娠することとはどういうことなのか」をお話ししましょう。

わたしの友人に、中学卒業の時には、すでに妊娠していて、まわりの反対を「中絶するってことは、人ひとり殺すっていうことだから」と断固として押し切って、16歳で結婚、出産
そしてわずか1年足らずで、生後数ヶ月の息子を連れて、離婚をしてしまった子がいます。
離婚当時の彼女はというと、まだまだ遊びたい盛り。とてもじゃないけれど、母親になれるような子ではありませんでした。

案の定、彼女の息子は、彼女の母親にほとんど預けっぱなしで、自分は恋愛に車に遊びにと好きなことをし放題にしていました。息子が「お母さん」と呼ぶのは、事実上のおばあちゃんであって、本当のお母さんである彼女のことは、ずっと「ミキ」と、友だちのように名前で呼んでいました
そんな子も、いまは小学校6年生。
母親である彼女が落ち着いて、子どもを引き取ってきちんと育てられるようになったのは、つい最近のことです。つまり、その息子にとっては、10年以上ものあいだ、母親という存在が不在だったわけです。「ボクを産んでくれたのはミキ。だけど、ボクはお母さんといっしょに暮らすんだ」という理解でいたようです。
(「これまでさびしい思いをさせた分、たくさん愛してあげたい」といっています。実際10年以上の溝は埋められたのかどうか……)

その友人が、18歳くらいのときのことだったでしょうか。
当時付き合っていた彼とのセックスで、またしても妊娠をしてしまったことがあります。

さすがに今度は親に相談することもできず、わたしも相談を受け「自分の立場だったらどうする?」と聞かれたものの、ロクな返事を返すこともできず。
彼女は悩みに悩んだ末――……人工妊娠中絶(堕胎)することを決めました

中絶という選択肢をとった彼女は、こういっていました。
「中絶することに、女として怖いという気持ちがあるのはたしか……。
それに、おなかのなかの小さな命を奪ってしまうんだと思うと、気がおかしくなりそう……。
でも、子どもは産めばいいってものじゃない。産むという選択肢が、すべて正解だというわけじゃない。
――ってことが、ダイキ(16歳で産んだ長男)を産んでみてわかった」

人工妊娠中絶には、ふたつの方法があります。

●ひとつめは、まずラミナリアというの水分を含んで膨張する器具を子宮口に挿入し、丸一日ほど待って、子宮頸管を大きく開きます。これは、もともとは普段からぴったりと閉じている子宮口を無理矢理にすこしずつこじあけるわけですから、激痛がともなわないわけがありません
でも、手術はそれからで、ラミナリアを抜いて、麻酔を打ってから子宮内にあるもの……命ある胎児を掻爬(掻き出すこと)するのです。
掻爬というのは、医師からも見えない子宮内を専用器具で手探りで掻き出すため、一歩間違うと、子宮壁面などが傷つく恐れなどがあり、将来的に妊娠ができない状態になるリスクがあります。
なお、この方法が使えるのは、妊娠10週(3ヶ月)までです。
★重要★ 妊娠の週月は、最後の生理がはじまった日を1日目として数えます。そこを間違えないように! 「生理が遅れている」ことに気付いたころには、すでに妊娠2ヶ月目にさしかかっているくらいのところなのです。

●そして、もうひとつの方法。おなじように子宮頸管を広げた後に、子宮収縮剤を用いて人工的に陣痛を起こして娩出させるのです。赤ちゃんを産むのと、まったくおなじようにして、無理矢理に胎児を産み、殺すのです。もちろん、本当の出産とおなじ要領なのですから、麻酔なんて使いませんあなた自身、はっきりと意識のある状態で、死ぬためだけの命でしかなかった胎児を産み殺すのです
この方法は、妊娠21週(5ヶ月)まで胎児がもうしっかりと赤ちゃんのかたちに育って、ひとつめの掻爬手術では子宮内から胎児を出すことができないときに用いられる方法です。妊娠22週目以降の人工妊娠中絶は、母体保護法で禁じられています
まだ出産を経験したことのない女の子が、こんな経験をせざるをえないことの恐ろしさ――想像を絶するものがあるのではないでしょうか。

