カテゴリー「●男女観」の6件の記事

★テレビ出演します! 「DV加害女性の心理」について★

テレビtvの取材を受けました。
「DV加害女性の心理」について
みっちりお話させていただきました(3時間ロケsweat01)。

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どんなふうに編集してくださるか、
どれくらい使われるかはわかりませんが、
語れることは語らせていただいたかな。

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今回、大川内はDVの加害経験被害経験もあり、
DVについて研究を重ねている女性として出ています。

加害経験があることはすでにカミングアウト済みですが、
あらためてテレビという媒体で語ることで
ご批判を受ける部分もあるであろうことは覚悟の上です。

それでも伝えなければならない
――そんな社会的使命感がこの胸にあるから。

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放送日時は以下のとおりです。お見逃しなく!(笑)
 6月6日(金)24:40~ TBS「R30」
 オーバー30のための“人生情報バラエティ=LIFEエンターテイメント”番組です

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【関連記事】わたしの基本的なDV観はこちらをご参照ください。
「逆DV」
ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者は女性だけではない。
新婚夫婦に潜むDV ~携帯わいせつ画像で口論、新婚の妻絞殺容疑の夫逮捕
「デートDV」とは &DV被害者・加害者に経験者のわたしが勧める解決のヒント
セックスレスというDV(1)――セックスレスの心理学(2)
セックスレスというDV(2)――セックスレスの心理学(3)

大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://okawauchimari.net/

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■【相談所】セックスセラピー/セックスカウンセリング相談所開設のお知らせ■

これまでメール掲示板で承っておりました
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みなさまのご希望にお答えして、

このたび対面で実際にお会いしての
ご相談
もお受けすることといたしました。

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まずはカップルでのご相談、あるいは女性の方のみに
限らせていただきますこと、ご了承くださいませ。


カウンセラー:大川内麻里(おおかわうちまり)
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2005年より累計1000件のネットカウンセリングを行う。
心理学をベースにした手法+実践的アドバイスにより、
クライアントの抱えている問題を解決へと導く。

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○料金:
学生6,000円/1回90分
女性8,000円/1回90分
カップル13,000円/1回90分

○申し込み方法

まずはこちらのメールフォームに下記の必要事項をお書き添えの上、
メールをお送りください。
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性・セックスにまつわる悩みは恥ずかしいことでもなんでもありません。
あなたの悩んでいることは、とっても大切なこと。

大切に受け止めますから、
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新婚夫婦に潜むDV ~携帯わいせつ画像で口論、新婚の妻絞殺容疑の夫逮捕

 

 一部報道によれば、夫は「普段から妻に暴力を振るわれていた」「人を殺すことはいけないことだが、妻は殺さざるを得なかった」「妻に、自分の家族や友人に危害を加えると言われた」と供述しているとされています。


 もちろん、これだけでは事の真偽は判断できず、今後、慎重な捜査により、妻から夫への暴力が事実であったかどうか、明かされていくことでしょう。


 ただ、わたしとしては、以前から論じているように

「DVの被害者=女性、加害者=男性
 であるとは限らない。

 女性から男性への暴力も、実際にある。

 そして、特に、男性が被害者である場合、
 男性の“あるべき像”に縛られ、
 被害者が周囲へ救済を求めにくい」


 ということを強調しておきたいと思います。


 いまのDV防止法は、「被害者が女性である」という前提に立ってつくられたもので、内容も(たとえ前提の問題点を別にしたとしても)不十分すぎると考えます。


 また、自分の体験からも言えることですが、DVの影には精神疾患が潜んでいる場合もおおいにあるので、精神医療によるDV家庭へのサポートも、より望まれるものと考えています。


 殺害された方のご冥福をお祈りするとともに、このご夫婦と、家族やご友人、まわりの方々のため、お二人のあいだにいったいなにがあったのか、一刻も早い事実の解明を望みます。