いずれにせよ、人工妊娠中絶する女性は、身体的にも、そして精神的にも、大きな大きなダメージを受けることに違いはありません

先述の友人も、中絶後には、身体的な痛みや出血に加え、中絶したことを思い起こしては大泣き、精神的な苦痛が続き、気の狂いそうな思いを長い長い月日にわたってしたそうです。

次に、わたしの中学校のひとつ年上の先輩の話をします。
彼女は、中学卒業後から、わたしが知っているだけでも、すくなくとも10回は中絶しており、うち3回ほどは、胎児が育った状態、それも妊娠7~8ヶ月、母体保護法(中絶のための法律)違反となる時期をすぎたころまでになっての中絶でした。もちろん、法律違反を犯す医師ですから、闇医者などと呼ばれるところでです。あと2~3ヶ月で生まれることもできる、いまですら未熟児として生きることもできるのに、もう性別や顔つきなんかもしっかりわかるというのに、出産とおなじことをしながら、生まれてくるのは、一瞬にして殺されてしまうだけのための命……

中学を卒業してから、毎年のように妊娠中絶を繰り返しているわけですから、相当に乱れまくった性生活を送っていることはいうまでもないでしょう。

彼女も、中絶したそのときだけは泣いたり反省したりするのです。
でも、舌の根も乾かぬうちに、またおなじことを繰り返してしまう

彼女は、実はジャパニーズコリアンであり、そして、祖母が母でもあるという複雑な家庭環境に育ちました。祖母が母でもある、というのは、祖母が離婚して再婚した男性と、戸籍上の娘にあたる、彼女の母が結ばれてしまったのです。

そういった複雑な家庭環境が背景にあるとはいえ、妊娠→中絶、妊娠→中絶……の繰り返しに、もう感覚が麻痺して慣れきってしまったのではないかと思います。

そんな彼女のことを、わたしたちは、こう見ています。
「彼女は、きっといざ本当に子どもがほしいとなったときに、産めないはずだ」と。

それから、今度はわたしの話をします。

「娘が大きくなってから、読んだときに悲しませるような文章は書かない」わたしにとって、本来ならば、これは書きたくないことなのですが……。

わたしは短大卒業時に妊娠していました。所謂『できちゃった結婚』ではなく、『つくっちまえ結婚』とわたしは呼んでいるのですが、でもいまの妊娠が先で結婚するカップルは、ほとんどが、『できちゃった』ではなく、『つくっちまえ』ですよね「子どもができたら結婚しようね」って

自分が踏んだ道なのでいえることでもあるのですが、男性の「子どもができたら結婚しようね」という約束を安易に信じてはいけません
だって、人柄としてはとても誠実でまじめだった彼が、「子どもができたら結婚しようね」と話していたのに、いざというときになったら、ご両親の反対もあって、「堕ろしてください、お願いします」と土下座したのですから。
「わたしの彼なら大丈夫、絶対にそんなことない」と思うかもしれないけれど、でもこういうパターンも往々にしてあることは、かならず心に留めておくべきです

一度はひとりで産んで育てる決心をし、「一生、ママのおっぱい吸うとれや」を彼への捨て台詞に、郷里である福岡に帰省しました。
でも、その後、ごたごたしながらも、わたしが妊娠7ヶ月を迎えたころに、ようやく入籍彼の実家で二世帯同居生活をスタートさせました。

しかし、このブログのプロフィールやこれらの日記(1 ・ 2)にも書いていますが、その後、わたしたちは離婚しています。そして、娘の親権・看護養育権ともに、彼のもとへ
母性神話に感化されたこの国では、覚悟はしていたことですが、やはり「なぜ連れて出なかったの?」と、よく聞かれます。さまざまな事情があるのですが、一言でいうとすれば「自信がなかった」……
もう3年も会わせてもらっていない娘のなかに、「ママ」の存在は残ってくれていて、娘から、元姑の手伝いあって、お手紙をもらったりしていました

娘は先月6歳の誕生日を迎え、来年は小学校入学を目前にしている矢先で、浅はかながら、淡い期待を抱いていたのです――「もうすぐ会えるときが、抱きしめて、キスしてあげられる日が」……と