【関連記事】
性犯罪、DV(ドメスティックバイオレンス)、PTSD……傷ついた方たちへ
ドメスティック・バイオレンス(DV)の被害者は女性だけではない。
「逆DV」


携帯わいせつ画像で口論、新婚の妻絞殺容疑の34歳逮捕
5月7日11時34分配信 読売新聞
 警視庁町田署は7日、東京都町田市森野2、会社員川上仁志容疑者(34)を殺人未遂の疑いで緊急逮捕した。
 調べによると、川上容疑者は6日午後9時から同10時ごろの間、自宅マンションの一室で、妻の和子さん(28)の首を両手で絞めた疑い。和子さんは7日未明、死亡が確認されたため、同署は容疑を殺人に切り替えて調べる。死因は窒息死。
 川上容疑者は、携帯電話に保存していたわいせつ画像を和子さんに発見され、口論になったという。2人は、今年2月に結婚したばかりだった。
 川上容疑者から「妻を殺した」と携帯電話で連絡を受けた神奈川県内の友人が7日午前0時過ぎ、交番に駆け込んだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070507-00000302-yom-soci


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※参考

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「赤ちゃんポスト」という“通称”に踊らされないでください。事の本質が見えなくなってしまう危険性があります。

 

「赤ちゃんポスト」というのは、あくまでも報道機関が呼称しているだけであって、正式名称は「こうのとりのゆりかご」です。

 この「赤ちゃんポスト」という通称が与えるイメージだけが先行してしまい、「赤ちゃんを物として扱うなんて」と、事の本質には遠く及ばないところで、論議や国民感情が沸騰してしまっているようですが、本質はそこにはありません


「こうのとりのゆりかご」は、病院の壁に設置された扉から、なかに置かれたベッドに赤ちゃんを預ける仕組みで、職員が24時間態勢で待機し、すぐに赤ちゃんを保護します。

 あるジャーナリストの方がおっしゃっていました。
「赤ちゃんポストには反対しない。善意でやっていることもわかる。
 でもやるのならば、なぜ人ひとりいて、直接お母さんと対面しない? 人が窓口とならない?
 人と顔をあわせれば、考え直す人もいるかもしれない。
 あの考え方自体には反対しないが、あれをポストにした時点でアウトだ」

 しかし、わたしは
「いや、そういった状況にある人というのは、人と顔をあわせることができない人が多いのではないか。そこまでの事情があったり、そこまで追い詰められた状況だったりするのではないか。
 だから、匿名・非対面式にする意義はある
 と考えます。


 もちろん、赤ちゃんに罪はない。
 親の事情がどうであろうと、赤ちゃんには罪はありません
 赤ちゃんは親を選べません

 しかし、だからこそ、親が育てることに限界がある場合、公共の力でもって、その限界を超えたところをフォローアップすることが必要だと思うのです。

 完璧な親などいないのですから、「理想」を社会が押し付けてはいけないのです。
 その重圧は、親たち(こと母親)に重く重く圧しかかります


母性神話」というものがあります。
すべての女性には生来的に母性本能が備わっている」「女性は母親になったら、母性本能をもって、子どもを無条件に愛するもの」などという「社会的な思い込み」です。

 この思い込みがあるせいで、「いい母親でいなきゃ」というプレッシャーに苦しみ、理想どおりにいかない育児の現実に、「自分はだめな母親だ」と自責の念に駆られたり、ストレスを抱え込んだり、悩んだりしている女性が非常に多いのです。

 母性神話についてはかねてからこのブログでも書こうと思っていたので、事例など詳しくは、また別の機会に書きますが、これは非常に根深い問題で、虐待や子殺しなど、深刻な事態の一因となっています。


 育児は、そうそう思いどおりにいくものではありません。

 また「産後うつ」というものがありますが、これは精神論で解決したり、予防したりできるものではありません
 というのは、妊娠中や産後は、女性の身体のなかでは、ホルモンが大きく変動します。その影響は体臭が急に変わったり、体毛がいきなり濃くなったかと思ったら抜けてしまったりと、驚くほど大きなものです。