しかし、元夫が再婚することとなり、淡い期待、浅はかな夢想は無残に崩れたのです。

――と、これまでの約8年間の日々を淡々と綴っているようですが、そこには、どれほどの傷みや苦悩、罪悪感、心の病などがあったことか……よその小さな子どもの泣き声が「どうして連れて行ってくれなかったの?」という娘の泣き声に聞こえた。「ママがいい!」と泣き叫ぶ娘をそれでも手放さなければならなかった、幼い娘に「ママといたい」というあたりまえの願望を我慢することまで覚えさせてしまった……でも、それは、わたしが甘受すべき罰であると受け止めています。
なによりも娘の幸せが一番大事で、娘が幸せならば、わたしはそれで……。

娘を婚家に残して出て行くとき、冒頭に書いた友人の言葉が、ふと頭をよぎりました。
「子どもは産めばいいってものじゃない」

――妊娠するということは、こういったことなのです。
  決して甘く考えないでください。
  命、を生み出すということなのです。

  「産まない」という選択肢を選ぶとき、
  あなたはひとつの命を消してしまうことになるのです。

  だからといって、「産む」という選択肢を選ぶには、
  あなたたちは、まだまだ若すぎるのではないでしょうか。

子どもは産めばいいってものでも、産まなければいいってものでもありません。
どうか安易に考えないで。ひとつの命なのですから。忘れないでください。

だから、「未婚の中高生である10代のあなたたちが、はじめてコンドームをつけずにセックスをしていいのは、結婚して子どもをつくるときだけ」なのです

よく「妊娠はお互い半々の責任だから」といいますが、こうして身をもって、不妊症になるリスクまで抱えて、傷ついていくのは、女性たちなのです。責任が半々だなんて冗談じゃありません!
また、わたしは、中絶せざるをえなかった女性の彼、男の子の方から、罪悪感に苦しみ悩んで相談を受けたことがあります。
友人が「なんでわたしが中絶するときにきてくれなかったの?!」と、彼氏に詰め寄る姿を見たこともあります。
「ひとの命を救う仕事がしたい」といっていた友人が、不倫に走り、一転して豹変、相手である既婚男性の子を妊娠しては中絶する……「だって仕方ないじゃない、結婚できないものは結婚できない。産めないものは産めないのだから」

妊娠にまつわる、たくさんの男女の涙を見てきました。
狂ったように泣き叫ぶ女性も。逃げ腰になる弱い男性も。

これを読んでくれた限り、あなたには、おなじあやまちを決してしてほしくないのです。

急ぐことなんてないよ。もっといっぱい遊んで、勉強して、恋をして、社会を知って……たくさんの経験をして、さて……と、ひと段落したときでいいじゃない。
きっと、あなたは、まだまだ母親になんてなれないよ。

いつか、母親になるときがきたら、そのときは、そのタイミングで、母親になれるようになっていますから……ね^^

本日のBGM♪ 40 oz.to freedom / SUBLIME

 

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「中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(5)【コンドームのこと.2】 」

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中高生のみなさんへ――学校では教えてくれない・はじめてのセックス(5)【コンドームのこと.2】

ご質問・ご相談はこちらまで⇒ 性と愛の質問・相談CAFE

「ねぇ、ナマでやろうよ」
 ――もし、彼があなたに、こうもちかけてきたら、あなたはなんと答えますか?

前回に続き、コンドームについて。避妊の話をしたいと思います。

結論から先にいいます。
10代のあなたたちに、コンドームを正しく使うこと以外の避妊方法はありません

「え~?! だって、ほかに避妊方法あるじゃん!」という子たちが大半だと思います。そのひとつひとつを挙げて、なぜ避妊方法として有効ではないのかをお話します。

①低容量ピル(経口避妊薬)
女性の排卵を止めてしまい、妊娠を避ける方法です。
しかし、女性として、身体がまだ発達段階にある途中のあなたたちに、ピルを使っての避妊をすることはできません。将来的に乳癌、子宮頸癌、子宮癌などに罹るリスクが高まります
なかには良心のない医師が、避妊目的でのピルを10代の子に処方することがあるかもしれませんが、それはあなたたちの将来を考えていない悪徳な医師と判断していいでしょう。事実、1970年代に10代の少女たちにピルの処方を解禁したアメリカでは、それから15~20年が経った後、少女だった子たちが20~30歳代になってから、彼女たちに乳癌が非常に多く発生しました。
また、ピルは女性ホルモンを調整するものですから、たとえば飲み忘れを一度でもしてしまうと、ホルモンバランスがぐちゃぐちゃに崩れ、いきなり大量出血してしまうといったことも起きます。