 そして、ホルモンの変動は、女性の情緒面にも大きく干渉するのです。

 ですから、産後うつをはじめとした母親の精神的な問題は、「身体的なこと」が要因となっているわけで、そう簡単なメカニズムでなっているものではない、したがって解決も決して容易なことではないのです。


 そんな時期に、母親を「母性神話」で縛って責めるのは、あまりにも酷です。
 まわりが責めなくても、母親は責められるとかんじてしまう
 それは「母性神話」が、あまりにも根強く広く社会に浸透してしまっているからです。
 それこそが「母性神話」による母親への拘束なのです。


 あくまでも一例ですが、こういった背景があって、虐待死や子殺しがあるわけで、それを食い止めようと、通称「赤ちゃんポスト」こと「こうのとりのゆりかご」が設置されたのです。


 ですから、「赤ちゃんポスト」こと「こうのとりのゆりかご」の是非を問うことよりも、なぜこれが設置されなければならなかったのか、「赤ちゃんポスト」こと「こうのとりのゆりかご」が設置されるに至った社会的背景こそをどうにかするべきなのです。


 また、どうしてもというときには、逃げ道がある。
 そのこと自体が、親を楽にすることもあります。
「こうのとりのゆりかご」を実際に利用する・しないは別にしても、「そういった場所がある」という現実が、親を支えることもあれば、また「そこに子どもを預けるようなことにはしたくない」と、親の励みになることもあるかもしれないのです。


 一方で、子どもをほしくても授かることのできない夫婦もいるのです。
 そういった方々が「親になる権利」を享受するために、養子縁組という選択肢が、もっと一般的なこととして、前向きに選ばれていく社会にしていくべきです。


 育児、家事、仕事、生活のすべてを夫婦で協力しあっていますか?
 パートナーは負担をかんじていない、と断言できますか?
 避妊は完璧にしていますか?
 避妊には100%というものはなく、セックスをする限り、かならず妊娠の可能性はつきまといます。
 それでも、自分には望まない妊娠をするリスクはない、と言い切ろうとしますか?


【関連記事】
世論はこうして作られてゆく―「赤ちゃんポスト」という“通称”の罪。ないがしろにされる「こうのとりのゆりかご」の本質論
「こうのとりのゆりかご(俗称:赤ちゃんポスト)」に預けられた子のその後を考える(1)~養子縁組と里親制度


* 大川内 麻里のサイト OkawauhiMari.net
http://www.okawauchimari.net/


*参考

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同時に改正すべき問題があるのでは? 「女性の“再婚”も、離婚後6ヶ月間できません」―離婚後300日以内出産規定

 

 現行法では、男性は離婚後すぐに再婚できますが、女性には6ヶ月間つまり180日以内の再婚は認められていません

 理由は、まさに件の民法で、離婚後300日以内に生まれた子ども=前の夫とのあいだの子とされることに由来しています。
 子どもが後の夫とのあいだの子とされるのは、婚姻から200日以降に生まれた場合です。
 もしも婚姻200日よりあとで、かつ、離婚後300日以内に子どもが生まれてしまった場合
 そうなると民法の定めるところでは、元夫・現夫、どちらの子か推定できなくなる、と。
(すると、相続の問題なども生じます)

 よって、このような状態を避けるため、女性には6ヶ月間の「再婚禁止期間」が設けられています。

 ただし、「法律上の父」の推定が重複する恐れのない以下の場合は、例外として、離婚後6ヶ月以内でも再婚することができます。
・離婚前にすでに妊娠していて、出産後に再婚(出産当日から可)
・前夫との再婚
・高齢で妊娠できる可能性がない
・不妊手術を受けており、妊娠できない(医師の診断書と証明書が必要)
・夫の生死が3年以上不明で、裁判により離婚を認める判決を得ている

 わたしは区別をも差別だと混同して論じる人間ではありませんので、自分が離婚したときも(再婚はいまだしていませんが)、「これは女性という性をもって生まれた者として受け容れること」と、当然こととして受け容れました。

 しかし、それはわたしの離婚が、たまたま複雑化したり、長期化したりしなかったから問題がなかった、というだけのこと。
 これが、今回の動きのきっかけとなった横浜市の夫妻のような場合だったら。
 たとえば、離婚問題が長期化して、事実上婚姻関係が破綻していたにもかかわらず、離婚届の提出がままならないだけなど、紙切れ一枚の話、といった場合だったら。


 離婚後300日以内に生まれた子どもが前夫の子となるという民法の規定について、安倍総理は「見直しの要否を含めて慎重に検討する」と述べたそうです。

 婚姻形態、親子、家族のあり方は多様化しています。
 その一方で、婚外子、またその母に対する差別の目は依然としてあります。そういった方々にとって、生きづらい社会なのです。
それでいて少子化だなんだと、まったくナンセンスな話です)

 子どもが幸せに育つための環境、育てるための環境を見直すべきときにきているのではないでしょうか。

 最後に、念のためですが、離婚と、俗に言う不貞を助長する目的で述べているものではないことを付記しておきます。

 生まれてくる子どもたちの幸せを願って。
 生きにくいひとたちが、生きやすい社会へ。


* 大川内 麻里のサイト:OkawauchiMari.net
http://www.okawauchimari.net/



※参考:

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本当に「健全」な男女の「性のあり方」とは?<風俗案内所規制の条例案・警視庁

久々の更新ゴメンナサイアレルギーで入院しておりました。詳しくはココ
さて、そんなこんなで、やや遅ればせながら、今日は下記の記事から。

■風俗案内所規制の条例案・警視庁
 繁華街で増えた性風俗店などの案内所が健全な街づくりに悪影響を及ぼしているとして、警視庁は案内所の公安委員会への届け出などを義務づける条例案を来年2月の東京都議会に提出する方針を決めた。来年夏の施行をめざす。同様の条例は大阪府で来年2月施行予定で、成立すれば全国で2番目。

 警視庁によると、今年4月施行の改正迷惑防止条例で性風俗店の客引き行為が禁止された影響で、都内の風俗案内所は昨年末の82カ所から今年10月末には114カ所に増加したが、案内所を規制する条例はなかった。 (16:00)
Sat, 19 Nov 2005 16:00:00 日本経済新聞社

んーーー、石原都政になって以来、こういったことが相次いでいますね。
石原都知事は「健全、健全」と、この言葉を振りかざしていますが、わたしには、単なる小手先の「対策」にすぎず、目的と対策が乖離しているとしか思えないんですよ。決して「健全な対策」などと呼べる代物ではない
そういったことがなぜ起きるかというと、物事の原因と現状の分析が浅いからなのではないでしょうか?

ちなみに、最近小学生が犠牲になる言いえぬほどの事件が相次いでいることから、無作為に抽出した一般市民へ、それに関するアンケートをとったところ、こういった事件への対策としてなにが適切かという質問で、もっとも多かったのはなんだったと思います? 「ポルノ雑誌やWEBサイトへの規制」でした。2位に「刑罰を重くする」、3位に「前科者の情報開示」
しかし、わたしは「被害者が出てからでは遅い。迅速かつ的確な取り組みを! 幼児ポルノおとり書類送検の先にあるもの<子ども条例初適用:無職の男を書類送検 奈良県警」(3)禁じられるほど高まる抑圧された願望にも書いたとおり、「ポルノ雑誌やWEBサイトへの規制」「前科者の情報開示」は諸刃の剣でもあり、反対ではありませんが、諸手を挙げて賛成という気持ちにはなれません。前者は特に短絡的で、性犯罪の原因の本質が見えていないように感じます。