②オギノ式
基礎体温をつけて、排卵日を観察し、その前後のセックスを避けるという方法ですが、これは、すでに「大人の女性にすら、排卵の周期の不安定があり、避妊方法とはいえない」といわれています
ましてや、ホルモンや排卵のリズムの安定していない10代のあなたたちにとって、避妊方法になるわけがありません

③ペッサリー
「女の子のコンドーム」といわれますが、プラスチック製の薄い膜でできています。それを子宮頸口にかぶせてフタをし、子宮内への精子の進入を防ぐというものですが、まず医師にに子宮口の大きさを測ってもらい、そして自分に合ったペッサリーを選んで使用することになります。
また、ペッサリーの装着は、経験豊富な女性であっても難しく、避妊法としては、かなり失敗率が高いです。
それに、前回、ご紹介しましたものをはじめとした、さまざまな性感染症の予防にはなりません。

④外用避妊薬(避妊溶剤)
殺精子剤などと通称され、女性の膣内に挿入し、精子を殺してしまう薬剤です。
避妊薬(避妊溶剤)は、薬を正しい位置に挿入するのが難しいことセックスの時間が長くなると薬剤の効果が消失してしまうことなどのため、これも避妊法としては失敗率が非常に高いものです。
また、これも③のペッサリーと同様、性感染症の予防にはなりません

⑤膣外射精
外出しなどと通称され、コンドームをつけずにセックスをして、射精寸前にペニスを抜いて、膣外射精するという方法。これは避妊の方法として、本来ならば、ここに並べてはいけないものです。それくらい、無意味なことなのです。精液のまえにじわじわとにじみ出てくる、通称がまん汁ですか、カウパー腺分泌液にも精子は含まれています
「でも、そんなので妊娠するなんて宝くじモノの確率でしょ」などと思わないように。当たりたい一億円ほど当たらず、当たりたくない妊娠ほど当たるものです。
また、男の子のなかには「外出しができる」ことをなにか自分のひとつのテクニックのように誇らしげにしているひともいますが、そんなもの、自慢できるものでもなんでもありません。いかに自分が無防備でだらしのない、動物的、野生的で、そしてひとへの思いやりや良識に欠けた人間であるかを口外してまわっているようなものです。そんな姿は、すくなくとも、わたしにとってはかっこわるく映りますね、確実に。恥を知りなさい慣れによる油断で失敗してしまうこともないとは断言しきれないはず。それに性感染症は?
女の子も、安易な気持ちで、決して、そんな誘い文句に乗ってはいけません

その他、IUD(避妊具)などがありますが、これは経産婦のような年齢のそれなりになった女性にしか使えないものなので、ここでは触れません。

いかがですか?
冒頭で、わたしが「10代のあなたたちにとって、コンドーム以外の避妊方法はありません」と断言した理由をわかっていただけましたか?

それに、上記でも性感染症のリスクについて触れましたが、男女の身体の構造上、HIVをはじめ、性感染症の罹患率は、圧倒的に男性より女性の方が高いのです。体外性器と体内性器の差ですね。その差、なんとHIVですら10倍といいます。HIVは感染率は、ほかの性感染症に比べれば、断然に低いですから、そう考えると、とても恐ろしいことですねHIVよりも怖いといっても過言ではない性感染症もあるわけですから。

いま、「じゃあ、俺、大丈夫じゃーん。安心じゃーん」と思った男の子。相手の彼女のことはどこへ? 相手のことを考えずに、自分の保身にばかり走るということは、その子はあなたにとって大切なひとではないのかな? あなたには、彼女の身体へのいたわりの気持ちはないのですか? それって、恋愛と錯覚しているただの恋愛ゲームにすぎませんよ。

また、セックスの経験人数をそのまま直接自分がセックスしたひとのみで数えていませんか? 実は、それは大きな間違いセックスの経験人数の正しい数え方を教えておきましょう。たとえ、自分がはじめてでも、相手がひとりだけと経験したことがあったとしたら、その経験した相手のセックスした人数、またそれらのひとたちのセックスした人数……と枝葉のように広がっていくものなのです。
そう考えると、とっても怖くありませんか?