さて、話を石原都政に戻します。

話をスムーズに進めるため、確率での判断で、男性のみなさまには大変申し訳ないのですが、性犯罪が主に成人男性によって行なわれることを、ここでは前提としておきます(もちろん、男性が被害者になることもあり、わたしは決して「性犯罪者=成人男性」と決めつけるような考えは毛頭もちあわせておりませんこと、ご了承くださいませ)。また少女売買春も一部含みながらお話します。

成人男性による性犯罪。少女売春に代表される、若年層(特に少女)の性の乱れ。
ここでの因子としては、大別して、下記のふたつが挙げられます。
(1)女性に対して屈折した欲望をもつ男性
(2)自らを大切にせず、安易にお金と替えてしまう少女

わたしからすると、両者は根底にあるものが、すごく似ているように見えるんですね。
では、いったいなにが似ていると見えるのか。主として、以下の2点です。

〈A〉「誤った男性性・女性性(※ジェンダー・アイデンティティー)に基づいた自信を追求していっているがゆえ、ジェンダー・アイデンティティーの危機にさらされていること」
〈B〉「愛のカタチとしての性知識の欠如」

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まず、〈A〉「誤った男性性・女性性(ジェンダー・アイデンティティ)に基づいた自信を追求していっているがゆえ、ジェンダー・アイデンティティーの危機にさらされていること」について。
ジェンダーとは身体の性別=セックスに対して、環境などによって後天的に形作られた社会的な性別を指します。つまり、ジェンダー・アイデンティティとは、個人が自分自身に対して「男らしさ」「女らしさ」を定義した上で、男性として、女性として、自分のあるべき姿はこうだと抱いている固定観念のことです)

日本の「らしさ」の観念は、いままさに過渡期にあります
キャリア女性に専業主夫女性上司に男性部下。しかし、そういった男女の生き方、スタイルは、まだまだ社会に受け入れられ、浸透しているとは言い難いでしょう。
しかし、かつては「専業主婦」という言葉すらなかったくらい、女性は結婚後は家庭に入ることが当たり前だった時代もありました。当たり前すぎて「専業」もなにもなかったんですね。
かといって、先述のように、キャリア女性、専業主夫などが、スタンダードになっているわけではない
よって、いまはやはり男女観の過渡期といえるでしょう。

以下、「レイプ加害男性の心理」に書いたこととも、多少重複しますが、わたしたちは、子どものころから、「男性は女性より優位で、女性を守る存在でなければならない」「女性は男性に加護されなければ生きていけない、弱くて男性から受身で愛される存在でなければならない」といった男女観を後天的に刷り込まれています
あくまで「後天的」と書いたのは、一家の母を家長とし、女性・妻・母が狩猟に出て、男性・夫・父が、家事や育児を担うという民族も存在するからです)

「男性は女性より優位で、女性を守る存在でなければならない」「女性は男性に加護されなければ生きていけない、弱くて男性から受身で愛される存在でなければならない」という誤った、本来の男女のあるべき姿として望ましくない男女観――これは、あくまでも、わたしが男女の先天的な性差に基づく、向き不向きやできることできないこと、強み弱みなどは事実としてあることを決して否定はせず、また権利のみを主張して義務をなおざりにするようなことはいけない(ここまであたりが、ほかのフェミニストの方々とは、考えが異なるところかも)それらの事実を踏まえた上で、男女は人間同士としてフェアであるべきだと考えていることに立脚しているからですが――そういった望ましくない、誤った男女観に基づいて、「男らしくあろう」「女らしくあろう」とすると、いまの社会ではうまくいかない。どこかしらに歪みや摩擦が生じてしまいます

そうすると、どうなるでしょうか。
自らの男性性、女性性への自信を喪失し、ジェンダー・アイデンティティーの危機にさらされてしまうひとたちも少なくはないでしょう。

それが行動として表出するのが、下記だと考えます。
---------
●男性の場合・・・同年代の女性に脅威を感じて、(それこそ)“健全な”交際ができなくなり、女性を暴力的にねじ伏せるレイプモノのポルノなどに傾倒。性風俗はお金の授受を介することで、男性が優位になれる場所。やがて対象は、より弱者である幼児・学童に向けられ、そういったポルノに手を出す。そして、ひいては性犯罪を実行する者も――。

●女性の場合・・・「わたしってなに?」誰かに求められたい、そうすることで、自分の存在価値を確かめたい。たとえ、それが見知らぬ男性の性欲というかたちであっても……所謂売春や性的逸脱行為である。この心理を実に見事に描き出しているのが、村上龍先生の小説『ラブ&ポップ――トパーズ2』ですね。また売春予備軍の多さは、97年3月に起きた「東電OL殺人事件」への注目度と、この事件を追った佐野真一氏ルポの売れ行きに顕著です。ただし、わたしは風俗などで働く女性が言いがちな「自分たちのように、こうやって身体を売っている女性がいることが、性犯罪の抑止力となっているのだ」という主張には共感も賛同もできません。
---------

だから、そういった男女観は、思い切って捨ててしまってほしい
そのような、とてもではないけれど、望ましい、正しいとは言い難いような男女観に縛られて、それで自らの男性性・女性性への自信を喪失してしまうなんてもったいないことです。
ましてや、それを遠因として、性犯罪や売買春に走ってしまうなんて……なんの罪もない方々や子どもたちが犠牲になっていくなんて。

******************************

次に
〈B〉「愛のカタチとしての性知識の欠如」について。

これは性教育の問題ですね。
性教育については、このブログでも連載しましたが、わたしの時代もそうでしたが、いまだに正しく望ましい性教育が、学校でも家庭でもほとんど行なわれていない実情に愕然としました。
わたしの世代も、性に関することは「恥ずかしいこと」として、タブーですらあるかのように隠匿されていました。そして正しい情報がないだけに、興味本位で誤ったセックスに及び、傷ついていく男女も見てきました。
親も教師もそういった性教育しか受けずに育ってきて、今度は自分が子どもたちに教える立場になってしまったものだから、やはり自分たちの受けた性教育と同様の感覚で、性教育と真正面から向き合うことから逃げ、その素晴らしさを伝えることができずにいるんですね。その事情はよくわかります。

しかしながら、否、だからこそかな、雑誌や漫画、インターネットの悪影響が……と危惧し、これらも小手先で規制していく

……違うでしょう? まったく無関係とまでは断言しませんが、すくなくとも、問題の本質は、そこからは見つからないでしょう。

親、教師がいますべきこと。子どもたちが、そういった誤った情報に触れるまえに、適切な性教育をしておけばいいんですよ。そして、誤りかそうでないかを自己判断できるだけの力を身につけさせておけばいいんです。

たしかに、雑誌や漫画、インターネットなどに、危険な悪しき情報が氾濫しているのは事実です。しかし、単純に規制するだけで事は済むでしょうか? わたしはそうは思いません。

対抗するとすれば、その悪しき情報に勝る、わかりやすくて、思いやりややさしさ、温かさにあふれる性教育。セックスは愛のひとつのカタチであるという悦び。男女の身体の仕組みと第二次性徴、セックスから妊娠、出産の素晴らしさなど……を、子どもたちと真正面から向き合って伝えていくことです。

そして、これは、わたしが伝えていきたい、そしてこのブログでも実践している性教育でもあります
「インターネットなどに、危険な悪しき情報が氾濫しているのは事実。ならば対抗策として、インターネットを通して、実体験を交えながらわかりやすく、読者の目線に合わせて、“相手への思いやりややさしさ、温もり、愛のこもったセックスの悦びや素晴らしさ”を伝えていけばいいじゃん!」と。