なお、性感染症には、前回挙げた以外にも、ものすごくたくさんの種類があります。
ある産婦人科医の方を取材した際、話題に上がったことなのですが、「10代の患者には、ネットなどの情報で誤った自己診断してしまう子が多い」そうです。とても危険です。ちょっとでもおかしいな?なんか普段と違うな?と思ったら、きちんと専門医に診てもらいましょう

でも、自覚症状のない性感染症も、大変多くありますから、定期的に診てもらうことをおすすめします。

「マイ・産婦人科」をもっておくといいですね。ちょっとふらっと寄ってみたよってくらいの感覚で気軽に足を運べるような産婦人科
少子化のいま、廃業される産婦人科も多く、病院選びもなかなか大変ですが、女医さんがいいとか、夜遅くまでやっているところがいいとか、自分の条件にあった病院を選びましょう。
でも、女医さんにだって無神経なひとはいるし、最初の病院であいそうだったらラッキーだし、あわなかったら、また別の病院を試してみてたった一度、偶然あわない医師に出会ってしまったからといって、病院探しをやめることはしないでほしいなと思います。

 もっと気軽に――産婦人科へ行こう!! p(^o^)q

ちなみに、親に保険証を借りていく理由を聞かれたら、「生理不順で……」とか「生理痛がひどいの」とかってごまかしちゃえばいいんです!(笑)
もちろん、本当の理由をいって話し合えるのにに超したことはありませんけどね^^

「ねぇ、ナマでやろうよ」「生理中にやろうよ」
 ――もし、彼があなたにそういってきても、はっきりと(でも、言葉としては、このブログに書いてあることをやんわりとした言葉で説明してあげてね)断ることのできる女性になってほしいです。
彼に嫌われるかも」「浮気されるかも」……その不安な気持ちは、わたしも女性ですから、よくわかります
でも、やはりきちんと断るということも覚えた女性の方が、「彼に嫌われるかも」「浮気されるかも」と怯える女性なんかより、ずっとずっと堂々としてかっこよくて魅力的です。「そんなことすら理解してくれない男なら、こっちから願い下げよ」ってね。大丈夫、世のなか、男なんてたくさんいるんだから!(笑)

それから、男の子に。
前述のように、女の子はセックスを断ることに罪悪感や怯えに似た気持ちを抱きがちです。間違っても、彼女のそんな心理を悪用してセックスをしようとなんてしないで。セックスで快感を得たいのは十分にわかりますし、セックスを断られることでプライドが傷つくことがあるのもよくわかります。
でも、考えてみてください。
あなたは彼女とセックスでしかつながっていないのですか? 彼女を好きなのではなく、セックスが好きで、セックスをしたいだけなのですか?  それが、あなたにとっての恋愛なのですか? あなたのプライドは、たかがセックスひとつくらいで傷つくほど弱いものなのですか? あなたには、ほかに誇れるものがあるでしょう?

いざというときになって、女の子から「コンドームをつけて」とお願いはしにくいもの。それでも率先してコンドームをつけるように積極的に女の子から彼に働きかけてほしいとも思うし、また彼の側でも自主的にコンドームをつけるようにしてほしい

コンドームとセックスは常にセットで考えて。コンドームがなければ、絶対にセックスをしないで!コンビニに走ればすぐでしょ?
コンドームあってのセックスだってこと、もう一度、ふたりでよく考え直してみてください得られる快感がコンドームで違うのなら、自分たちに一番合う、コンドームをふたりで探して買いに行けばいいじゃない?

あ、あと、ちなみにちなむと、ラブホテルのコンドームは使わないように! いたずらで穴をあけていくひとがいるので。ラブホテルにもコンドーム持参でね♪^^;

最後に――
 あなたたちが、はじめてコンドームをつけずにセックスをしていいのは、結婚して子どもをつくるときそれだけなのです。忘れないでください。

でないと、確実に前回書いたわたしの二の舞ですよ。

本日のBGM♪BABYLON/SADS
意外な一面を見せてしまってごめん(笑)←だれに?(笑)
実は……実は……、むかしモロ好みだったの、
清春学生時代に黒夢のカヴァーバンドやったなんて口がさけてもいえないけれど、でも後期というか解散直前の黒夢のドラムはツーバスがとってもおもしろくって、楽しみながら叩けましたよ~^^

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