おかげさまで、拙文を読んで「意識が変わった」といってくれるなどの反響も多く、うれしい限りです^^みんな、ありがとうね~☆このブログの読者であるみなさんの存在が、わたしの原動力です! ほんの一言でいいんですどんなことでもいいんです。もしなにかを感じてもらえたら、ちょっとでも聞かせてもらえるとうれしくて、ますます頑張っちゃいますので、よろしくですっ♪(笑)

やや話がそれましたが、石原都政下では、障害児、障害者への性教育を阻害するにしかすぎないこんなこと(「障害児、障害者への性教育」)までもが行なわれています。これは、養護学校だけではなく、公立の小・中学校にも、同様の性教育の方法への圧力がかけられています。

******************************

冒頭に下記のように書きましたが、
んーーー、石原都政になって以来、こういったことが相次いでいますね。
石原都知事は「健全、健全」と、この言葉を振りかざしていますが、わたしには、単なる小手先だけの「対策」にすぎず、目的と対策が乖離しているとしか思えないんですよ。決して「健全な対策」などと呼べる代物ではない。
そういったことがなぜ起きるかというと、物事の原因と現状の分析が浅いからなのではないでしょうか?

以上が、わたしの考える原因と現状の分析の一部です(他の側面から考察することもできるので、「一部」としておきます)。

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対策としては、わたしが石原氏の立場にあるとすれば、まず

■性教育に模型を使用することを公立校、養護学校ともに解禁する
■小中学校の現役教諭と親に性教育の仕方を徹底指導
■これから教職を目指すひとたちのために、教員採用試験や教育実習に性教育のプログラムを取り入れる
■企業にも協力を求めて、ビジネスパーソンへの性教育も行なう

 ⇒家庭と教育現場、地域や企業にに向けて性教育を行なう。なにせ、彼らの受けてきた性教育は前時代的なクローズドなもの。まずは彼ら自身に性教育をしなおす必要性がある。父兄の理解を得るのは難しいだろうが、これは大事な大事なこと。
 セックスは恥ずかしいことなどではなく、素晴らしいものであること。だから、わが子へもオープンな性教育を行なうべきだということを教える。性に関する情報がブラックボックスに密閉されて未知なものであるため、好奇心で安易なセックスに走ってしまう子どもたちの存在もある。くさいものには蓋では、むしろ逆効果で、ともすれば、性的逸脱行為を助長するだけだ。
 また、親や教師が抱いている幻想と、現代の中高生の性の実態との乖離を理解させなければならない。「ウチの子だけは大丈夫」は、もう通用しないという現実。かといって、正しい性知識に基づいてのセックスならば、頭ごなしに否定することはない(ただし、発癌率からすると、やはりはじめてのセックスは、18歳以上になってからが望ましくはありますが)。

そして、ここからは法案レベルの話になりますが

■当然ながら、性犯罪や買春の刑罰を重くすること
■買春者だけではなく、かつてのように、売春者も罰するというか、しかるべき施設で更正を目指す
■性犯罪者の更生プログラムの見直し

 ⇒彼らが従来の男性性にこだわることなく、ひとりの人間として自分に自信をもつことができるように
■消費税や嗜好品類の税率を引き上げるくらいなら、いっそのこと、「ポルノ税」でも導入してみますか、イタリアみたいに(もう制定・施行されているんだっけ? 起案だけだっけ??)

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[  結 論  ]
石原都政下では、「健全」な男女の「性のあり方」は、到底望めないでしょう。
わたしはわたし個人で動きますよりよい男女のあり方を目指して賛同してくださる方がいらしたら、ぜひメールしてください!

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【関連記事】
「障害児、障害者への性教育」
「性教育や初期の性体験がひとに与える影響」
「レイプ加害男性の心理」

本日のBGM♪ REIGN IN BLOOD / SLAYER
もちろん、退院早々、いきなりコレっきゃないでしょ(笑)なスラッシュメタルの教科書。しかし、彼らのライヴDVDはすごかった……すごすぎた……だって、まじで降り注ぐ血ノリのなかでプレイしているんだもの!(爆)

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